上総興津
かずさおきつ
Kazusa-Okitsu
関東随一の透明度を誇る守谷海水浴場
木造平屋建ての駅舎の駅。駅舎側1番線は下り(安房鴨川方面)ホーム、跨線橋を渡った先が2番線上り(千葉方面)ホーム。特急わかしお停車駅であり、一部の特急わかしおが停車する。
勝浦市の興津地区に位置する駅。興津地区とは行川アイランドや勝浦海中公園がある一帯を指す。
当駅から徒歩約10分の場所にある守谷海水浴場は日本の渚百選に選定されるほどの透明度と景観を誇る。勝浦市を代表する海水浴場としてシーズン時は多くの海水浴客で賑わう。
路線
外房線
千葉起点
77.2km
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業日 1927年(昭和2年)4月1日
運営形態 業務委託駅
設置場所 | 改札窓口 |
---|---|
E257系。当駅は特急わかしお「上総一ノ宮」〜「安房鴨川」間で唯一の一部停車駅。下りよりも上りの停車が多い。下に描かれた海岸は当駅最寄りの守谷海水浴場だと思われ、毎年10万人以上が訪れる勝浦市人気の海水浴場。当駅がわかしお一部停車なのはこれのためだと考えられる。
駅名標
駅名標2
縦型駅名標
名所案内。当駅は妙覚寺、守谷海水浴場、興津海水浴場、守谷洞窟、釣場
ホーム。駅舎側は2番線下り(安房鴨川方面)ホーム。行川アイランド駅を除き、当駅から安房鴨川駅までは全て駅舎側が下りホームという配置
一番左に線路があるが使われていない。電化されておらず行川アイランド側が行き止まり
待合室。1番線ホーム中程にある。1番線は屋根なし
駅舎側2番線にあるトイレ。房総のトイレは駅舎と独立した建物にあるのが多い
駅舎の中。簡易Suica改札機、乗車証明書発行機、券売機がある有人駅
のりば案内。2番線東京方面が後付けされている。ここまでくると京葉線直通列車もないが、特急わかしおの一部は当駅に停車するため、乗り換えなしで東京駅まで行ける
駅前。少し歩くと国道128号線。国道に出ると海が見える。守谷海水浴場まで徒歩約15分。また国道に出て行川アイランド駅方面に向かって少し歩くとデイリーヤマザキがある
外房線の全線複線化を早期に実現しよう。外房線の上総一ノ宮以南は「東浪見」〜「長者町」間、「御宿」〜「勝浦」間だけ複線。外房線の現状を見ると、正直なところ全線複線は必要ない
海中公園情報とは、隣の鵜原駅付近にあるかつうら海中展望塔のこと
池。何年も手が付けられておらず水が濁っている。フラミンゴの置物はかつて勝浦市にあった行川アイランドを意識したものだろう。左には「四つのテスト」が書かれた碑がある
駅前にある観光案内所
勝浦市のマップ。左に守谷海水浴場のレリーフ。今無き行川アイランドが地図にある
駅の看板
かつての駅の看板
守谷海水浴場
もりやかいすいよくじょう
上総興津駅から約1km
勝浦市人気の海水浴場。海は屈指の透明度を誇り快水浴場百選・日本の渚百選・日本の水浴場88選に認定されている。砂浜から約170m沖合いにある「渡島」は年に約20回、干潮時に島と海水浴場が繋がって渡る事ができる。
沖合にある渡島は、年に数回の干潮時に砂浜とつながる
2019年8月
興津港海浜公園
おきつこうかいひんこうえん
上総興津駅から約900m
その名の通り興津港に隣接する海浜公園。沖に伸びる堤防はキス、アジ、クロダイなどが釣れる釣りのポイントとして注目されている。令和2年に勝浦市は地域振興を目的とした「みなとオアシス勝浦」に登録され、当公園はその構成施設の1つとなっている。
公園内を歩く
駐車場は広め
興津海岸
堤防
繋船柱碑(けいせんちゅうひ)。繋船柱とは船を繋ぎとめるためのもので、これは石巻産の粘板岩でできている。江戸時代の興津港は東北諸藩の江戸などへ米を送る停泊地として多くの船が入港した
レリーフ
←NEXT→