逗子駅

Spot

逗子海岸海水浴場

ずしかいがんかいすいよくじょう

逗子駅から約1km


相模湾に面する逗子市の海水浴場。遠浅で波も穏やかであり、浜には砂利や泥が少ない。ウィンドサーフィンなどで有名でありキャッチフレーズは「太陽が生まれたハーフマイルビーチ」。

海岸の南部にある太陽の季節碑。石原慎太郎さんの小説「太陽の季節」芥川賞受賞50周年を記念して建てられた

海岸の北部にある不如帰(ほととぎす)の碑。徳富蘆花(とくとみろか)が逗子で保養中に聞いた話をもとに書いた明治のベストセラー小説「不如帰」を称えるもの

披露山公園

ひろやまこうえん

逗子駅から約1.5km


逗子市の西側に位置する披露山の頂上に位置する公園。高さ100mの場所には展望台があり逗子湾や相模湾、江の島や富士山を望むことができる。「披露」とはめでたいこと、良いことを公表する意味があり鎌倉時代、将軍に献上物を披露した所とも言われている。

江の島方面

江ノ島

展望箇所が2か所ある

逗子湾方面

尾崎行雄(おざきゆきお)記念碑。昭和2年から29年まで逗子市に住んでいた日本の政治家。当選回数・議員勤続年数・最高齢議員記録と多くの日本記録を残している

大崎公園

おおさきこうえん

逗子駅から約3km


相模湾に突き出る岬の頂上にある公園。近隣の披露山公園と同じく逗子湾や相模湾、江の島や富士山を望むことができ、その景色は「関東の富士見百景」「かながわの公園50選」に選定されている。

展望台から見る景色

木々の間から見えるところも

江の島方面

泉鏡花文学碑。明治39年から41年まで逗子に住んだ小説家で、作品には逗子の様々な土地が紹介されている

衣張山

きぬはりやま

逗子駅から約2km


逗子市と鎌倉市にある標高121mの山。横須賀線や県道のトンネルが開通するまで鎌倉と三浦半島を結んでいた国指定跡の「名越切通し」、14〜15世紀の石材を切り出した跡が残る「お猿畠の大切岸」、150穴以上のやぐらが集中する「まんだら堂やぐら群」がある。

お猿畠の大切岸に近いハイキングコースの出入口の一つ「法性寺」。逗子駅から約2km

鎌倉市指定文化財「石廟(せきべう)」

お猿畠(さるばたけ)の大切岸。鎌倉幕府が三浦一族の攻撃に備えて築いた防衛機構だと言われてきたが、後に石切作業の跡だと判明する。「お猿畠」とは鎌倉を追われた日蓮がこの付近で三匹の猿に助けられたという伝承に因む

水道山展望台

水道山展望台から見る景色

パノラマ台

パノラマ台から見る景色

パノラマ台から見る由比ガ浜。5月だというのにサーファーの数が多い

まんだら堂やぐら群。150以上もあるやぐらの内部に石塔を据えて納骨・供養する施設として13世紀頃に造られたと考えられている。保存管理の都合上公開時期が定められている

やぐらの中にある石塔の99%は五輪塔。石材はこの付近でも取れる凝灰岩が8割、箱根の安山岩が2割程度

蘆花記念公園

ろかきねんこうえん

逗子駅から約1.5km


明治の文豪である「徳冨蘆花(とくとみろか)」ゆかりの地。徳冨蘆花は4年ほどここに住み「不如帰」などの作品を書き上げた。桜山に位置しハイキングコースが整備されている。

郷土資料館があったようだが閉館となっている

国指定跡の長柄桜山古墳群がある。ここにたどり着くにはハイキングコースを進む

長柄桜山古墳群の第2号墳の上から相模湾を望む

江の島が見える

六代御前の墓伝説地。平維盛の子で平清盛の曾孫にあたる六代御前の墓

旧脇村邸。伝統的な様式や技法で建築された逗子市の景観重要建造物

サザンカ

森戸大明神

もりとだいみょうじん

逗子駅から3.5km


相模湾沿いにある葉山町の神社で約850年の歴史を持つ。鎌倉幕府を開いた源頼朝により創建され、開運厄除・安産・子授・良縁・家内安全など多くの御神徳がある。神社に隣接する森戸海岸は単なる海水浴場だけでなく富士山を拝める景勝地としても人気が高い。

鳥居

本殿裏手にある森戸大明神のビャクシンは「かながわの名木100選」と葉山町の天然記念物に指定。源頼朝が当地に伊豆の三島神社を勧請した際、そこの若木が飛来し岩壁に根付いたものと言われている

石原裕次郎記念碑のある神社裏手の海岸。「夢はとおく 白い帆に のって 消えていく 消えていく 水のかなたに太陽の季節に 実る狂った果実たちの 先達 石原裕次郎を 偲んで」

沖に見えるのは裕次郎灯台とも言われる葉山灯台。裕次郎の兄である石原慎太郎が約1億円の基金を集め建設した

名島(菜島)の鳥居

木々と岩、海が織りなす美しい景色

山口蓬春記念館

やまぐちほうしゅんきねんかん

逗子駅から約5km


日本画家「山口蓬春」の邸宅を改装した美術館。山口蓬春は晩年を葉山で過ごし、伝統的日本画を探求する一方で、色調や空間表現に西洋画の技法を取り入れる斬新な画風が注目され、独自の新日本画の世界を築いた。建物内の撮影はできないようだ。

出入口

バラ。邸宅の前には庭が広がっている

つつじ

神奈川県立近代美術館

かながわけんりつきんだいびじゅつかん

逗子駅から約5km


1951年に鎌倉の地に開館した日本で最初の公立近代美術館。葉山館と鎌倉市にある鎌倉別館の2館で構成されている。葉山館は一色海岸に隣接し海を望む位置に立地しているのが特徴。展示室での撮影はできない。

広場

美術館から一色海岸が見える。ここから海岸に降りることも可能

こけし

BELT

地平の幕舎

地表面の耐久性について

葉山しおさい公園

はやましおさいこうえん

逗子駅から約5km


天皇や皇族の別荘である葉山御用邸の一部だった敷地を公園として1987年に開園した場所。葉山町の史跡に指定、かながわの公園50選に選ばれる公園。有料の公園であり園内には日本庭園やお茶室、博物館がある。

葉山周辺の海に生息する生き物の展示がある「葉山しおさい博物館」。無料で入れる

かつて葉山で使用されていた漁具の数々

葉山海岸の地形は変化に富んでおり、南からの黒潮暖流が流れ込むことで多くの魚類が生息する

相模湾には実に多くの海洋生物が生息しており、魚類は1000種類以上いると言われている

御下賜(ごかし)ヨット オリンピア・ヨーレ。上皇陛下が皇太子殿下時代に沼津で乗っていたもの

日本庭園

噴井(ふけい)の滝。湧水部が力強く水を噴き上げる井戸型をしていることからそう名づけられた

一景庵。一歩一景ともいわれる日本庭園に囲まれた変化に富んだ、趣ある情景から名づけられた

潮見亭。渚に近く、窓辺では潮騒が聞こえ潮の満ち干が手に取るようにわかることから名づけられた

潮見亭の六角堂

一色海岸が見える広場

長者ヶ崎

ちょうじゃがさき

逗子駅から約6km


横須賀市と葉山町の境に位置する岬。葉山町側は長者ヶ崎海岸となっており夏には海水浴場として賑わいを見せる。また「三浦半島八景」「かながわの景勝50選」に選定されており、景勝地としても名高い。

葉山町側、長者ヶ崎海岸

横須賀市側、関根海岸

立石公園

たていしこうえん

逗子駅から約8km


横須賀市の公園。海岸に突き出た天然の巨岩「立石」がある景勝地。相模湾や富士山が望めるスポットとして人気が高い。景勝地として美しいだけでなく、夏場は磯遊び場として多くの人が集まる。

「立石」は高さ約12m、周囲約30m。海底に積み重なってできた地層が固まって、長い間波に削られてできたもの

泉鏡花の文学碑「草迷宮」

梵天(ぼんてん)の鼻

梵天の鼻から見る景色

池子の森自然公園

いけごのもりしぜんこうえん

逗子駅から約2km

神武寺駅から約600m


旧日本海軍が弾薬庫として使用していた土地が米軍に接収され、引き続き弾薬庫として使用され使われなくなると米軍は土地の約40ヘクタールを逗子市と共同使用という形で返還する。この土地を整備して当公園が開園した。

緑地エリア。米軍の管理下に置かれてから約70年間放置されていたため逗子本来の貴重な自然が残る。自然保護のため土休日と水曜日しか開放されない

鎌倉によく見られる「やぐら」がこの地で見られる。池子は鎌倉と関係の深い地域のようだ

緑地エリアの奥に米軍専用の土地があり、一般人立ち入り禁止となっている

公園は米軍関係者の住宅地区が隣接しているため英語表記の案内が多い

ハイキングコース

シロウリガイ類化石層。この一帯は水深約2000mの深海底であり、海底から湧き出るメタンなどを栄養とする特殊な生物が生息していた。その代表がシロウリガイ類

池子遺跡群資料館。入館料は無料

発掘の様子の写真は撮影できる

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