君津
きみつ
Kimitsu
運行形態が大きく変化する内房線の境界駅
内房線の運行形態が大きく変わる地点にある境界駅。当駅から安房鴨川方面は電車の本数が一時間に一本ほどになり、千葉方面からの半数の普通列車と総武線快速は当駅で折り返す。平日のみ運行される特急さざなみは当駅を始発・終着としている。
2面3線ホーム。1番線は下り(安房鴨川方面)、2・3番線は上下兼用。日中の総武快速線は3番線に発着し、2番線のワンマン普通列車と対面接続する。1番線の反対側に番号のない線路がホームに面しているが、上り方面に繋がらない留置線なため乗り場としては使われない。留置線はスイッチバックで入出庫する。
多少待ち時間は発生するが、館山方面からの普通列車は当駅で東京方面の総武線快速に接続できるようにダイヤが組まれている。内房線の境界駅ではあるものの上り普通列車に君津行きはなく、大半が木更津行きになっている。
君津市は市原市に次ぐ千葉県で2番目に広い市。市内にある日本製鉄君津製鉄所は粗鋼生産量日本第2位を誇り、財政が豊かである。
路線
内房線
蘇我起点
38.3km
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 2面3線
開業日 1915年(大正4年)1月15日
運営形態 直営駅(管理駅)
JR内房線
※2021年7月現在の配線図です。
※雰囲気を楽しんでもらうために作成したものです。実際の移動に使用しないでください。
設置場所 | 改札窓口 |
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内房線・久留里線 開業100周年記念。E217系は内房線内で上りは都心に直結する快速列車、下りは君津駅で館山方面への接続を意識した快速列車の役割がある。停車駅は千葉・本千葉・蘇我・浜野・八幡宿・五井・姉ケ崎・長浦・袖ケ浦・木更津・君津。巌根駅は泣いていい。
設置場所 | 改札窓口 |
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牧場と製鉄の街。この辺りでの牧場は観光牧場「マザー牧場」の事を指していると思われる。マザー牧場は富津市だが、君津市の当駅前から路線バスが発着する。これは当駅が東京方面の総武線快速の終着駅だからだと考えられる。君津市沿岸部は京葉工業地帯の一画を成し、粗鋼生産量日本第2位の日本製鉄東日本製鉄所君津地区を有する。
設置場所 | WEBアプリ「TRAIN TRIP」で入手 |
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マザー牧場。観客の足元をアヒルがおしりを振りながら歩くアヒルの大行進、約200頭の羊によるひつじの大行進、ひつじの毛刈りをなど行うシープショー、乳牛の手しぼり体験など動物によるイベントが盛りだくさん。奥にショーが開催されるアグロドームの姿がある。
駅名標。内房線の境界となる駅
縦型駅名標
ホーム。日中は総武快速線の折り返し列車が3番線に、ワンマン列車が2番線に到着し東京方面と館山方面の対面乗り換えを行う。それぞれ15両(11両)、2両と両数に幅があるため乗る場所によってはかなり歩く
1番線、2・3番線ホームやや青堀寄り、階段付近にある待合室
房総特急NEX 2024年3月16日から車内料金。同日のダイヤ改正で房総特急とNEXの自由席は廃止され全て指定席になり、車内で特急券を買う場合は260円の車内料金がかかる
各駅までの所有時間。当駅から太海まで104分。上総湊、館山、安房鴨川が書かれていないのはなぜだかわからない
下り(館山方面)の発車標。各停浜金谷・館山方面安房鴨川行き1番線。2番線から発車、各停館山行き
改札内にある牛のモニュメント。ようこそ房総へ。当駅前からマザー牧場行きのバスが発着している事に因むものと思われる。季節によってモニュメントに飾り付けが行われている
夏の旅はJRで!!因みにマザー牧場があるのは君津市ではなく富津市
「ひみつ」じゃなくて「きみつ」だよ
クリスマスver
子どもの日ver
梅雨ver
夏ver
うさみみをつけている
春ver
ハロウィンver
行楽シーズン♪秋の味覚を楽しもう。ちかづくとぼくがしゃべるよ
改札。改札の外にキオスクがある。北口への通路はちょっと長め。休日おでかけパスの主張が強く、当駅は同パスの利用区間の末端にあたる。外房線は上総一ノ宮駅じゃなくてなんで茂原駅なんだろう
古い感じのする出口案内。南口は中野・久保・市役所方面、北口は坂田・人見方面。新日本製鉄の上からテープが貼られているのは、現在は住友金属と統合して「日本製鉄」になっているから
みどりの窓口。2022年3月3日に廃止
マザー牧場行きバス乗り場の案内。南口1番のりばから発着します。所有時間は30〜40分、運賃は大人一人720円
ようこそ君津駅へ。内房線「木更津」〜「浜金谷」間、久留里線の沿線案内
南口ロータリー。駅前からマザー牧場行きの路線バスが発着する。君津市役所が立地しており、徒歩約12分
モニュメント。タイトルは調べてもわからなかった
駅前のイルミネーション。冬の夜空を彩るクリスマスイルミネーション
南口の待合室と公衆トイレ
北口ロータリー。南口と比較してロータリー広め。特に目立った場所はない
北口に自由に利用できる自販機コーナーと喫茶スペース
北口の公衆トイレ
壁画。タイトルなどは不明
時計台。君津ライオンズクラブ創立50周年、ライオンズクラブ国際協会創設100周年を記念して設置
「夕映えに立つ」像。説明文は特にない
君津駅の文字
駅舎に君津市の花であるミツバツツジ
郡ダム
こおりダム
君津駅から約5.5km
堤高38.2mのアースダム。約10km南にある湊川の取水場から導水管で送られてきた水を貯水し、工業用水として利用する。ダム湖の周囲は約3kmの遊歩道が整備されていて散策を楽しむことができる。
洪水吐
遊歩道
遊歩道から見る景色はそれなり
遊歩道は途中から山道に
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まもなく君津、君津です。お乗り換えのご案内です。内房線上総湊、浜金谷、館山方面、ワンマン列車の上総一ノ宮行きは向かい側2番線、〇〇時〇〇分の発車です。
君津駅に着いたな。2番線の列車に乗り換えればいいんだな。
え?向かい側にあるはずなんだけど、電車どこ・・・・・?
足を出せ、乗り換えるべき列車はもうある。
なにぃ!?
あんなに遠くにあるとは!!よもやよもやだ
俺の足、動け!ワンマン列車に乗り換えるんだ!
いや、でも遠すぎるってこれは・・・。
説明しよう、なぜこんなに歩く羽目になったのかを。内房線に直通する総武快速線の車両は15両(11両)なのに対し、房総末端区間を走るワンマン列車は2両しかないのだ。両数に差がありすぎるため、総武快速線の端の方に乗ってしまうと乗り換え時はワンマン列車の止まっているホーム中程まで歩くことになる。
しかし慌てる必要はない、乗り換え時間は6分ほどある。ただ座席は取られてしまうが。
できるだけ歩かずに乗り換えるには総武快速線の4〜7号車(4・5号車はグリーン車)あたりに乗るとよい。すると君津駅でいい感じに向かい側にワンマン列車が止まっている。
15両と2両、通勤輸送と地域輸送の差が目に見える君津駅。君津駅で利用客に段差が生じるのがよくわかる光景である。
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