人気観光地の「鎌倉」、政令指定都市の「横浜」、東京都心、千葉県の「成田空港」といった東京近郊の主要地を結ぶ路線です。東京駅を境に路線名が変わり「久里浜」〜「東京」間は横須賀線、「東京」〜「千葉」間は総武線快速となります。路線名は異なるものの、ほぼ終日直通運転を行うので横須賀線と総武線快速が一体化した運行形態です。

 

「東京」〜「千葉」間は快速運転、「千葉」から先は外房線・内房線・総武本線・成田線・鹿島線と5路線に直通し、各方面にのびる通勤路線としての役割を担っています。直通先は成田線成田空港方面が最も多く、特急も運行される成田空港へのアクセス路線としての顔を持ちます。

運行形態・駅一覧

• 「久里浜」〜「逗子」〜「東京」間は各駅に停車する横須賀線となる。逗子駅で系統分離されており、逗子駅を跨いで移動するには基本的に乗り換えを要する。

• 「東京」〜「千葉」間は快速運転を行う総武線快速となる。
• 千葉から先は以下の路線の駅まで直通運転を行っている。

2022年3月12日のダイヤ改正で廃止

• 総武快速線で平日朝と夜のみ運行される、快速より停車駅の少ない種別。千葉より成田線との直通運転が行われている。東京・新日本橋・馬喰町・錦糸町・船橋・千葉・都賀・四街道・佐倉・酒々井・成田・空港第2ビル・成田空港に停車する。
• 朝の上り通勤快速は東京から先、横須賀線に直通し横須賀線内の各駅に停車する。

• 特急料金を必要とする停車駅の少ない列車。東京都心や郊外から成田空港へアクセス可能。以下の経路で運行されている。

※車両図鑑・E259系のページに飛びます。

• 特急料金を必要とする停車駅の少ない列車。東京都心から千葉県東総地域へアクセス可能。「東京」〜「千葉」〜「佐倉」〜「成東」〜「銚子」間で運行されている。

※車両図鑑・255系のページに飛びます。

• 特急料金を必要とする停車駅の少ない列車。千葉県から山梨県や長野県、富士山へアクセス可能。朝に1本千葉始発あずさ松本行き・富士回遊河口湖行き、夕方に1本松本始発あずさ千葉行きが運行されている。

※車両図鑑・E353系のページに飛びます。

• 当路線には設備の豪華なグリーン車が連結されており、有料のグリーン券を購入することで利用できる。「久里浜」〜「逗子」間のグリーン車は一部列車のみ。