勝浦
かつうら
Katsuura
漁師町でありリゾート地、潮風香る勝浦市の代表駅
外房線の拠点を担う駅の一つ。千葉方面からの当駅折り返し普通列車が設定されている。1995年までは駅構内に勝浦運転区が設置されていた経歴があり、かつての勝浦運転区の留置線は勝浦駅の留置線として改修され現在も使われている。駅周辺は勝浦市の市街地であり朝市や勝浦タンタンメン、リアス式海岸など見どころ満載な場所である。
2面3線ホーム。全ての番線が上下発着に対応し、3番線の外側に2本の留置線を持つ。基本的に下り(安房鴨川方面)は2番線、上り(千葉方面)は3番線を使用する。1番線はあまり使われない。普通列車のみならず一部特急わかしおの当駅発着があり、京葉線直通列車は当駅までの乗り入れとなる。夜間留置が設定されており普通列車・京葉線・特急が留置される。
2023年現在1日1本設定されている当駅始発の京葉線通勤快速(休日は快速)東京行きは誉田駅にて一時停車し、東金線成東方面から来た京葉線通勤快速と連結を行い東京を目指す。通称「ナルカツ」と呼ばれている。
2024年3月16日のダイヤ改正で当駅までの京葉線直通列車が上総一ノ宮発着に短縮され、さらに各駅停車に格下げされた。
全ての特急わかしおは当駅に停車する。一部は当駅から安房鴨川駅まで特急料金不要の普通列車として運行される。
路線
外房線
千葉起点
70.9km
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
開業日 1913年(大正2年)6月20日
運営形態 直営駅(管理駅)
※2021年7月現在の配線図です。
設置場所 | 改札外 |
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ようこそ かつうらへ。勝浦市のカッピーがお雛様の格好をしているのは勝浦市が2月下旬〜3月3日まで開催する「かつうらビッグひな祭り」に因む。後ろの建物は鵜原駅が最寄りである勝浦海中公園 海中展望塔で海中8mの海の中の様子を観察できる。
設置場所 | WEBアプリ「TRAIN TRIP」で入手 |
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海中展望塔。鵜原駅から徒歩約14分、かつうら海中公園の海中展望塔。沖合い60mの位置に建つ海中展望塔の中に入り、水深8mの海の世界を楽しめる。この地域は寒流と暖流の接点にあるため、海の生物が豊富である。海中だけでなく途中の海岸線や大平洋の景色も美しい。
駅名標
駅名標2。外房線の主要駅の一つ。矢印は1方向になっているが全ての番線で上下発着可能である
駅名標3
縦型駅名標
東京から110.1km。描かれているのはかつうらビッグひな祭り。距離は東京駅から総武本線(京葉線)経由で当駅までの距離
名所案内。他の駅よりも多く看板も大きい。高照寺(こうしょうじ)、勝浦灯台、遠見岬(とみさき)神社、勝浦海水浴場、尾名浦(おなうら)海岸、官軍塚(かんぐんづか)、釣場、勝浦海中公園、徳川養珠(とくがわようじゅ)婦人生誕地。一部は隣の鵜原駅からの方が近い
ホーム。外房線の拠点となる駅であり、2面3線。基本的に2・3番線の島式ホームを使用する。ホームの端には屋根がない
3番線の外側に2本ある留置線。1日1往復ある京葉線直通列車はここで夜を明かす
快速ブルーオーシャン外房。夏季に運行されていた大宮駅と安房鴨川駅を結ぶ臨時快速。2022年以降は特急に格上げされたマリンアロー外房になっている
市民号。詳しくは不明だが、勝浦市民号と鴨川市民号というものがあったらしい
お座敷列車華 1号車。485系「華」は2022年10月をもって営業運転を終了し、廃車されている
185系 6号車
修旅 5両編成。修学旅行の事で「しゅうりょ」と読む。千葉県の勝浦に修学旅行を行う学校はどのぐらいあるのだろうか・・・
ニューなのはな。ニューなのはなとは485系の一種。主に房総地区の臨時列車として運行されていたが2018年8月に運行終了し、同年9月26日に廃車された
特急乗車口。5両・9両・10両。9両の255系は2024年3月16日のダイヤ改正で離脱するかと思いきや、諸事情で同年6月まで継続した
特急・京葉線・各駅停車。京葉線の勝浦乗り入れは2024年3月16日のダイヤ改正で廃止
特急列車(上り)乗車位置・編成のご案内。2024年3月16日のダイヤ改正でE257系は全て5両になり、全車指定席になった
ホームにクワガタがいた
かつてあった2・3番線ホームの待合室。2022年度に撤去された
かつてあった待合室の中
1番線やや鵜原寄りにある待合室。1番線の使用頻度が少ないのであまり使われない
1番線ホーム御宿寄りにある、サイクルトレインB.B.BASEの出入口
かつうら海中公園 当駅下車車で7分。徒歩で行く場合は隣の鵜原駅が至近
京葉線が1日1往復当駅に乗り入れる
かつうらビッグひな祭り開催時の1番線ホーム
臨時特急「かつうらひな祭り号」運行の際、JR東日本千葉支社の駅長犬がやってきた
2019年のかつうらビッグひな祭り階段アート。ようこそ勝浦へ
2019年のかつうらビッグひな祭り階段アート2。JR東日本千葉支社のマスコット駅長犬が男雛と女雛の格好をしている
2023年のかつうらビッグひな祭り階段アート。ひな祭り!朱え遠見岬!響けこの想い!
2023年のかつうらビッグひな祭り階段アート2。〜勝浦から広がる笑顔の輪〜
2024年のかつうらビッグひな祭り階段アート。笑顔!元気!勇気!勝浦からみんなへのプレゼント
2024年のかつうらビッグひな祭り階段アート2。一枚の思い出創ろう 勝浦で!!
勝浦市キャラクター「カッピー」とひな壇。ひな壇は毎年ひな祭りの時期に開催される「勝浦ビッグひな祭り」に因んで設置されている。因みにここのひな壇は通年ある
勇ましい大漁旗。勝浦市は古くから漁業が盛ん。勝浦漁港はカツオの水揚量で日本一を記録した経歴を持つ
B.B.BASEの撮影パネル
ペットボトルキャップアート
かつうらビッグひな祭りの顔出しパネル。毎年2月から3月にかけて約2週間にわたり開催される地域を挙げた一大イベント。期間中は勝浦の町のあらゆる場所でひな人形が飾られます
コロナ収束祈願千羽鶴プロジェクト。夷隅地域の児童・生徒が新型コロナウイルスの影響で普段とは異なる学校生活となり、行事の中止や縮小が相次ぐ。夷隅地区青少年相談員連絡協議会は「平和・健康・安全」の願いをこめ、2市2町の児童・生徒と青少年相談員が一緒に折り鶴を作成した
ようこそ♪勝浦へ!!
トイレとエレベーター
がんばれ受験生!ひなまつりの時期は受験シーズン、もしくは終わったか
改札外。自動改札機、精算機、みどりの窓口、券売機、指定席券売機と直営駅にふさわしい設備
かつてあったみどりの窓口
みどりの窓口は2023年12月16日に営業終了
特急かつうらひな祭り運行。2024年。ひな祭り一色に染まる早春の勝浦へ!「かつうらビッグひな祭り」にあわせて、新宿からの直通特急列車を運転します。
千葉県誕生150年。勝浦 エデン スパ 外房線 鵜原駅から徒歩約15分。鴨川 Kamogawa SEASIDE BASE 外房線 安房鴨川駅から徒歩約15分
勝浦市のご当地グルメ「勝浦タンタンメン」のマップ。見る限り40店舗はある
改札外の待合室
改札外の待合室内。結構広く席の数もそれなり。特急待ちなどに
当駅から約2kmの八幡岬公園にある「お万の方」銅像原型。勝浦城主の娘。家康の家来に攻められた際、母と14歳のお万は母が腹に巻いていた白布を使って40mの崖を降り、小舟に乗って伊豆へ逃げたと伝えられる
鯛の剥製。勝浦には「外房つりきんめ」という千葉県のブランド水産物に認定されているキンメダイの漁場がある
2022年9月30日(金)〜2023年3月13日(月)に開催された位置ゲーム「駅メモ!」のデジタルスタンプラリーイベント。でんこと呼ばれるキャラクターの「友荷なより」がいる。彼女は江見駅郵便局応援特使、鴨川ふるさと特別大使に認定されている。背景は勝浦朝市、勝浦ビッグひな祭り八坂神社一の鳥居
なよりがJR東日本千葉支社公認キャンペーンPR大使に就任した事を記念し、2023年9月30日(土)〜2024年3月17日(日)にデジタルスタンプラリーなどのイベントを開催した。背景は勝浦朝市、八坂神社一の鳥居。この鳥居は鵜原海水浴場にある
熱血!!勝浦タンタンメン船団。ご当地グルメの勝浦タンタンメンを活用し勝浦を全国に発信する市民団体。いわば町おこし
朱都勝浦。かつうらビッグひな祭りにより巨大ひな壇となった遠見岬神社
ようこそ勝浦へ
2024かつうらビッグひな祭り
2024年かつうらビッグひな祭り開催時、勝浦駅で模型やサボ、鉄道関連用品などの展示が行われた
サボ
サボ2
サボ3
ヘッドマーク
お忘れもの、列車遅延
いろいろ
主幹制御器(マスコン)
勝浦市民号
2019年12月20日に勝浦市民から日の丸カラーの駅ピアノが寄贈。市の玄関口を担う当駅を活気づけたいという想いから設置。ピアノには波状になった五線譜の上を舞う海鳥とカツオをデザイン。利用時間は7時〜20時
北口。山に近い住宅街。こちらは観光目的で訪れる事は少ないと思う
南口。勝浦市の表玄関。市街地が広がる市の中心部。観光名所はほぼこちらに集約しており、勝浦朝市の会場まで徒歩約10分。かつうらビッグひな祭りの会場もこちら。ロータリーの近くにはデイリーヤマザキが立地
階段アート。がんばろう!勝浦 勝浦中学生元気プロジェクト・JR勝浦駅
階段アート。かつうらビッグひな祭り2023。朱の都へ
階段アート。かつうらビッグひな祭り2023その2。題名「勝浦の魅力」
階段アート。かつうらビッグひな祭り2024。満喫!!勝浦の魅力 勝浦元気プロジェクト JR勝浦駅・勝浦中生徒会
祝 外房線全線開通90周年。外房線は1929年4月15日に「上総興津」〜「安房鴨川」間が開業することで現在の形となり、2019年に全線開通90周年を迎える。外房線は房総鉄道という形で1896年5月に「蘇我」〜「大網」間を開業したのが始まりである
勝浦駅前のSLの動輪。房総線(現外房線)は1913年に「大原」〜「勝浦」間が延伸開業。勝浦市は鉄道が敷設されてから鉄道の基地としての重責を果たした。この車輪はかつて房総を駆け巡った蒸気機関車の動輪である
外房線複線記念碑。「上総一ノ宮」〜「勝浦」間部分複線完成についての記が記されている。「千葉」〜「上総一ノ宮」間は昭和61年に全線複線化したものの、「上総一ノ宮」〜「勝浦」間は諸般の事情により凍結。これに対し沿線自治体は費用を負担する事でJR東日本の複線化事業を実現した
関東ふれあいの道。この場所は、部原三又から官軍塚、勝浦灯台、そして八幡岬公園を通り、ここ勝浦駅に至る「荒磯のみち(延長8.4km)」の終点に位置しています
南口の土産物屋。正式名称は「新勝浦市漁業協同組合 勝浦駅前直売所」長くて堅苦しいためか「勝浦おみやげ」と書いてある。JR勝浦駅南口の真横という素晴らしい立地。2023年現在、定休日がない
土産物屋で購入した房総半島マグネット
勝浦駅の文字
勝浦タンタンメン
勝浦朝市
勝浦ビッグひな祭り
遠見崎神社
植村記念公園
勝浦灯台
八幡岬公園
官軍塚
勝浦中央海水浴場
デイリーヤマザキ勝浦駅前店
郷土料理 割烹 天平(なめろう)
郷土料理 割烹 天平(さんが焼き)
郷土料理 割烹 天平(まご茶漬け)
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外房線は南下するにつれ、徐々に太平洋側を走るようになっていく。しかし海沿いを走っていても海が見える区間はごくわずか。森や山などにさえぎられてしまう。
外房線で海が良く見える区間は「勝浦」〜「鵜原」間の勝浦駅寄り。勝浦湾が車窓いっぱいに広がる区間があるのだ。数十秒で終わってしまうが素晴らしいオーシャンビューである。下り列車(安房鴨川方面)の時は進行方向左、上り列車(千葉方面)の時は進行方向右の車窓に海が映る。
ある意味外房線一番の見どころかもしれない。是非とも房総の美しい海を目に焼き付けてほしい。夏空とか最高ですよ。
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