ひたち野うしく

ひたちのうしく

HitachinoUshiku

つくば万博の面影残す駅

所在地

茨城県牛久市

1日平均乗車人員

JR東日本(2021年)約5,250人

Train line

常磐線

上り
我孫子・上野・
東京・品川方面

下り
土浦・石岡・
水戸方面

特別快速

普通

どんな駅?

牛久市と都市再生機構が費用を負担することによってできた駅。現在は面影がないがかつては「万博中央駅」という、科学万博へのアクセスを目的とした臨時駅だった。

 

2面4線ホーム。内側の2・3番線が本線で外側の1・4番線は特急通過待ち用の待避線。特急ときわ停車駅であり2023年現在、朝の上り2本と夜の下り3本が停車する。なおこの特急ときわは「龍ケ崎市」〜「土浦」間を5駅連続停車する。当駅に特急ひたちは停車しない。

 

1985年の184日に渡り開催された国際科学技術博覧会(通称つくば万博)へのアクセスを担う臨時駅「万博中央駅」の跡地に建設される。万博中央駅には早朝と深夜以外の普通列車、エキスポライナーと呼ばれる臨時快速が停車していた。

JR東日本
 

路線

常磐線

日暮里起点
54.5km

 

 

駅構造 地上駅(橋上駅)

 

ホーム 2面4線

 

開業日 1998年(平成10年)3月14日

 

運営形態 業務委託駅

 

Stamp

設置場所 改札窓口

関東の駅百選認定。選定理由は「安全、環境を考慮した21世紀にふさわしいゆとりある駅」。ひたち野うしく駅は万博中央駅跡地に1998年3月14日に開業、翌年の1999年に関東の駅百選に選定されている。また駅舎の後ろに筑波山が描かれている。

Gallery

駅名標。新興住宅地らしい、ひらがな交じりの駅名

茨城デスティネーションキャンペーン開催に伴い地域の特色を生かした駅名標になった。当駅は筑波学園都市。当駅はそちらへのアクセスを担う駅だったが、つくばエクスプレス開業によりその役割を譲った

縦型駅名標。当駅は近隣の駅と比較して、利用客の数控えめ

ホーム。常磐線でも新しい駅の部類に入るため、この辺りの駅とは違った雰囲気がある

待合室。1・2番線上り(上野方面)ホームやや牛久寄りにある。3・4番線ホームにはない

このタイルは、駅で回収したガラス瓶を使用しています

改札の外。改札外はかなり広い。曲面屋根はホームから駅舎へ、自由通路まで連続的に構成されている

駅構内から見る駅の出入口。先の歩行者用デッキから駅前の様々な所に下りられる

がんばれ!二所ノ関部屋 ようこそ牛久市・阿見町へ。当駅東口から徒歩約13分の阿見町に横綱の稀勢の里 寛の相撲部屋、二所ノ関部屋が立地

新興住宅地及び国道6号に近い西口。牛久駅とはまた違った近代的な街並み

当駅の前身だった「万博中央駅」を示す万博中央駅記念碑が西口にある。万博中央駅の設置面積は9.8haに及び、さらに幅員34mの学園西大通り線を通して会場まで、日本で初めて連節バススーパーシャトルが運行し、観客輸送の主役を担った。

同じく新興住宅地の広がる東口。当駅は観光目的で訪れるようは場所ではなさそう。東に徒歩約10分程歩くと鉄道駅のない阿見町に入る

東口に「八兵衛さんの広場」。昔、ここは清らかな小野川の流れと田んぼが広々と続く美しい所であった。泉からは清水が尽きることなく湧き出て、村人は仕事の合間に泉に集まってはのどを潤し一休みするのが習わしだった。そんな村に働き者と評判の八兵衛がいた

ひたち野うしく駅の文字。駅名の由来は茨城県がかつて「常陸国(ひたちのくに)」と呼ばれていたこと、駅が牛久市にあること。「野」以外をひらがなにすることで柔らかいイメージ、親しまれる駅を目指した

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