土浦駅
Spot・Gourmet
霞ケ浦
かすみがうら
土浦駅東口
湖面積220.0kmと琵琶湖に次ぐ日本第2位の広さを誇る湖。茨城県南東に位置し、流域面積は県の3分の1を占めている。区域ごとに西浦、北浦、外浪逆浦という名称がある。釣りやヨットなどのマリンスポーツ、サイクリングが盛んに行われており霞ケ浦を一周する約130kmのコースが整備されている。
「つくば霞ケ浦りんりんロード」。旧筑波鉄道の廃線敷と霞ケ浦湖畔の道路を合わせた全長約180kmのサイクリングコース
土浦市街地
土浦市街地の夜景
かすみがうら市と行方市を結ぶ霞ヶ浦大橋
まるで海みたい
かすみがうら市、沖に見える養殖場。コイ、ナマズなど
かすみがうら市、ひなびた船着き場
かすみがうら市、一部釣り禁止区域あり
かすみがうら市の歩崎公園
歩崎公園にある「帆引き船発祥の地」。水面近くを泳ぐシラウオ漁を行うため、1880年にかすみがうら市出身の漁師によって考案された
霞ケ浦総合公園
かすみがうらそうごうこうえん
土浦駅から約2.5km
霞ケ浦の西浦、土浦入と呼ばれる水域の先端部にある46ヘクタールの公園。シンボルである大きなオランダ型風車は展望台となっており霞ヶ浦や筑波山を望む事ができる。ハスの花がある水生植物園や芝生広場、日帰り温泉施設、レストハウスなど様々な施設を備えている。
公園のシンボルであるオランダ型風車。展望台として景色を見渡せる他、霞ケ浦の水をろ過する装置が設置されている
風車から霞ケ浦を眺める
風車から筑波山が見える
銅像「光の輪のむこうに」
夕暮れ時
水生植物園、冬
水車
水生植物園、ハスの花見頃。2019年
ハスの花、2019年
2024年7月21日時点の水生植物園。見頃
2024年7月21日時点の水生植物園2
2024年7月21日時点の水生植物園3
佛座蓮(ぶつざれん)
和顔清浄(わがんしょうじょう)
自然観察園「ネイチャーセンター」。小さな水族館的な施設
ナマズ。口ひげでエサを探して小魚・甲殻類・カエルを食べる
ドジョウ。成長するとうなぎのような大きさにもなるため食用として古くから親しまれている
スッポンモドキ。本種だけでスッポンモドキ科を形成する
望遠鏡がある
メロディー遊具。左から順に叩くと「赤とんぼ」の曲になる
多目的広場
日帰り温泉施設「霞浦(かほ)の湯」
「ツェッペリン伯号」を模した大型遊具
レストハウス水郷
水郷公園池
亀城公園
きじょうこうえん
土浦駅から約1km
室町時代に築かれたとされる土浦城の一の丸と本丸の一部を公園として整備した場所。土浦城は堀に囲まれた城の姿が水に浮かぶ亀のように見えたことから「亀城」とも呼ばれていた。公園に隣接する形で土浦市立博物館が立地している。
城の遺構である櫓門(やぐらもん)
西櫓。土浦城内の建造物は明治以降の火災や取り壊しなどにより太鼓櫓・霞門・西櫓を残すのみとなり、この西櫓は復元を前提として一度解体されている
ひょうたん池
土浦市立博物館の別館にあたる東櫓。無料開館。こちらは復元された建物
土浦城櫓門の太鼓。江戸時代に時刻を城下に知らせた太鼓
二の丸跡に生えていた太郎松。約280年間の年輪を数えることができる
東櫓の屋根は空葺き(からぶき)工法。杉皮下地の上に瓦を葺く
西櫓の屋根に使われていた鯱瓦。江戸時代後期のものと推定
東櫓2階
東櫓2階からの景色
こいのぼり
ツツジ
土浦城旧前川口門。武家屋敷であった多竹郭(たけくるわ)と町屋の間を仕切る門であったと言われている。土浦戸長役場の門だったものをここに移築したもの
隣接する土浦市立博物館。大規模改修工事により約1年半休館していたが2024年1月6日より再開。大半の展示物が撮影できる
花火筒。土浦全国花火競技大会が1925年から始まる前から土浦の農村では祭りなどで花火を楽しむ人々の姿があった
土浦市北部産須恵器。この地は天の川や桜川に近く、須恵器生産に必要だった粘土と大量の薪を輸送するための条件に恵まれていた
般若寺銅鐘(はんにゃじどうしょう)。複製品。常陸三古鐘の一つとされています
高瀬船(たかせぶね)の模型。米や醤油などを積んだ高瀬船は土浦を出発し、霞ケ浦と利根川などを利用して江戸に物資を届けた。底が平らで多くの荷物を積んでも川底に触れない構造で鉄道開通後もしばらく重宝された
はたおり機。昭和30年代まで土浦地方の農家で使用されていたもの。「はだし」と呼ばれている
内耳鍋(ないじなべ)。東北地方を起源とし鉄製が主流だったが、常陸国では内耳鍋を模倣した土器が製作された。一方で南関東や東北地方では土製の鍋はほとんど見られない
木製樋(とい)と升(ます)。江戸時代の土浦では城下町の飲料水需要を満たすため、木製の樋と升を用いた上水道が整備された
漆器。土浦の城下町は水分を多く含んだ土壌の上に造成されたため、近世に使われた木製品が腐ることなく地中から発見される
刀 影法師。代々土屋家に相伝されてきた刀。土屋家は甲斐国の戦国大名武田氏の家臣だったが武田氏滅亡後は徳川氏に仕え、土屋数直(かずなお)が初代土浦藩主となった
黒漆塗両引合二枚胴(くろうるしぬりりょうひきにまいどう)童具足(わらべぐそく)。土屋家8代当主寛直(ひろなお)所用の具足。小ぶりなため元服時に用いられたと考えられる
土浦城の模型。江戸時代の土浦城の絵図などを参考に復元。桜川によって形成された低地に築かれ本丸を中心に何重にも堀がめぐらされていた
大筒 谷神・抜山銃(ごくしん・ばつざんじゅう)。総重量25kg、打ち出される弾丸の重さは1.8kg、射程距離は2.8km
山車人形。江戸最後の山車人形師とされる古川長延が手がけた作品。江戸で活躍した彼の作品が土浦に存在したことは、土浦が江戸の祭礼文化圏内にあったことの証拠
二の丸跡出土のレンガ塊。建物の基礎や門柱の一部と推定されている
汽車土瓶。駅弁と共に販売されたお茶を入れる急須。土浦駅構内で弁当を販売していた商店があった
盆綱(ぼんづな)。茨城県南部と千葉県北部の水辺地域にはお盆の日に竜の形に作り出した盆綱を子供たちが持って墓地に行き、先祖の霊を綱に乗せる行事がある
蓮掘り万能。かつてレンコンの収穫は蓮田の水を抜き、泥をさぐる形で収穫した。現在は機械で水圧をかけてレンコンを収穫されるため使われなくなった
遊覧交通案内。戦前時における土浦の観光ガイドマップ。常磐線・筑波鉄道・常南電気鉄道3つの鉄道路線、土浦駅を発着するバス路線、潮来と鹿嶋方面を結ぶ霞ケ浦の汽船航路が記されている
水郷土浦の名所を紹介する案内図。土浦を水郷地帯の大規模な地方都市として描いている
かすみ人形。かつて土浦の土産物として好評を博した。ひょうたんを使用した「ひさご人形」、タニシの殻を使用した「たにし人形」の2種類
土浦全国花火競技大会のポスター。ポスターにある第57回は昭和天皇の体調不良による自粛の動きにより中止となった
上野から土浦までエル特急ひたち号で45分
土浦城櫓門の礎石。発掘調査により現在の礎石の下から発見された。石に柱を差し込む穴が開いている
土浦領境界石。江戸時代に水戸街道に面して土浦領と他領との領界に建てられていたもの
土浦ツェッペリンカレー
つちうらツェッペリンカレー
土浦市名物
土浦市名産のレンコンを使用したカレー。1929年(昭和4年)にドイツの大型飛行船「ツェッペリン伯号」が世界一周の最中に土浦に飛来。土浦の人々は飛行船の乗務員に地元ならではの食材を使用したカレーを振る舞って歓迎したという歴史から誕生した。
「喫茶 蔵」。土浦駅から約800m
中国料理 福来軒のツェッペリンカレー
中国料理 福来軒の「レンコンカレーラーメン」。ツェッペリンカレーに分類されるかはわからない
「中国料理 福来軒」。土浦駅から約800m
レトルトパウチの土浦れんこんカレー。土浦駅構内のニューデイズで販売していた
土浦れんこんカレー
2023年11月15日(土)〜16日(日)、土浦駅から徒歩約10分のJ:COMフィールド土浦(川口運動公園陸上競技場)にて「土浦カレーフェスティバル」が開催、レンコンなどの地元食材を使ったカレーや全国のカレーなどが提供された
未来氷カフェの「れんこんキーマカレー」
日乃野カレー 土浦店の「れんこん入りジューシーつくねチーズカレー」
土浦フーズの「飯村牛の土浦ビーフカレー」
和菓子すぎやまの「蓮根カレーパイ」
道の駅 たまつくり
みちのえき たまつくり
土浦駅から約20km
霞ヶ浦大橋のたもとにある行方(なめがた)市の道の駅。行方市観光物産館こいこいでは直売所とレストランを有し、アメリカナマズをパティに使った「行方バーガー」はここでしか食べられない名物となっている。
行方市はさつまいもの産地である
霞ヶ浦で養殖されたアメリカナマズをパティにした「なめパックン」。行方バーガーの一種
霞ヶ浦で獲れる鯉をパティにした「鯉パックン」。パティは薄め
鯉パックンセット
茨城県産のなしを使用したソフトクリーム。ジェラートに近い
なまず照り焼き、カンパンの「なめパッカン」。なめパッカンは行方市産卵使用、長期保存可能
霞ヶ浦が見えるテラス
隣接する霞ヶ浦ふれあいランドはレジャー施設と水の科学館を備える施設だったが、2020年3月をもって閉館している。展望施設の虹の塔は営業中
虹の塔
にじのとう
土浦駅から約20km
行方市のスポットで霞ヶ浦ふれあいランドの施設の一部。道の駅たまつくりに隣接している。高さ60mの展望塔の上に上って行方市と霞ヶ浦を一望できる展望スポットである。霞ヶ浦ふれあいランドにある水の水族館は2020年3月をもって閉館しているが、リニューアルオープンの予定。
展望室
筑波山方面
筑波山
牛久大仏
霞ヶ浦大橋
道の駅たまつくりと霞ヶ浦ふれあいランド、2021年
道の駅たまつくりと霞ヶ浦ふれあいランド、2024年6月1日
行方市の田園地帯
行方市の田園地帯、2024年6月1日
歩崎観音
あゆみざきかんのん
土浦駅から約20km
かすみがうら市の寺院。正式名称は宝性院歩崎山長禅寺。古くから安産と漁師の水上安全の守り神として信仰される。霞ヶ浦を望む高台に位置し、そこから見える景色は茨城百景の一つに数えられるほど眺望に優れる。
仁王門
開運の鐘。7時〜17時までの間なら鐘つきが1回100円で可能
展望台「歩崎の眺望」
霞ヶ浦を望む
かすみがうら市水族館
かすみがうらしすいぞくかん
土浦駅から約18km
歩崎公園内に立地する水族館。霞ヶ浦と霞ヶ浦水系に生息する魚類・両生類・爬虫類・甲殻類約100種の生物を飼育展示している。規模は小さめなものの霞ヶ浦の生態系や自然環境について深く知ることができる。
ケヅメリクガメが水族館の前にいる
ナマズの銅像
館内
マスコットキャラクター「オイカワちゃん」。オイカワは水の汚れに強い魚だが、霞ヶ浦に繋がる水系でオイカワでさえ住めないような環境になってしまったら、霞ヶ浦に生きる他の魚たちは生きていくことはできないと言われている
ウーパールーパー。原種のメキシコサラマンダーをペット用に改良したもの
クサガメ。危険を感じると悪臭を放つ
タウナギ。あぜや用水路に穴を掘り灌漑に障害を与える。ウナギの仲間ではない
スポテットガー。2億年前から姿が変わらない古代魚
二ホンスッポン。噛みつくイメージが強いが、臆病なので身を守るために噛みつく
ずらりと並ぶ水槽
カミツキガメ。積極的に人を襲うことはない。甲羅は最大50cmにもなる
千葉県香取市の田んぼで発見された白いクサガメ。体の色素が抜ける疾患「アルビノ」で白くなっており、野生では極めて珍しい例
ミシシッピアカミミガメ。日本ではペットとして輸入されたものが野生化して定着。原産の北アメリカ大陸では絶滅危惧種
ダントウボウ。中国原産。霞ヶ浦では幻の魚と言われているが、数年で確認事例が急増
アメリカナマズ。食用として輸入されたため美味しい。フィッシュバーガーがおすすめらしい
ブルーギル。当時の皇太子明仁親王がシカゴ市長から15匹を寄贈。皇居内の池や静岡県の一碧湖に放流されたのを皮切りに放流エリアを拡大していった
レッドテールキャットフィッシュ。赤い尾と長いヒゲが特徴な大型種で全長1.5mにもなる。丈夫で愛嬌がある見た目からペットとして人気があるが、飼いきれなくて捨てられたものが霞ヶ浦で発見されることがある
かすみがうら市水族館オリジナルグッズ。クリアファイル、ステッカー、ヘビの抜け殻のラミネート
かすみがうら市歴史博物館
かすみがうらしれきしはくぶつかん
土浦駅から約18km
三重の天守をイメージした歴史博物館。三重4階建てで最上階は展望台になっている。1階には2/3スケールの帆引き船の模型があり見所。縮小した模型とは言え圧巻の見ごたえ。館内の写真撮影は禁止。
本館
最上階は展望台で、外に出ることができる。霞ヶ浦が見える
筑波山
虹の塔、道の駅たまつくり、霞ヶ浦大橋
外にある帆引き船展示施設
実際に帆引き船として使用された櫻井丸、霞ヶ浦丸、観光帆引き船として使用された大米屋(おおよねや)丸を保管
予科棟平和記念館
よかれんへいわきねんかん
土浦駅から約5km
太平洋戦争時に阿見町の霞ケ浦に置かれた、海軍飛行予科実習生の教育を行う「予科棟」に志願した少年達の訓練や生活、想いなどについて知ることのできる記念館。入隊から特攻まで7つの展示室に分けて展示を行っている。館内の撮影は不可。
市松調の建物は「空」を内側から見せることを意識している
零式艦上戦闘機(零戦)二一型の実物大模型。海軍に採用された戦闘機で、日本軍が生産した飛行機の中で最多の生産数であり主力戦闘機であった
回天一型実物大模型。日本海軍が開発した人間魚雷であり日本軍初の特攻兵器。海軍保有の九三式酸素魚雷を人が乗って操縦できるよう改造したもの
記念館に隣接する霞ケ浦平和記念公園
雄翔園(ゆうしょうえん)。予科棟の戦没者1万9千人の「霊璽簿(れいじぼ)」をおさめた「予科棟の碑」がある庭園
桜
「予科棟の碑(予科棟二人像)」
一般人が立ち入れない場所に戦車の展示が見える
雄翔館。海軍飛行予科実習生の遺書や遺品などを永く展示して、その遺徳を後世に伝えるための施設。入館料は無料、館内の撮影は不可
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