竹岡

たけおか

Takeoka

千葉のご当地ラーメン、 竹岡式ラーメンの発祥の地

所在地

千葉県富津市

1日平均乗車人員

JR東日本(2006年)約60人

Train line

内房線

上り
木更津・千葉方面

下り
館山・安房鴨川方面

普通

どんな駅?

JR東日本


内房線(蘇我起点)60.2km


開業日 1926年(大正15年)6月16日

 

国道のはずれの丘の上にある無人駅。「君津」〜「館山」間の駅では一際閑散としている。駅舎側1番線は上り(千葉方面)ホーム、跨線橋を渡った先が2番線下り(安房鴨川方面)ホームと、同区間で唯一の2面2線相対式ホームを持つ。

 

当駅は標高およそ20mの高さにある上に海が近いのでホームや駅前から海の見える駅として知られている。

 

2007年に改築された簡易的な駅舎。格子状の外観に加えて待合所部分がガラスなため駅舎越しの海の眺望も良い。

 

駅周辺

 

当駅の駅名は竹岡だがしかし、ご当地グルメ「竹岡ラーメン」発祥の地である竹岡地区中心部は上総湊駅からの方が近い。

 

その他

 

当駅が立地する富津市はとあるアニメの舞台のモデルとなり当駅の駅舎および周辺が登場した。「掛岡(かけおか)駅」と駅名は異なるもののホームや駅舎などはほぼ忠実に表現された。

Gallery

駅名標

縦型駅名標

名所案内。当駅は竹岡海水浴場、黄金井戸、釣場、燈籠坂(とうろうざか)大師

ホーム。「君津」〜「館山」間で唯一の2面2線相対式ホーム。2番線は山に面しており、駅出入口は1番線上りホームだけ。閑散とした無人駅だが有効長11両分ある

ホームから海の見える駅。上総湊寄りに行くと見えやすい

海に見える駅にして無人駅。大パノラマとまではいかないが良い景色

この辺りは車窓からでも海の景色は良いが、竹岡駅からの海の景色も味わってほしい

ホーム間を結ぶ跨線橋は海の展望台みたいだ

海沿いの小さな町

海とホームはこんなに近い

海近くの無人駅にE131系が発着

駅舎越しに海が見える

駅舎の中。房総地区の無人駅によく見られるタイプの駅舎。券売機はない

2026年1月24日に訪問した際、簡易Suica改札機が1台で入場出場兼用タイプに置き換わっていた

駅を抜ける前から海がお出迎え。駅舎がガラス張りに加えて格子状の外観なため、駅舎の中にいても海が見やすいのだ

海に近く、当駅は高台上にあるため駅前から海が見える。晴れた日で見る駅前の景色はなかなか良い。駅前から坂を下ると国道127号に出る。コンビニはない

海の見える駅「竹岡」。2026年1月24日に訪問したらこれはなくなっていた

駅の看板

Spot・Gourmet

竹岡式ラーメン

たけおかしきラーメン

富津市名物


房総三大ラーメンの一つ。千葉県内房地域から発祥した。チャーシューの煮汁を醤油で味付けし、お湯で割った黒いスープのラーメン。その他、生麺ではなく乾麺を使用するなど独特の作り方が特徴的。乾麺を使用するのは誰が作っても一定の品質を保ちやすいから、という理由がある。房総三大ラーメンの中ではその地域にとどまらず千葉県北東部に提供している店が多くある上、東京都内にも提供している店がいくつか見られる。

メディアで竹岡式ラーメンを各地に広めた梅乃屋。竹岡駅から約2.5km。有名店で行列は避けられない。昭和29年創業の老舗で店の外観からもその風格が漂っている。元々あんみつなどを提供する甘味処屋だったが、地元の漁師がラーメンが食べたいというので見よう見まねで作ったら評判に。その後は海で冷えた漁師の身体を温めるためラーメンの提供が始まったという

梅乃屋の竹岡式ラーメン。やくみなし。地元富津で1834年創業の醤油醸造場が作った木桶醸造の醤油で豚バラの塊を煮込みチャーシューに。麺は千葉市の1930年創業の老舗製麺会社が作ったノンフライの中華乾?を使用し、麺は七輪を使って炭火で茹でる。スープはチャーシューの煮込み汁を麺の茹で汁で割る

梅乃屋の竹岡式ラーメンを再現したカップ麺が千葉各地のコンビニや土産物店で販売されている

「鈴屋」のチャーシュー麺。梅乃屋と同じく地元富津産の醤油を使用。梅乃屋との違いは薬味が玉ねぎではなく長ねぎ、麺は乾麺のちぢれ麺ではなく生麺のストレート麺。鈴屋には普通のラーメンもあるがそちらもチャーシューが入っている

梅乃屋は麺の上にチャーシューがあるが、錫スープの中にチャーシューがゴロゴロ。かなりのボリューム。ライスを頼んでライスの上にチャーシューをのせて食べる食べ方もあるようだ

鈴屋。上総湊駅から約2km。竹岡式ラーメンでは梅乃屋と方を並べる名店で行列は必須。創業年は不明だが昭和29年創業の梅乃屋よりも歴史が古い元祖竹岡式ラーメンの店。発祥の地は鈴屋で、世間に広めたのは梅乃屋

「ニコニコドライブイン」のチャーシューメン

ニコニコドライブイン。上総湊駅から約2km。付近に上記の鈴屋が立地

「竹岡らーめん太田店」のチャーシュー麺大盛

竹岡らーめん太田店。木更津駅東口から約1km

「ラーメンワンちゃん 木更津本店」のチャーシューメン

ラーメンワンちゃん 木更津本店。木更津駅西口から約1km

「中華そば金ちゃんBEYOND」の竹岡式ラーメン

中華そば金ちゃんBEYOND。京成線「勝田台駅」南口

「やちよ道の駅食堂」の竹岡式ラーメン

やちよ道の駅食堂がある「道の駅やちよ」。勝田台駅南口からバス

「めん処 麒麟児 KIRINJI」の竹岡式我流中華ソバ

めん処 麒麟児 KIRINJI。東武アーバンパークライン「運河駅」西口前

「らーめん処 まるは」のらーめん

「らーめん処 まるは」。京成線「京成船橋駅」から約100m

「ラーメン富士屋 千葉富士見店」のプレミアムラーメン

「ラーメン富士屋 千葉富士見店」。千葉都市モノレール「葭川公園駅」から約150m

竹岡のヒカリモ発生地

たけおかのヒカリモはっせいち

竹岡駅から約300m


この洞穴に群生するヒカリモは春の時期である3月〜5月になると外からの光を反射して黄金色に輝き、その様子から「こがね井戸」と呼ばれている。ここは日本で初めてヒカリモが発見された場所で、毎年多量に発生する例もここ以外に見られないため国の天然記念物に指定されている。こがね井戸としては古くから親しまれていたようで徳川光圀がヒカリモの輝きを見るためこの地を訪れたという記録がある。文化的に見ても重要な場所である。

光っていないとき。時期外に訪れるとただの洞窟の水たまり

黄金井戸は左の鳥居。右の鳥居は皇神社(すめらじんじゃ)という海が見える神社に通ずる

燈籠坂大師の切通しトンネル

とうろうざかたいしのきりとおしトンネル

竹岡駅から約1.5km


燈籠坂大師(東善寺)の参道にあるトンネル。もともとは坂道だったトンネルを平地にする工事が行われた結果高さ10mほどある切り通し状になったという。工事は昭和初期に地元住民が鋸山の石切の技法を用いて行った。幻想的な雰囲気から撮影スポットとして高い人気を集めている。トンネル内はバイクも車も通れるが道が狭いため車はきつそう。燈籠坂大師とはトンネルの先にある東善寺の飛地境内地で、弘法大師が行脚中にそこで腰を休めたという言い伝えがある。

国道127号沿いの出入口の赤い鳥居。トンネルの手前にあり、すぐそこに駐車場があるので車はそこに停める

赤い鳥居を抜けると最初に通ることになる手掘りのトンネル。お目当てはこの先だが、苔むしたこのトンネルも良い

この手掘りトンネルの上をJR内房線が通っている。この上を通る内房線の走行音を楽しむ人がいるとかいないとか

手掘りトンネルを抜けすぐ右手に燈籠坂大師の切通しトンネル。外側は木々に囲まれている

見上げるほど高いトンネルの内部。高さ約10m、長さ約100m。造海城(つくろみじょう)の城山の尾根の関係で上り下りが急だったため明治から大正にかけて掘られたのが始まり。昭和初期になると平地にするため切り下げられて現在の形になった

2018年撮影。上の四角くなっている部分が明治から大正にかけて掘られた部分、そこから下に向かって広がっている部分が昭和初期に切り下げられた部分。かつて燈籠坂大師の参拝は海沿いから山を越えて向かっていたようで、山を越えるのが大変なため近道としてトンネルを掘った

トンネルの先の山の上に燈籠坂大師の本堂がある。あのトンネルは燈籠坂大師へ向かうための道中に過ぎないが、あちらが主役のようになっている。本尊の弘法大師空海の徳を慕い海上安全と大漁を祈願して建てた常夜灯を、漁師が灯台の代わりとしていたことから燈籠坂大師と呼ばれるようになった

 

 

 

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