館山駅
Spot
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くじら弁当
くじらべんとう
館山駅東口喫茶マリン
館山駅東口の喫茶マリンが販売する、日本国内で希少な食材のくじらを使用した弁当。安房地方において数少ない駅弁で幻の駅弁とも呼ばれる。1日30食限定で入手しづらいのもあるだろう。23時間煮込んだ鯨の大和煮とそぼろを敷き詰めた「大和煮とそぼろ」と「竜田揚げ」の2種類が販売されている。また駅弁番付においては横綱に選ばれたことがある名誉ある駅弁。捕鯨が伝統的に行われてきた安房地方らしさに溢れている。
くじらの竜田揚げとくじらのそぼろが楽しめる「竜田揚げ」800円(当時)。竜田揚げはサクサクの衣がグッドで、付属のマヨネーズとレモンをかけても美味しい。そのほか酢の物としば漬け
くじらの大和煮とくじらのそぼろが楽しめる「大和煮とそぼろ」1000円(当時)。どちらのお弁当も2種類のくじら料理が味わえる。こちらは真ん中に彩り玉子と紅しょうががある。大和煮は生姜が効いた醤油味で柔らかく煮ており、そぼろは味噌味
くじら弁当を販売する「喫茶マリン」。館山駅東口階段下りてすぐ目の前で、店内でくじら料理を食べることもできる。因みにくじら弁当は公式駅弁に非登録。駅弁の定義は「国鉄の許可を受けて駅構内で販売される弁当」だが、今現在はっきりしない
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北条海岸
ほうじょうかいがん
館山駅から約200m
館山駅西口から海に向かって続く夕映え通りの先にある館山湾に面する海岸。館山駅からアクセスも良いことから海水浴の適地として毎年多くの海水浴客で賑わう。海岸沿いには館山市街地が形成されており、ヤシの木が立ち並ぶ南欧風の街並みの中おしゃれなホテルなどの施設が立地している。夕日の景観が素晴らしく「日本の夕陽百選」に選ばれている他ダイヤモンド富士を望むことのできる場所。房総線(現内房線)が開通し安房北条駅(現館山駅)が開業すると東京との距離が一気に縮まり、民宿や学校の寮などが次々にできた結果南房の中心的な海水浴場に発展した。
館山駅西口と北条海岸を一直線で結ぶ夕映え通り。ヤシの木の並木道はリゾート感に溢れている。夕映え通りの愛称は市制施行60周年記念事業の一環として公募で決定したもの。本来の道路名は都市計画道路渚線
トイレなどの施設も南欧風。また海岸沿いの鏡ヶ浦通りは無電柱化されており景観に配慮していることが伺える
夕暮れ時の海岸を歩く。北条海岸は約2.6kmに渡り続く
黄昏の北条海岸。夕方は館山湾の向こうに夕日が沈み、辺り一面がオレンジ色に染まる
夕日と富士山が生み出す光景はまさしく絶景。夕日が美しいことで知られる北条海岸は日本の夕陽百選に選定されている。富士山の眺望が良い関東の富士見百景の地でもあり、5月と7月は富士山頂に夕日が重なるダイヤモンド富士が見られる
昭和32年に皇太子殿下のご臨席のもと、この海岸において放魚祭と日本初の水産資源保護全国大会が行われた事を記念する「放魚祭記念碑」。鉄筋コンクリート製で2匹の魚をかたどったパブリックアート
砂浜に根付くハマヒルガオ。千葉の海岸で見られる場所は多い
放魚祭記念碑の近くにある木造の北条桟橋。南房総市の原岡桟橋っぽい場所。全長約140mで汐入川河口の道流堤が平行する
海に向かって延びる木造桟橋はやはり良い。洲崎とここから見える大房岬によって形作られた館山湾。富士山を映し出すほど平らに波静かな様子が鏡のようであることから、鏡ヶ浦との通称でも呼ばれる
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渚の駅たてやま
なぎさのえきたてやま
館山駅から約1km
飲食店と直売店のある商業施設棟と、展示施設やギャラリーがある渚の博物館の二つの建物を持つ。館山市を訪れた人々の安らぎの場所、憩いの場として整備された交流拠点施設。一見すると道の駅のようだが道の駅ではない。施設は館山おさかな大使にも任命されたさかなクンが名誉駅長を務めており、さかなクンが描いた絵やゆかりの品々などを展示する「さかなクンギャラリー」がある。また施設に並列する形で桟橋形式では日本一長い館山夕日桟橋があり、海岸通りから先端部まで約500mもの長さがある。
施設外観をさかなクンが描いたイラストが彩る。さかなクンは東京都出身で館山市在住。自宅には約80種、150匹くらいの様々な海洋生物を飼育するフィッシュハウスがあり、自宅が水族館みたいだとか
館山ふるさと大使であるさかなクンは当駅の名誉駅長。これに伴い渚の博物館1階にさかなクンギャラリーが開設。入館料無料で、さかなクンによるイラストの数々やゆかりの品など数々の展示品によるさかなクンワールドが広がっている
さかなクンが作成したウッカリカサゴの置物。うっかりするとカサゴと混同しやすい、カサゴとの違いに気付かずうっかりしていたためウッカリカサゴと命名された。そんな理由で命名していいものなのね
初代さかなクン水中ハコフグ。帽子というか被り物。さかなクンがハコフグの帽子を被るのは、幼少期に魚屋の水槽でハコフグが他の魚に迫害されながらも懸命に泳いでいた姿に心打たれたことを思い出しハコフグに元気をもらおうと思った、テレビ出演の際に印象が薄いと言われたことにある
マグロと撮影できるフォトスポット。なかなかなさそうなシチュエーション
さかなクンの画力は素晴らしくイラストレーターとしても活躍。魚の特徴をよく捉えたイラストは見どころ。幼い頃のさかなクンは魚に全く興味がなく、毎日のようにトラックの絵を描いていたという。さかなクンの画力は幼い頃のトラックの絵で培われた
房総の海のお魚たち。じっくりギョ(ご)覧ください
吹き抜けを利用し頭上にたくさん魚が泳いでいる。さかなクン自ら監修した巨大クロマグロぬいぐるみ
渚の博物館で漁業や漁師の生活について理解を深められる。館山市立博物館の分館にあたる施設で、館山市が旧千葉県立安房博物館の移譲を受けたもの。。入館料無料
大漁などの祝いの席で船主や網元から配られた晴れ着「万祝(まいわい)」。イワシ漁の豊漁を契機に房総半島で発生したと言われている
海女が使う水中メガネ「ヒトツメガネ」。メガネ内の水圧を逃がすためにゴム製の風船(フウジ)がつく
イセエビを捕る網は沖の棚にある根に仕掛けるが、網が根に引っかかってしばしば切れる。そのため漁の暇な時はいつも網を修理していたようだ
企画展示室。2024年7月13日時点では唐棧織(とうざんおり)。近世初期にオランダ人によって日本にもたらされた織物。館山では明治時代初期に技術を習得した斎藤茂助氏が伝えたことに始まる
ツチクジラやゴンドウクジラなどの小型鯨類の捕獲に用いられる「捕鯨砲」
小型鯨類を捕獲するために用いられる「二連式捕鯨砲」。1番モリに続けて2番モリも直ちに発射できる
昭和40年9月18日、富津市にあがったという体長2m重量600kgのオサガメ。漁師は海上でこうしたウミガメに出会うと豊漁の前兆として喜んだ
日本三大うちわ。京うちわ・丸亀うちわ・房州うちわ
館山湾に生息する生き物を展示する海辺の広場。磯場の水槽では潮の干満を人工的に再現している。飼育員と一緒の魚のエサやり体験を1日1回開催(お子様対象)
ずらりと並ぶ貝殻の展示。その種類の多様さ、形が目を引く
イセエビ。タコが天敵だが、逆をとってタコの天敵であるウツボと一緒に生活していることがある
ウツボ。肉食魚で鋭い歯と強い顎で噛みつく凶暴なイメージがあるが、臆病な所もある
コバンザメ。頭にある小判状の吸盤でウミガメやマグロなど大型海洋生物に張り付いて生活する。サメではなくスズキの仲間
駅に隣接する館山夕日桟橋は桟橋形式としては日本で一番長く、500mほどある。正式名は館山港多目的観光桟橋で館山夕日桟橋は公募による愛称で、館山湾の穏やかさと透明感を表現している事、日本の夕日百選に館山湾の夕日が選ばれている事が選定理由。様々な船舶が着岸するほか人気の釣りスポット
ブルーフレイム。ウミホタルがプロポーズする時に青く光る様子をモチーフにしたもの。恋人同士や夫婦でフルーフレイムに触れると愛が生まれる(永遠の愛を約束)、愛が産まれる(子宝・安産を祈願すると願いが叶う)、愛が熟まれる(夫婦の聖地)と言われている
展望デッキ。潮風を浴びながら館山湾を一望できるウッドデッキスペース
館山市は日本全国にある「恋人の聖地」の一つで「恋人の聖地 鏡ヶ浦から富士の見えるまち」の名で選定されている。館山市は市内の城山公園、館山夕日桟橋、洲崎灯台の3か所を特におすすめスポットとして紹介している
館山市市政施行80周年を記念して制作したさかなクンマンホールを渚の駅たてやまの入口と構内に設置。さかなクンを中心に館山の海ゆかりのタイやアジ、ジンベイザメなどを描いた
昭和37年に進水した貨物船に搭載された焼玉エンジン。焼玉エンジンでは晩期のものとされ、エンジン内部の焼玉をバーナーで熱し燃料に着火する。単純な構造で簡単に取り扱うことができ、軽油など安価な燃料で動かせることから幅広く使用された。第一次世界大戦を契機にコンパクトな大きさにして経済性にも優るディーゼルエンジンが登場すると、焼玉エンジンは急速に姿を消していった
商業施設棟。1階に地元産の鮮魚や野菜を販売する海のマルシェたてやま、外から利用する形でソフトクリームなどを提供する軽食店。2階に房総の味覚を味わえる館山なぎさ食堂
マルシェでお買い物。売上ナンバーワンは房総はちみつミルクラスク。三芳村の牛乳、宮本養鶏の赤卵、地元のはちみつ、房総の塩を使ったこだわりのラスク。マルシェ内にあるスイーツ店のパティスリーソラネルが作っているもので、生地の仕込みから包装まで全ての行程を行っている
南房総特産のびわを使用したびわソフトクリーム。ほんのりびわの香りと上質な風味
ブルーレモネード。館山の青い海みたいな涼しげなレモネード
館山なぎさ食堂の「伊勢海老と魚介のペスカトーレ」。館山なぎさ食堂パスタメニューの人気の一品。ペスカトーレとは魚介類をたくさん使ったトマトソースのスパゲッティー
館山なぎさ食堂の「カシスソーダ」。カシスとはベリー類の果実

館山城・城山公園
たてやまじょう・しろやまこうえん
館山駅から約2.5km
戦国大名「里見氏」の居城跡を公園として整備した場所。公園のてっぺんに建つ館山城は博物館として再建された城。標高68.5mの丘陵地の一番上に位置しており道中の坂はなかなか急。城は同じ城山公園内にある館山市立博物館の分館にあたり、里見氏をテーマとした各種資料を展示している。また最上階は展望スポットになっている。公園はつつじの名所に加えて館山市有数の桜の名所として名高い。
館山城は城山の頂上。急な上り坂を結構長い距離歩く。土日祝限定で公園入口から山頂を結ぶ無料のシャトルカーが運転されている
里見氏の家紋が刻まれたのぼり。丸に二本の線の「二つ引両(引両紋)」。何を意味するのかはっきりしておらず、「両」は「龍」を表し、横線が龍で龍が天に昇ることを意味する説がある
ゴールデンウイーク恒例イベントのこいのぼり。2022年。館山城前広場と芝生広場に合計約60匹のこいのぼりが空を泳ぐ。このこいのぼりは市内外から寄贈されたものらしい
芝生広場を泳ぐこいのぼり、2026年5月2日。2026年度はこいのぼりの数を増やし160匹になった
芝生広場を泳ぐこいのぼり2、2026年5月2日。来園者からの評判は高く、こどもの日を待たず時期を前倒しして飾り付けしている
館山城の下(頂上西側斜面)にあるつつじ苑、2022年。約6000本のつつじ苑の下から館山城を見上げる。つつじの見頃は4月中旬〜5月初旬で、オオムラサキ・ヒラドツツジ・クルメツツジなどが城山を華やかに染める
2026年5月2日時点のつつじ苑。見頃を過ぎていた
館山城天守閣(3階)から館山市と館山湾を一望できる。なお館山城館内は土足禁止で撮影不可
三角屋根の館山駅。館山駅から城山公園まで徒歩約25分の距離でやや遠い。公園に着いてもあの長い坂を上ることになるので、館山城に歩いていくならなおさら時間がかかる
沖ノ島。手前のヘリポートは海上自衛隊の館山航空基地のもので、ヘリポートとしては日本最大規模
南房総市の大房岬。浦賀水道に突き出た長さ2kmの岬で、岬が山になっている
館山夕日桟橋。船舶の係留などを行うために整備された館山港の港湾施設。先端部がT字になっていて大型船も接岸できる。海や夕景、釣りを楽しむ場として一般開放されている
渚の駅たてやま。ズームすればさかなクンの顔も見える
内陸側を眺める。こちらは市街地の外れでのどかな風景が広がっている
館山城限定のクリアファイルと刻印入り本革キーホルダー
安房地方の郷土や民俗について理解を深めることができる館山市立博物館。館山城は分館の八犬伝博物館で、こちらが本館となる建物。観覧料は館山城と共通で、どちらか片方で券を買えばもう片方も入れる。因みに渚の駅たてやまにある渚の博物館も当博物館の分館にあたる(観覧無料)
館山市立博物館本館へ続く道は10点の現代彫刻が並ぶ「彫刻の径」。ブロンズ像が中心で人物像、抽象作品などが楽しめる
かっこ舞獅子頭。かっこ舞とは田んぼに必要な雨を降らせる儀式(雨乞)
昭和40年代のめんこのコレクション。おそ松くんやゲゲゲの鬼太郎などアニメの図柄が多い
昭和12年と14年の房総観光御案内。小湊の小湊ホテルを中心としているようだ
館山市立博物館のクリアファイル
館山市は「恋人の聖地 鏡ヶ浦から富士の見えるまち」。恋人の聖地として館山市がおすすめする場所はここと館山夕日桟橋と洲崎灯台。どこも海の景色が良い場所である
新しくなった恋人の聖地モニュメント。館山市随一の絶景スポットである城山公園展望広場の魅力向上を目指し、公園利用者の声を反映して制作された。ハート型のモニュメントにマリンベル、台座に館山が舞台の南総里見八犬伝に登場する霊玉に因み仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の8文字を彫刻している
たくさんのクジャクを間近で見ることのできる孔雀園。羽を広げた優雅な姿は一見の価値あり。美しい飾り羽を持っているのはオスのクジャクのみで、3月から6月の?殖期にかけてメスへのアピール目的として羽を広げる。威嚇として羽を広げることもある
ここのクジャク47羽は2020年2月に市内のアロハガーデンたてやまに引き取られ、クジャクがいなくなったしばらくは旧孔雀園と呼ばれていた。その後2024年7月に一般公募を経て「四季の丘」の愛称になった
色素が抜けて白くなったシロクジャク。アルビノではなく白変種という別の特徴を持った個体。自然界ではとても珍しいものらしい
公園のかなり奥まった所にある八遺臣の墓。鳥取県で没した里見忠義に殉死した8人の家臣の遺骨を安房の里見の旧臣が分骨して持ち帰り、ここに供養したとの伝承がある。この8人は南総里見八犬伝の八犬士のモデルになったとも
茶会に限らず文化活動や会議などに多目的に利用可能な茶室「雁月庵(がんげつあん)」
雁月庵の日本庭園。日本庭園は房総では貴重なものらしい
桜の名所である。2025年4月12日時点では散り始めているが、まだまだ綺麗。一足早いこいのぼりとのコラボもできる
芝生広場。例年3月下旬〜4月上旬が見頃
芝生広場2。河津桜、寒緋桜、ソメイヨシノ、八重桜など多品種の桜がある館山市有数のお花見スポット
芝生広場から見る桜と館山城。城山公園の桜はソメイヨシノが最も多く、400本ある
「光と風と夢」モニュメント。風で動くステンレス・スチール製の鳥形彫刻を高さ約7mの御影石柱の上に載せ、周囲に石のベンチを4つ設置し方位がわかるようにしている。作者は東京藝術大学の元学長で、東京スカイツリーのデザイン監修も行っている
桜に囲まれた第1駐車場。第2駐車場と合わせて普通車70台分停められるスペースがある
浅間神社。木花佐久夜毘売命(このはなさくやひめ)を祀る富士信仰の神社。江戸時代からあり、何度か移転を繰り返し館山城の本丸跡に落ち着いた
桜と館山城。これらの美しいコラボは必見
館山城から見る桜咲く城山公園
館山城から見る桜咲く城山公園2
館山城から見る桜咲く城山公園3
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沖ノ島
おきのしま
館山駅から約4.5km
館山湾に浮かぶ陸続きの無人島。以前は沖合いにあったが関東大震災による隆起で陸続きになった。面積は約4.6ヘクタール、海水浴場として多くの人が集まる場所。シュノーケリングや磯遊びなどにも適している。島は貴重な自然と綺麗な水質を兼ね備えており、水質は環境省が実施している海水浴場水質調査において毎年「Aランク」以上と評価されるほど綺麗。周囲の海域は黒潮の影響を受けて温かい地域の魚やサンゴが生息しており、サンゴの北限域としても知られる。島の植物は南方で見られるものが自生している。
最寄りのバス停は館山日東バス市内線の終点「館山航空隊」。ここから沖ノ島までは館山航空基地の北をひたすら徒歩約20分
長い一直線の道をひたすら歩くため、戻ってくることを考えるとなかなかに骨が折れる。道中の沖ノ島護岸では多くの人が釣りを楽しんでいる。主なターゲットはクロダイ・シロギス・サヨリ。護岸は全長約500mと長い
砂州で地続きになった沖ノ島へ渡る。200m程の距離
陸続きの部分は砂浜になっており、遠浅で波も穏やかなため海水浴に適している。夏は沖ノ島海水浴場として海水浴場が開設される。島を正面に見て左側の湾は水がやや温かい、右側の湾は水が冷たいという特徴がある。島の裏手は潮の流れが強い傾向にあるため遊泳は危険
沖ノ島への出入口。沖ノ島はヤブニッケイやタブノキなど温暖帯の海岸林で覆われており、南房総国定公園の指定を受けている自然環境区域の沖ノ島公園となっている。見て回るだけなら洞窟と沖ノ島宇賀明神に行くべし
「沖の島に つづく海さへ 地となりて 実生が乱る 低き小松が」徳壽(とくじゅ)。沖ノ島の地続きになっている部分に実生の松(種子から発芽したばかりの松)が多く生えていたらしい
森の中には東屋や環境に優しいバイオトイレがある。2026年2月22日に再訪した際トイレはなくなっていた
沖ノ島の見どころの一つ、沖ノ島宇賀明神。安房國司が安房国な地域産業の発展を願い、倉稲塊命(うかのみたまのみこと)を歓請し建立。倉稲魂命は平安時代以降から人々の厚い信仰を受けてきた稲作の神・農業神・漁業神・商業神・福伸
沖ノ島宇賀明神は2019年9月に上陸した台風15号の被害を受け、建物が損壊した
鳥居から顔を覗かせる海が良い。この先は南の入り江と呼ばれる岩礁帯に続いている
一人一本赤い糸を社殿前の「いわし網」に結ぶ。沖ノ島は昔から春になるとイワシの群れが島を囲み海を深紅に染めたという。伝説によれば、宇賀明神の白蛇と深紅のイワシの出逢いが幸せを呼ぶと言い伝えられている
赤い糸をハート型に結ぶと幸せが訪れるとしてカップルに人気のようだ
沖ノ島の見どころの一つ、太平洋戦争中に壕として使われていたという洞窟。中に入ればちょっとした冒険気分が味わえる。全長10mぐらいで人が行き違えるぐらいの広さはある
洞窟入口前の南西の岸壁と呼ばれる場所。波や風で削られた岩肌が剥き出しになっているところ
背の高い人は頭をぶつけないよう注意
洞窟の出口、島側
洞窟の出口、海側。この先は釣りスポットの岸壁に出る
洞窟を抜けた先。この先に行くことはできない。岸壁の下にはメジナやカサゴといった根魚が棲みつく、隠れた釣りスポット
小さな覗き穴らしきものがある小部屋。ここはかなり頭上が低い。太平洋戦争中は上陸を防ぐため穴から機銃を構えて見張っていたと言われる
覗き穴からの景色。小銭が置かれているのはなぜだろうか?神秘的な雰囲気からお賽銭?
小銭の数だけここに人が訪れたのかもしれない
森を抜けた先に見える海。この先は北の入り江という場所で、入り江の中はともかく外は流れの早い箇所がある
森を抜けて島の反対側(西側)、裏手の浜という場所。岩礁帯なため遊泳は不向きだが潮溜りが多くあるため磯遊びに適したポイント。潮の流れの関係で貝殻やシーグラスなどが波打ち際に多く集まりビーチコーミングも楽しめる
はっきり見える富士山。館山市から富士山まで直線距離で約110kmあるがこんなにはっきり見える
島の南側、南の入り江。入り江とあるが岩礁帯が多く、潮が引かないと入り江としての姿を現さない。また比較的水深が浅いことから初心者もシュノーケリングを楽しめる。訪問時は冬のオフシーズン時ではあるが磯遊びしている人が見られた
北の入り江へ。磯は自然が作り出した芸術のようだ。北の入り江には地曳揚場として使われていたプールの名残があり、そこにはたくさんの魚が住み着いている。北岸の水深2m以深からは世界最北地域のサンゴの観察が可能
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洲崎灯台
すのさきとうだい
館山駅から約12km
房総半島最西端に位置する高さ15mの灯台。初期の鉄筋コンクリート造灯台として価値がある事から国の有形登録文化財に指定されている。三浦半島の剱崎(つるぎざき)灯台とと共に東京湾の船舶の目印として活躍する。足元の広場は富士山や伊豆大島などが見られる絶景スポット。昭和初期から中頃は灯台周辺でマーガレットが盛んに栽培されていたため「マーガレット岬」の別称がある。秩父宮妃殿下が花畑などを見学に館山を訪れ洲崎を回った際、マーガレットが咲き誇る風景を見て名付けたという。
灯台出入口。階段を上った先に灯台がある。出入口にはお休み処森田屋商店があり、名物の自家製ところてんをはじめとした軽食提供と土産物販売を行っている
展望デッキ。灯台に上ることはできないので灯台の広場から景色を見る。海と富士山の景色がそこに広がっている
館山湾方面を眺める。海岸線と栄の浦漁港
「恋人の聖地 鏡ヶ浦から富士の見えるまち」。洲崎灯台は恋人の聖地認定を受ける館山市のおすすめスポットの一つ
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道の駅南房パラダイス・アロハガーデンたてやま
みちのえきなんぼうパラダイス・アロハガーデンたてやま
館山駅から約9km
千葉県道257号沿いにある道の駅。通称「ナンパラ」。県内最大級の動植物園のアロハガーデンたてやまを併設している。道の駅はアロハガーデンたてやまのゲート前にある建物で、多彩なハワイ料理を味わえるレストランとハワイ雑貨などを販売する売店がある。道の駅ではあるが同施設のレストランや売店みたいな感じ。アロハガーデンたてやまの入園は有料。「南国の楽園にもっとも近い庭園」をキャッチコピーに、動植物による南国ムードを味わえる他特設ステージではハワイアンショーが楽しめるようになっている。2025年春に資金繰りを理由として閉園となり南房パラダイスも合わせて閉鎖。後に道の駅の登録取消も受けている。
ハワイまで6200km、東京まで80km、大島まで46km、鴨川まで31km。世界は広いなぁ・・・
ハワイアンフードを中心にした軽食コーナーのモアナガーデンカフェ。ハワイの郷土料理ロコモコを食べる。ご飯の上にハンバーグと目玉焼きをのせてグレイビーソース(肉汁ベースのソース)をかけたもの
マグネット。南房パラダイスはアロハガーデンたてやまの閉園に伴い2025年4月1日より利用が停止され、同年6月13日付けで道の駅登録抹消となった。このマグネットは貴重なものになったか
キーホルダー。アロハガーデンたてやまは2019年に房総半島を襲った台風、2020年に新型コロナウイルス、水鳥への鳥インフルエンザ感染による営業停止など悪い事象が重なった結果、急速に業績が悪化して閉園の判断に至った。せめて道の駅の南房パラダイスだけ残すことはできなかったものか
在りし日のアロハガーデンたてやまのゲート。ここから先は入園料が必要。大人一人1300円だったかな?
アロハガーデンたてやま内。ヤシの木がトロピカルな南国ムードを演出。広さは約10ヘクタール
高さ20mの大温室。熱帯のヤシ類や大型樹木でジャングルのような温室
亜熱帯植物を展示する植物園。長さ300mの連続温室。エントランスホールから始まり果樹温室、ブーゲンビリア、アナナスなど様々な温室がある
パイナップルの実が成っている。我々が普段食べているパイナップルはたくさんの小さな果実の集合体である
パパイヤ。含まれるパパインという酵素が肉のタンパク質を分解して柔らかくする働きがあるので、肉料理に利用される
バナナの木。フルーツガーデン温室では馴染み深い果実の着果状態が観察できる
砂漠を再現したサボテン温室。南米や北米産の様々なサボテンが見られる
マーライオンがシンボルのガーデンハウス温室。マーライオンはシンガポールにある上半身がライオン、下半身が魚の象。ハワイとは関係ない
土日祝、フラテラスではフラダンスやタヒチアンのショーが開かれる。全天候型なので雨の日でも開催。見るだけでなく観客の参加やダンサーたちとの記念撮影も楽しめた
カピバラやインコなど様々な動物とのふれあいや餌付けが楽しめる「アロハZOO」。動物たちは施設の閉園後、他の動物園や飼育施設へ移動となった。カピバラなど一部の動物は袖ケ浦市の袖ヶ浦ふれあいどうぶつ縁(東京ドイツ村近く)へ移動したことがわかっている
こちらは鮮やかな体色のルリコンゴウインコ。世界最大級のインコの一種で、個体や飼育環境により80年以上生きるとされている
高さ23.5mの展望塔「アロハタワー」。90段の螺旋階段の先に展望台があり、海などを眺めることができる。エレベーターはないので自力で上ってください
アロハタワーからの景色。海と天候に恵まれれば伊豆大島の眺望
アロハタワーの足元に幸せの鐘。アロハガーデンたてやまは恋人の聖地サテライトに選定されておりそれを示すもの。恋人の聖地サテライトとは恋人の聖地プロジェクトの啓発活動に貢献する場所。千葉県では唯一のサテライトだったが同施設の閉園により千葉県の恋人の聖地サテライトはゼロになった
天皇陛下と皇后陛下が訪問したことなどを記念する碑と、ハワイ王国を建国し初代国王となったカメハメハ大王の像。因みにカ・メハメハはハワイ語で孤独な人、静かな人の意味
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館山ファミリーパーク
たてやまファミリーパーク
館山駅から約9km
平砂浦海岸に隣接した花の楽園。南房総ならではの温暖な気候を活かし1年を通して四季折々の花を楽しむことができる場所。春には約7500平方メートルの花畑に関東最大級10万株100万本のポピーが咲き誇る。日本初となる屋外通年展示を可能にした砂の彫刻「サンドアート」も見所。2019年に発生した房総半島台風による被害に加え、新型コロナウイルスの影響で来園者が激減したため2021年5月31に閉園が決まった。1977年に開園してから44年間の歴史に幕を閉じることとなる。
世界初となる屋外周年展示の巨大砂像「サンドアート」。後ろのは幅5m、高さ4mサイズ。サンドアート世界チャンピオンによる作品らしい
砂の彫刻 庭園美術館。サンドアートは砂と水のみで制作され、雨風で砂が崩れるのを防ぐため定着剤を吹きかけ表面のみを固めている。砂はここから車で5分ほどの砂山の砂で、山砂はきめ細かいことからサンドアートに適すそうだ
10万株100万本にもなるポピーの花畑。最盛期は2月下旬から3月下旬で花摘みは12月から5月上旬まで。館山ファミリーパークは関東最大級のポピーの名所
たくさんの花言葉を持つポピーの花。オレンジ色は思いやり、いたわり、願いをかなえて。黄色は成功、富
ハナビシソウの花畑。別名カリフォルニアポピー。和名のハナビシソウとは家紋の花菱に似ていることから
ハナビシソウの花。花言葉は富、栄光、希望
ヤグルマギク。英名はコーンフラワー。花がこいのぼりの柱の先につける矢車に似ていることが由来
ドラゴンフルーツジュース。館山ファミリーパーク産で最大糖度は非常に甘い23度。ドラゴンフルーツはサボテン科の南国の果実で、豊富な栄養素に加えて低カロリー
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安房神社
あわじんじゃ
館山駅から約11km
最も社格の高い「一宮」に属する神社。主祭神「天太玉命(あめのふとだまのみこと)」はものづくりに関する力を持ち、商売繁盛や事業繁栄などにご利益がある。日本の財界の有名人などが参拝するほど金運上昇のご利益があると言われ、山梨県の新屋山神社、石川県の金劔宮と共に「日本三大金運神社」の一つに数えられる神社。房総半島の南端に近いこの場所は日本列島を龍の形になぞらえると玉を持つ爪の部分であり、つかんだ運は離さないとされている。
清らかさを表す白色の一の鳥居。ニの鳥居まで続く参道は桜並木となっている。ソメイヨシノを中心とした約200本の桜が植えられ、満開時には美しい桜のトンネルを作り出す
神様にお供えする神饌(お食事)を用意する為の建物の神饌所(しんせんじょ)。今は毎年1月14日に行う置炭神事(おきずみしんじ)の祭場。門松に使われた松材を薪にして浄火を焚き、おかゆを煮て燃え残った松材を12本取り出し、その焼き色によって1年間の天候を占う
厳島社(いつくしましゃ)。拝殿前に横たわる巨大な海食岸をくりぬいて創建した末社。水の神、市杵島姫命(イチキシマヒメ)を祀る
池のほとりにある槇の木のご神木。樹齢約500年と言われ、長い年月安房神社を見守ってきた。力強く根を張り枝葉を伸ばす様は生命力に満ち溢れている
例大祭や神輿渡御の際に出祭してきた近くの神社の神輿を納める建物の御仮屋(おかりや)。毎年9月10日に御仮屋祭という御仮屋に鎮まる神々を祀る神事が執り行われる
香川県琴平町の金刀比羅宮(ことひらぐう)の御分霊を祀る琴平社(ことひらしゃ)。祭神の大物主神(オオモノヌシノカミ)は海上安全・航海守護、商売繁盛・事業成功の神
下の宮。開拓の神で集中力やチャレンジ精神に霊験のある天富命(アメノトミノミコト)と天忍日命(アメノオシヒノミコト)を祀る。安房神社が現在の場所に遷座された際に摂社として創建された
天然石使用の勾玉ストラップ。身に付けると幸せを招くと言われる、三種の神器の一つ
交通安全ステッカー
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館山野鳥の森
たてやまやちょうのもり
館山駅から約10km
房総半島の最南端に位置する自然豊かな県民の森。1年を通して様々な野鳥に出会うことができる森で65種類の野鳥の観察実績がある。森は安房神社に隣接した場所に広がっており起伏に富んだハイキングコースは場所によってはハード。随所にある展望台からの景色は素晴らしく、ちば眺望100景に指定されている。出入口にふれあい野鳥館という野鳥や植物を自然に近い状態で再現したジオラマ展示コーナーなどを設けたビジターセンターがある。
ハイキングコース(探鳥道)であじさいを発見。ハイキングコースは所有時間1時間30分のファミリーハイキングコース、2時間のバードウォッチングコース、2時間30分のグリーンシャワーコースの3つ
ふれあい野鳥館から約10分、標高63mの冨士見展望台。ふれあい野鳥館から一番近い展望台となっており、とりあえずここだけ見て戻るのもあり
冨士見展望台からの景色。弧を描く平砂浦(へいさうら)海岸の海岸線
今は無きアロハガーデンたてやま。ここから見ると大温室が象徴的ですぐわかる
ふれあい野鳥館から約15分、標高87mの国見展望台。冨士見展望台よりちょっぴり高い場所
国見展望台からの景色。冨士見展望台とそんなに変わらない?
ふれあい野鳥館から約25分、標高103mの平砂浦展望台。ここからの景色はちば眺望100景に選定されている
平砂浦展望台から見る平砂浦海岸。約6kmの砂浜と松林が続く海岸で、日本の白砂青松100選に選定。日本サーフィン連盟(NSA)公認のサーフィン大会が開催されるほどのサーフスポットなのに加えて釣りやウォーキングにしに訪れる人も多い
ふれあい野鳥館から約30分、標高115mのピーヒョロ見晴台。鳥のさえずりが聞こえる見晴台?
ピーヒョロ見晴台は山の方に向いている。鳥がたくさんいそうな雰囲気はある
メタセコイアとラクウショウが混植する水辺の森。館山野鳥の森は林野庁による森林浴の森日本100選の選定を受けた緑濃く、自然豊かな森
西沢の池。渡り鳥や水鳥の休憩地で多くのトンボも見られる水禽池(すいきんち)
ふれあい野鳥館から約50分、標高134mの大島展望台。ふれあい野鳥館から一番遠い展望台で健脚者向け。ここまで来るのはかなりきつく汗だくになってしまった
大島展望台からの景色。文字通り伊豆諸島の大島が望める。平砂浦展望台と並びちば眺望100景に選定された景色
天神山山頂。標高146m。東屋があるだけで絶景は見られない。景色は各所の展望台から楽しもう
ふれあい野鳥館ジオラマ展示コーナー。野鳥の森は少し前まで薪や炭の材料や、田畑の肥料にする落ち葉などを集めるために利用されていた
ヤマザクラの木にとまるヒヨドリ。おいしい実をつけて鳥に食べさせ、消化されなかったタネをフンとして落としてもらうことで離れた場所で発芽する
森の地面は落ち葉や枝、動物の死骸やフンなどがどんどん積もっていく。土壌に住む小さな生き物達がこれらを食べてフンをすることで養分として土に還す
きのこ。自分で養分がつくれないので枯れ木や落ち葉を腐らせて養分にするもの、生きている木の根と共生して養分をもらうものの二つに分けられる
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野島崎灯台・野島崎公園
のじまざきとうだい・のじまざきこうえん
館山駅から約14km
野島崎灯台は1870年に点灯開始した日本で2番目に古い西洋式の灯台。高さは29m。その白い姿から「白鳥の灯台」と称されている。全国に16しか存在しない中に入って上ることのできる灯台の一つで、灯台の上から眺める房総半島と海の景色は素晴らしい。また灯台は国土の歴史的景観に寄与しているなどの理由から国の登録有形文化財に登録されている。灯台の足元に広がる野島崎公園は房総半島最南端に位置する公園。最南端の地である証明として記念碑が建ち、周辺にホテルや飲食店が立地するなど観光地として機能する。駅から遠く離れた場所なため、館山駅前から発着するバスを利用して行く。
野島崎公園の最奥には朝日と夕日の見える岬と呼ばれる場所がある。岬の上には最果てのベンチ「ラバーズベンチ」があり、座って朝日と夕日を拝むことができる。またこのベンチに二人で座ると幸せになると言われている。この場所へ上がる岩場は足場が悪いので気を付けよう
ベンチから眺める景色。海と岩が織り成す景色が良い。碑には「絶景 朝日と夕陽の見える岬」「南房総白浜サンライズポイント」とある
野島崎、ここは房総半島最果ての地。房総半島最南端にして千葉県最南端の地。伊豆諸島や小笠原諸島を除けば関東地方最南端の地でもある
野島崎からの美しい日の出。初日の出スポットとしても多くの人が訪れる
ベンチと日の出。房総半島最南端からの初日の出は特別感がある
房総半島最南端之碑(北緯34度54分・東経139度53分)。アフリカ産御影石で作られたもので白浜および野島崎から各地までの距離が刻まれている白浜からハワイは6200km、ニューヨークは11000km、東京から94km、千葉から79km。野島崎から大島は53km、利島から72kmなど。世界はあまりにも広すぎる
南アフリカから運び込まれたという巨石。重さ28トンあり、エジプトのクフ王のピラミッドの平均的な石と同じくらいの大きさ。昔ながらのコロを使った方法で3日間かけてこの場所に運ばれた。磨きあげられた曲面には白亜の灯台と輝く満天の夜空の崖と映しだす
白亜の八角形の野島崎灯台。その佇まいから白鳥の灯台とも称される。フランス人技師ウェルニーによる設計。1923年に関東大震災で一度倒壊するも1925年に再建された。アメリカ・イギリス・フランス・オランダの4か国と結んだ改税条約(江戸条約)によって建てられた全国8か所の条約灯台の一つである
日が暮れはじめ、光を放つ野島崎灯台。光の強さは73万カンデラで、17海里(約31km)まで届く
灯台最上階から太平洋側を眺める。参観料は300円(2026年時点)。野島崎は太平洋に500mほど突出した岬で、古くは文人墨客が来遊した南房総の名勝である
灯台最上階から北西方向を眺める。野島崎はもともと野島と呼ばれる房総から離れた島だった。大地震で隆起し地続きになったと言われている
灯台最上階から北東方向を眺める。野島崎周辺はホテルや旅館が多く立地している
野島崎灯台と合わせて見学できる野島崎灯台資料展示室(きらりん館)。野島崎灯台の歴史、機能や役割についての展示内容
展示室内。中心にあるのは烏帽子(えぼし)島灯台第二等フレネル式レンズと言い、明治8年から昭和50年まで使用されていた
伊勢湾の入り口に建つ神島灯台の副灯
ピンバッジ、缶バッジ
ストラップ
21世紀へかっとびくん。飛翔する願いを込めて、全ての出発点からの成功を祈ってのメッセージ。大漁を祈願する白浜漁協が設置した金属製のトビウオ
かっとびくんと夕暮れ。白浜は源頼朝ゆかりの地で、戦に敗れた源頼朝はこの地の下立松原神社に太刀を献上して再起をかけたところ、見事復興を成し遂げたと言われている。それに因み、かっとびくんは全ての出発点からの飛翔(成功)を祈る
三峯神社。伊邪那岐命(いざなぎのみこと)を祭神とし、海上安全や漁業の守護神として信仰されている
三峯神社と夕暮れ。社殿は岩に埋め込まれるよう鎮座し、鳥居は空と海を背景に建っている
伊豆大島が見える。ここから53kmという近さにあるが房総から伊豆大島に行く手段は存在しない
野島崎で見つけた水仙。冬の房総を象徴するかのような花
灯台付近に厳島神社(野島弁財天)。祭神は水を司る神の市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
すごく・・・大きいです・・・。「平和の合鍵」とある。されど恋を成就し、子宝に恵まれすぐれたご利益のある祠。ぶらぶらすれども落ちとせず、金があれども通用せず、竿があれども干しもせず、金があれども光なし。縫目あれどもほころびもせず、玉があれどもうてもせず、天を仰ぐこともなし
伝説の岩屋。伊豆の石橋山の戦いに敗れた源頼朝は安房に逃れ、この地で武運再興を願掛けている時、突然降って来た雨をここで凌いだとの言い伝えがある
岩屋の中にオオダコの海神。海面を鎮め、人々に豊漁と幸せをもたらす。いつの頃か深海に棲むという想像のオオダコが海神として岩屋に祀られるようになったという。オオダコの前に供えられたアワビやサザエの殻に向かって賽銭を投げ、殻に入ると開運間違いなしとのこと
芝生広場を中心に飲食店がいくつか立地。野島崎一帯は南房総国定公園の白浜野島崎園地として整備され、海沿いに遊歩道が続いている
夕暮れ時の野島漁港(野島西港)。野島崎を挟み東港もある
白浜海洋美術館。木々に囲まれてひっそりあるかのような隠れ家的な美術館。江戸から大正にかけての海に関連した美術工芸品を約100点展示する。見所は房総半島発祥の大漁を祝う半纏の万祝。別名「万祝美術館」
万祝(まいわい)。江戸時代の房総半島の漁村が発祥と伝えられる、大漁を祝う晴れ着
大漁祝い三つ重ね盃。三日三晩祝いの酒盛りに使われたと言われる
南蛮船。長崎出島に来航を許されていたポルトガルの貿易船をモデルとする
大量旗。大漁を誇って漁船が入船の折りに立てた
鴨川市にある菜な畑(ななばたけ)ロード
2023初日の出
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道の駅白浜野島崎
みちのえきしらはまのじまざき
館山駅から約12.5km
房総半島並びに千葉県最南端に位置する道の駅。農産物直売所やカフェがあるが千葉県に数ある道の駅の中でも規模は小さめ。近くには野島崎灯台が立地しているため一緒に立ち寄る分にはよいかもしれない。いちご狩り施設を併設しており、冬〜春にかけていちご狩りを楽しめる。2026年より1月から道の駅の指定管理者が神奈川県川崎市で飲食店経営をしているカフェサウダージになり、農産物直売所「ファーマーズコンシェルジュ」がリニューアルオープンした。
道の駅手前の菜の花畑。当道の駅のある南房総市白浜地区は春にいちばん近いまちと言われ、12月には菜の花が咲き始める
野菜直売所に隣接するいちご狩り施設。高級ホテル品質の紅ほっぺ・かおり野・あきひめ・チーバベリーが30分食べ放題。時期は2月〜5月上旬頃
スティックカレーパン
ブイヤベース
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眺尾橋
ながおばし
館山駅から約11km
長尾川下流に架かる石造アーチ橋。水面に反射すると眼鏡のように見えることから「めがね橋」とも呼ばれる橋。アーチが3つあるため本当は眼鏡ではない。1888年に架設され延長は20m、幅員4mの石積み工法の洋式三重橋。3連の石造アーチ橋は全国的に見ても珍しいもので関東地方では唯一の存在。大洪水や関東大震災が発生しても壊れず、戦時中に橋の上を戦車が通っても平気だった頑丈な橋。昔から変わらない姿を今も保ち続けているようだ。
水面に映ると眼鏡のように見える。橋には伊豆石と、橋より南南東方向の海岸線にあった「みずるめ」という石切場から採掘された潮風に強いみずるめ石を用いる。橋の内部は石と土
長尾川。県管理の指定河川としては関東最南端の河川(離島を除く)。眺尾橋はこの川の下流部に架かる。橋が「眺」なのは1993年に補修を行った際に本来の表記が「眺」であると推定したため。橋を眺めるという意味もある?
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白浜城跡
しらはまじょうあと
館山駅から約14km
野島崎灯台から北に約1km地点にある丘陵地に位置する。ハイキングコースが整備されており、標高約140mの展望台からは天候に恵まれれば伊豆七島が見える。戦国大名「房総里見氏」の祖とされる義実(よしざね)がこの白浜の地に上陸し、最初の拠点にした場所と伝えられている。展望台は第一展望台と第二展望台の二か所あるためそれらを目指し登っていくのが良い。道中に岩盤を切り開いて造られた切通しを通る所がある。
東側観音堂入口から約500m、所有時間20分の第1展望台
第1展望台からの景色。太平洋に突き出た野島崎を望む。天候次第では伊豆七島が見える
野島崎灯台を眺める。白浜城跡は野島崎のほぼ向かい側にある
第1展望台付近のハイキングコース。子どもやお年寄りでも登れるらしい標高100m前後の尾根づたいを歩く
第2展望台に近い櫓口(やぐらぐち)。展望台まで約500m、所有時間20分
櫓口のハイキングコース。訪問当時は誰ともすれ違うことはなかった
第2展望台からの景色。天候により見える伊豆七島はその時で見える島の数も変わる。最南端の八丈島が見えるのは年に1、2回のみと言われ、見えたらラッキー。ここから八丈島までは約200kmある
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館山砂丘
たてやまさきゅう
館山駅から約9km
海岸から吹き上げられた砂が山の斜面に蓄積されてできた天然の砂山。館山カントリークラブの裏に位置する。山なので絶景スポットとしてはもちろん、砂そりやサンドボードが楽しめる場所として知られている。関東一の広さと傾斜角を持ちながら管理されていない自由に利用できる砂丘。砂山は海側と山側の二つあり、斜面の緩い海側は運動部が足腰を鍛えたりパラグライダーを行う場所、急斜面の山側はサンドボードを行う場所と用途が分かれている。
上まで登ると景色良好。砂山なので登るのが大変だが足腰が鍛えられる
かなり急こう配なところがある。館山砂丘は平砂浦砂山とも呼ばれる。夏場は砂が高温になり熱中症の危険が伴うため訪れるのは非推奨
砂山には約20種の海岸植物が生育する。中にはドクウツギと呼ばれる日本三大有毒植物の一種が自生し、6〜8月頃につく赤い実は猛毒で、食べると死に至る可能性があるほど
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