岩井

いわい

Iwai

海水浴場付近に旅館や民宿が多くある

所在地

千葉県南房総市

1日平均乗車人員

JR東日本(2022年)約230人

Train line

内房線

上り
木更津・千葉方面

下り
館山・安房鴨川方面

普通

どんな駅?

JR東日本

 

南房総市に位置する駅。駅舎から跨線橋を渡った先がホーム。

 

駅周辺

 

駅周辺にある岩井海水浴場の近くは旅館や民宿が多い観光地である。

 

当駅の東にそびえる冨山は標高約349mの南房総市のシンボル的存在。全98巻に及ぶ長編小説の南総里見八犬伝ゆかりの地として知られている。

JR東日本
 

路線

内房線

蘇我起点
73.7km

 

 

駅構造 地上駅

 

ホーム 1面2線

 

開業日 1918年(大正7年)8月10日

 

運営形態 業務委託駅

 

Stamp

設置場所 改札窓口

南房総国定公園。スタンプの下に書かれている「DISCOVER JAPAN」とは国鉄が個人旅行客の増大を目的に1970年から開始した企画。1964年に東海道新幹線を完成させた国鉄は1970年の大阪万博で大量の乗客を輸送した。万博終了後にこの企画を行うことで旅客確保するというもの。

設置場所 改札窓口

特急さざなみと里見氏の旗。スタンプ左にあるのは室町時代〜江戸時代初期の房総の戦国大名「里見氏」の家紋。里見氏は八徳の玉を持つ八犬士が力を合わせて悪を倒す小説「南総里見八犬伝」のモデルになった人物。これは7つの玉を集める事で願いを叶えるドラゴンボールの元ネタになっている。

Gallery

駅名標

縦型駅名標

名所案内。当駅は岩井海水浴場、富山、岩井の蘇鉄、岩婦温泉、房州枇杷の生息地、黒石山勝善寺、コスモクラシッククラブ

ホーム。駅出入口に通じる階段は富浦寄り。有効長11両、折り返し可能、特急待避と1面2線ホームにしては万能

南総里見八犬伝発祥の地。南房総市にある冨山(とみさん)は小説「南総里見八犬伝」発祥の地であり、舞台にもなっている。当駅は富山最寄り駅。看板には大まかに富山のハイキングルートが描かれている

自然保護憲章。富山町とは南房総市の前身にあたる町村のひとつ。自然をとうとび、自然を愛し自然に親しもう。自然に学び、自然の調和をそこなわないようにしよう。美しい自然、大切な自然を永く子孫に伝えよう。

待合室。1本で行けない、東京方面

駅舎の中。有人駅で券売機もある

当駅は日中のみ有人で、それ以外は無人となりインターホンでの対応となる

駅前。前に歩くと国道127号線。富山登山口まで徒歩約30分、岩井海水浴場まで徒歩約15分、道の駅富楽里とみやままで徒歩約22分。岩井海水浴場付近は民宿や旅館が多い

南房総市富山ウォーキングセンター。要は観光案内所。富山へのハイキング前などに

駅舎併設の公衆トイレ。当駅の改札内にトイレはなく、一度外に出た場所にある

B.B.BASEサイクルラック。当駅はサイクルトレインB.B.BASEの停車駅ではないが、2021年1月に運行開始3周年記念として一時的に停車駅となった

民宿のまち岩井・富山マップ

駅の看板

Spot

岩井海水浴場

いわいかいすいよくじょう

岩井駅から約1km


子供連れの家族にもってこいな遠浅で波が穏やかなビーチ。全長約3km。海水浴シーズンにはビーチライフセーバーが常駐し安全に海水浴を楽しめる。海岸沿いには民宿や旅館が多く、林間学校などの学校行事に利用されることも多いようだ。

ハマヒルガオ

砂浜を歩く

道の駅富楽里とみやま

みちのえきふらりとみやま

岩井駅から約1.5km


県道184号線にある道の駅。一般道からだけではなく富津館山道路からもアクセス可能なハイウェイオアシス。「富楽里(ふらり)」とは「富山(とみさん)の楽しい里」を短く表現し、「誰でも“ふらり”と、立ち寄れるスポットになってほしい」という意味が込められている。

富楽里

富津館山道路側

「このしろ」という魚を使ったつみれ汁は大人気。テレビに取り上げられた

房州幕の内弁当

低温殺菌ノンホモ牛乳を使用したソフトクリーム

ノンホモ牛乳のバウムクーヘン、伏姫さんが焼き

富山

とみさん

岩井駅から約2.5km


南房総市の中央に位置する標高約349mの山。曲亭馬琴(きょくていばきん)の小説「南総里見八犬伝」の舞台として古くから知られている。1999年には皇太子殿下と妃殿下が共に登ったことで一躍有名となった。

福満寺コースの登山口である福満寺

樹高28mのボタンスギの巨木。樹齢300年以上と推定され、普通のスギよりも葉が丸みを帯びていることからボタンスギと呼ばれている

愛の鐘。1999年には皇太子殿下と妃殿下が共に登った後、富山は「愛の山」として知られるようになり、ここを目指して登るカップルが多くいる

里見八犬士終焉の地。展望台である

里見八犬士終焉の地から見る景色

頂上の展望台

頂上の展望台から見る景色

冨山の中腹にある伏姫龍穴(ふせひめろうけつ)。いつ誰が掘った穴なのかは不明だが、ここで伏姫と八房が籠ったと伝えられる

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