日立
ひたち
Hitachi
工業都市、日立市を代表するガラス張りの駅
茨城県日立市
JR東日本(2021年)約8,210人
常磐線
常磐線上り
水戸・土浦方面
水戸線上り
下館・小山方面
下り
いわき・原ノ町方面
普通
「水戸」〜「いわき」間の主要駅の一つ。特急ひたち・ときわは全て当駅に停車する。途中駅としては利用客が多く、ホーム常陸多賀寄りに平日のみ開く臨時改札が設けられているほど。
構造は2面3線ホーム。1番線の外側に貨物ホームを持つ。2番線は上下兼用の中線で下り方面の特急と待ち合わせを行う列車が使用する。朝・夕・夜にあり途中駅でありながら特急と普通列車の対面乗り換えができる。また折り返しが可能であり、2020年3月まで上野東京ライン日立行きがあった。また、当駅発着の臨時列車が運行されることがある。
2011年に地元の建築家によって新しく建て替えられたガラス張りの駅舎は第12回ブルネル賞駅舎部門で優秀賞を受賞した。海を一望できる展望スペースやカフェが設けられた芸術性あふれる美しい駅。
路線
常磐線
日暮里起点
146.9km
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 2面3線
開業日 1897年(明治30年)2月25日
運営形態 直営駅
設置場所 | 改札窓口 |
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海と山と桜の駅。日立駅から見える海と国道6号線(旭高架橋)、日立かみね公園の観覧車と桜が描かれている。旭高架橋は一般道としては珍しい海上橋梁である。日立かみね公園は当駅から徒歩約30分、動物園や遊園地などのある公園。日立市の花である桜の名所として知られている。
設置場所 | WEBアプリ「TRAIN TRIP」で入手 |
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日立駅。2011年に完成したガラス張りの橋上駅舎。地元出身の建築家による設計。海の見えるカフェ、シーバーズカフェの部分をスタンプデザインに採用。ガラス張りの構造で改札階のどこからでも東に海が見え、特に改札外の展望イベントホールから眺める海は絶景。
駅名標。常磐線を代表する駅の一つ。全ての特急が当駅に停車する
茨城デスティネーションキャンペーン開催に伴い地域の特色を生かした駅名標になった。当駅は日立かみね公園と日立シビックセンター
縦型駅名標
縦型駅名標2
ホーム。茨城県県北の中心都市の駅という事で利用客は「水戸」〜「いわき」間の中間駅でトップ。2019年までは1日の乗車人員が1万人を超えていた
各種乗車口。当駅は臨時列車の始発・終着駅になる事があるが、大半は勝田駅かいわき駅がその役割を担う
1番線の外側に貨物駅がある。業務は泉駅と小名浜駅を結ぶ貨物路線を営業する福島臨海鉄道が受託。取り扱うのは12ftコンテナ、臨時車扱貨物、産業廃棄物
ホームの最も常陸多賀寄りにある臨時改札。平日の一部時間に開く。1・2番線ホーム、3番線ホームどちらにも設けられている
臨時改札営業時。営業時間は平日の7時30分〜19時。階段のみでエスカレーターやエレベーターはない
臨時改札はICカード乗車券しか使えない。また無人で精算機や券売機も設置されていない。定期利用の通勤者向けか
臨時改札の外。日立駅の南側、駅を東西に結ぶ跨線橋内。風通しが悪く、夏場に来たら蒸し暑くてしょうがなかった
臨時改札口、跨線橋西側。日製正門通り。日立駅中央口から常磐線に沿って南に向かう会瀬洞門通りまでの道路
臨時改札口、跨線橋東側。この南側に飲食店多め
跨線橋はエスカルロードというようだ。エスカルとはフランス語で「寄港」の意味。因みにここの臨時改札の営業時間は2021年4月1日以前だと7時30分〜8時40分と、平日の朝だけしか開かなかった
日立市は日立製作所の創業の地、日立グループの企業城下町なためか日立グループの広告がよく見られる気がする
当然とも言うべきか、当駅のエスカレーターやエレベーターは日立グループがメンテナンスを行っている
日立駅周辺地区整備事業概要の説明文とジオラマ。都市づくりの目標は「おもてなしの心が感じられ、多様な人々による交流が育まれるとともに、市民がふるさと意識を感じ日立の顔として誇れる都市拠点の形成」
常磐線全線運転再開。2011年の東日本大震災により被災した常磐線は、2020年3月14日のダイヤ改正と同時に全線で運転を再開した
列車のペーパークラフト。ずらりと並んだ電車たち。東日本の顔だけではない
改札の外。ガラス張りの駅舎でコンコースから眺める海は絶景の一言。ホームは周辺より低い位置にあるのでホームから海を見ることはできない
みどりの窓口、隣には待合室。みどりの窓口の営業時間は8〜18時。待合室は冷暖房完備でイートインスペースを設けており、カウンターテーブルにコンセントがついている
待合室の中に表彰楯などが展示されている。日立駅に関するものだろう。2014年ブルネル賞駅舎部門優秀賞、いばらきデザインセレクション2011知事選定、第8回まち交大賞まちづくり効果賞など
いくつものベンチ。日よけのカーテンがかけられている。美術館の中にでもいるみたいな駅
どこまでもガラス張りの駅構内。だいぶ前だが訪問時、写真展と思わしきものが開催されていた
海とまちを繋ぐ東西の自由通路。中央口方面には動く歩道がある。自由通路は天井、ガラス、床全てに反射性の高い素材で仕上げられており、海や街の景色が映り込んで外部と内部がゆるやかに繋がる開放的な空間を演出する
当駅には太陽光発電が取り入れられていてエスカレーター・エレベーター・動く歩道の運転に利用されている
駅構内から日立セメント本社と工場が見える。常磐線から工場に向かって専用線が延び、セメント輸送が行われていたが2006年3月に廃止された模様
茨城デスティネーションキャンペーンの企画の一環としてガラスにデコレーションが施された。テーマは「Welcome to Hitachi City」
ようこそ、日立市へ。体験王国いばらき。茨城アフターデスティネーションキャンペーン期間2024.10.1〜12.31
中央口駅舎。当駅の表玄関。動く歩道は外方向、駅方向両方ある
中央口に観光案内所およびお土産屋さんの「ぷらっとひたち」。正式名称は日立駅情報交流プラザ。営業時間は2025年現在、9〜19時。年中無休
中央口。日立市中心部。広い駅前広場を備えている。駅前に文化センターの日立シビックセンター、商業施設のヒタチエ、東横イン。日立市役所と日立かみね公園はやや遠くバス利用したほうが良い
中央口前にあるタービン動翼。日立製作所より寄贈。発電用蒸気タービンの一部で、電気は蒸気をこの羽根にあて羽根が回る力を利用し、発電機を回転させてつくる。全国有数の鉱工業都市として発展した日立市の基幹技術を結集した製品で、そのシンボルとして設置
「空へ」という銅像。説明板などはない。長い髪を羽ばたかせて空へ飛ぼうとしている?
平和の鐘。戦後50周年を記念し、永久に戦争のない平和な世界の実現を願う日立市民の心の表象として建設されたもの。早朝夜を除くおよそ2時間ごとに、時期に応じた曲をカリヨンで奏でる
日立駅前から国道6号線までを繋ぐ約1kmの「平和通り」は桜の名所。平和通りとは市民が名付け親となり戦災復興中に開通した道。道路の両側に120本のソメイヨシノが植栽されており、開花すると桜のトンネルとなる
海岸口に海を一望できる展望イベントホール。当駅の象徴の一つで是非とも晴れた日に来たい場所。各種イベントに用いる事ができ、コンサートやファッション雑誌の撮影に使用されたことがある
早朝の展望イベントホールから見る日の出。何名か撮影者がいた。美しいガラス張りの日立駅で、素敵な朝が訪れようとしている
展望イベントホールから見る景色は、どこまでも広がる大平洋。素晴らしいオーシャンビュー
海岸口側に海を眺めながら食事ができる「シーバーズカフェ」。当駅見どころの一つ。営業時間は2025年現在7〜22時、年中無休。人気が高く混雑するが、朝早く行くとすんなり入れる
シーバーズカフェ外観。まるで海に浮かんでいるかのような佇まい
日立駅絶景天空カフェ。コンセプトはリゾート地のような、非日常の空間でお食事ができるお店
シーバーズカフェカウンター席。大平洋が眼前の席。優雅なひととき
シーバーズカフェテーブル席。海の上を走る国道6号が見える
本日のコーヒーM
ロイヤルミルクティー
アイスカフェラテ
カプチーノ
オリジナルパンケーキ
フレンチトースト
ハニーキャラメルパンケーキ
ベーグルサンド
2019年に開催された国体に合わせ、来訪者へのおもてなしの目的として設置されたヤマハのアップライトピアノ。茨城県初の駅ピアノである。その後は市民の憩いの場や交流場として継続設置されている
高台で見張らし抜群の海岸口のロータリー。高台の下に国道6号線がある
海岸口から国道6号線を眺める。一部区間は一般道では全国的に珍しい海上高架橋となっている。日立市内の渋滞緩和を目的に建設され、中心市街地から外れた海岸線を通る。10.5kmの区間は日立バイパスと呼ばれ、日立シーサイドロードの愛称がある。2011年の東日本大震災の津波に耐えた堅牢な高架橋
オシャレな形のベンチはフラワーチェアと言う。日立駅新駅舎を手がけた建築家ユニット「SANAA(サナア)」による作品
駅周辺にあるひときわ大きなビルは「日立ライフ本社」。不動産事業、ホテルやスポーツ施設の運営、介護サービスの提供などを行う日立グループの企業。2020年に日立アーバンインベストメントと合併して、日立リアルエステートパートナーズとなった
夜の日立駅。夜になるとガラスが輝き、美しい夜景を生み出す
日立駅の文字
日立シビックセンター
ひたちシビックセンター
日立駅から約500m
図書館・会議室・音楽ホール・科学館・天球劇場(プラネタリウム)といった複数の施設が入る日立市の文化センター。施設の内有料の科学館「サクリエ」と天球劇場は観光目的で訪れることができる。
日立風流物の山車(だし)。高さ15m、重さ5トンのからくり式で囃子方やからくり人形の操り方が乗り込む
日立シビックセンター8階と9階は科学館「サクリエ」。科学が身近に感じられ子供から大人まで楽しみながら学べる
トランプの裏面にある取っ手を引っ張り、トランプを机から引き離そうとしてもなかなか離れない。机の表面が滑らかかつトランプと隙間なく接しているとトランプの上にある大気の柱が重量となり50kg程の重さとなる
2枚のパネルに触れると電気が発生する。アルミニウムが食塩水に溶け出して電子が残り、銅の方に流れて食塩水の中にある水素イオンと結びつき水素になることで電気が発生。ここでは手の汗が食塩水の代わりとなる
ガスが街に届くまで。天然ガスは匂いがなく無色透明なため、漏れたときに気づくように付臭器と呼ばれる機械でガスに匂いをつける。こうして都市ガスとなる
日立を中心とした多賀山地の南部には日本最古の地層が広がる。約5億年前(カンブリア紀)の地層が見られるのは日本で唯一
5億年前の石「小木津石」。川の浸食を受けた独特の風合いを持ち古くから庭石として珍重されてきた
5億年前の石「銅鉱石」。日立市の発展の元となった鉱石で、日立鉱山で掘り出され銅として精錬されていた
元素周期表。世の中の物質は全て原子という粒でできていて、原子に含まれる陽子の数によって原子を分類したものを元素という
10階は開放感のある展望台
ガラス越しで風景が楽しめる
日立かみね公園
ひたちかみねこうえん
日立駅から約2km
なだらかな丘陵地に広がり動物園・遊園地・レジャーランドといった施設を備える公園。園内頂上には展望台があり日立市を一望できる大パノラマ。日本さくら名所100選の一か所でもあり約1000本、22種類の桜が植えられている。桜が見頃を迎えると多くの人出があり公園は大変賑わう。
日立市郷土博物館。かみね公園の出入口に位置する
石で表す日立市の大地
日立風流山車模型。戦災で焼失したが復元され、宮田地区の東町・北町・西町・南町の4町で1台ずつ保有している。北町の山車のみ国指定有形民俗文化財
昭和初期の農家の台所周辺の模型
日立製作所製の卓上扇風機
倒壊した大煙突のかけら
日立鉱山で銅の鉱石を掘りだす場所を復元した模型。切羽(きりは)という
郷土博物館に隣接する神峰神社
神峰神社と桜
手水舎
手水舎2
神峰神社の竹林
スイセン
日立市かみね動物園。約100種の動物がいる中で特にサル目の展示に力を入れている
ゾウ
日立市の鳥であるウミウ。日立市は日本唯一のウミウ捕獲地であり、全国の鵜飼地に供給することが許可されている
2018年11月18日に爬虫類を展示する「はちゅウるい館」が開館した。こちらはボールニシキヘビ
インドシナウォータードラゴン。木から木へ素早くジャンプする
グリーンイグアナ
コモンマーモセット
クチヒロカイマン
ロバ。とても丈夫で力が強く、昔から物を運んだりと人の役に立ってきた
チンパンジー。人間と同じヒト科であり、人間とごく近縁の仲間
ニホンザル。日本固有種で霊長類の中で人間を除くと最も北まで生息している
マダガスカル島のみ生息するクロシロエリマキキツネザル
ワオキツネザル
かみね動物園のクリアファイル
エレファントカフェの「かみねバーガー」。常陸牛とレンコンを使用
かみね遊園地。日立市かみね動物園に隣接する、小さな子供向けの遊園地
桜咲くかみね遊園地
桜とかみね遊園地の観覧車
メリーゴーランド
ピエロタワー
桜咲くかみね公園
桜の見頃は4月上旬〜中旬
桜咲くかみね公園2
日立市を眺める
菜の花と桜
桜咲くかみね公園3
ユネスコ無形文化遺産「日立風流物」。神峰神社が宮田・助川・会瀬三村の鎮守になった時、氏子達が造った山車を祭礼に繰り出したのが始まりとされている
かみねレジャーランド。かみね遊園地は子供向けなのに対し、こちらは一般向け
吉田正音楽記念館。茨城県日立市出身の作曲家「吉田正」に関する資料が展示されている博物館
桜と吉田正音楽記念館
レコードジャケット690枚で作られたレコードジャケットの壁
吉田 正の居間。吉田門下生のレッスンに用いたピアノや作曲に使用した机などで、居間の雰囲気を再現
吉田門下生のエピソード、ヒット曲などを自由に視聴
桜と展望台
展望台から日立市を一望
桜咲くかみね公園と日立市
日立鉱山の大煙突。日立市のシンボルで高さ約155mと世界で最も高い煙突だったが1993年2月19日に3分の1を残して倒壊し、高さ54mになった。現在も煙突としての役割がある
かみねレジャーランド側
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