鵜原

うばら

Ubara

海中展望塔と鵜原理想郷で海を満喫

所在地

千葉県勝浦市

1日平均乗車人員

JR東日本(2015年)約80人

Train line

外房線

上り
勝浦・大網方面

下り
安房鴨川方面

普通

どんな駅?

JR東日本


外房線(千葉起点)74.5km


開業日 1927年(昭和2年)4月1日

 

小さな谷の中にある無人駅。駅舎から跨線橋を渡った先がホーム。有効長は10両分ある。

 

1面2線の島式ホームを有していたが駅舎側を通る1番線が2025年4月19日より廃止され1面1線の棒線駅になった。設備のスリム化のためである。

 

2025年6月16日より駅の横にあった勝浦鵜原郵便局が当敷地内に移転。鵜原駅郵便局へ改称したのち郵便局と駅の機能を併せ持つ新しい駅舎となった。房総地区では江見駅、安房勝山駅に続いて3例目である。

 

駅周辺

 

駅周辺は海の中を観察できる勝浦海中公園や、リアス式海岸を歩く鵜原理想郷といった海に関するスポットが見どころ。鵜原理想郷の散策には体力を要するが非常に風光明媚な場所である。

Stamp

設置場所 鵜原駅前観光案内所

鵜原海水浴場、鵜原理想郷。鵜原駅は無人駅なためスタンプは駅前の観光案内所にある。鵜原海水浴場は鵜原駅から1km圏内であり、高い透明度から関東の沖縄とも言われる。鵜原理想郷は鵜原海水浴場に隣接するハイキングコースで、リアス式海岸の断崖や入り江、青い海が美しい。

Gallery

駅名標

縦型の駅名標

名所案内。当駅は理想郷、鵜原海水浴場、釣場、海中公園。どれも当駅から近い

1面2線だった頃のホーム。出入口とホームが上総興津寄りの跨線橋で結ばれる。山間部の小さな谷の中にあり、どことなく漂う秘境駅感

2025年4月19日より1番線下り(安房鴨川方面)が廃止され1面1線ホームになった

跨線橋の上に上ると海が顔をのぞかせる

駅舎側の1番線が廃止され棒線駅になったことにより跨線橋での移動が不要となるため、跨線橋を撤去して駅舎とホームを直接結ぶ階段とスロープを新たに設ける

ログハウス風の待合室。山間部にあるためかログハウス。「うばらログキャビン」という愛称がある。中には丸太で作られたベンチがあるが、座り心地が非常に良くない

うばらログキャビン内。ここの丸太のベンチはお尻が痛くなる

ホームの隣に変電所が立地する。駅よりでかく、駅より目立つ

鵜原駅郵便局内。郵便局及び駅窓口の業務を行うのは基本的に平日のみ。駅窓口の業務はSuicaチャージ、精算、列車の発車時刻や運賃のご案内など

鵜原駅郵便局内の運賃表。内房線は木更津駅だけなぜか無表記

旧駅舎時代の改札。簡易Suica改札機、乗車証明書発行機が設置された無人駅。2017年2月に無人化

お疲れさまでした、またのお越しをお待ち申し上げます

歓迎 ようこそ鵜原へ。勝浦海中展望塔、海の博物館、尾名浦のめがね岩

JRご利用ありがとうございます

歓迎 ようこそ!鵜原へ Welcome to Ubara Station!

駅前。そこそこ交通量のある道路。建物が少ないが秘境駅とはまでいかない雰囲気。かつうら海中公園、鵜原理想郷まで徒歩約13分

駅の外にあるトイレ。だいぶ古いがまあ、あるだけ感謝

鵜原駅郵便局開局後も駅の外のトイレは引き続き使われている

旧駅舎時代の時にあった鵜原駅前観光案内所。駅前にこぢんまりとある。鵜原駅は無人駅なため、防犯上駅のスタンプはここに保管されている

鵜原観光案内図。海の博物館、勝浦海中公園、鵜原理想郷、手弱女平の鐘、鵜原海水浴場、八坂神社

ようこそ!海中公園 理想郷

鵜原駅の文字

旧駅舎。観光案内所も旧駅舎と共に撤去された。新しい駅前に観光案内所はない

駅の横にあった勝浦鵜原郵便局。こちらが鵜原駅に移転して鵜原駅郵便局へ改称した

Spot

かつうら海中公園 海中展望塔

かつうらかいちゅうこうえん かいちゅうてんぼうとう

鵜原駅から約1km


海中展望塔を中心とし入り江、売店、海の博物館等がある場所。南房総国定公園のリアス式海岸一帯に位置する。中心となる海中展望塔は沖合60m、海の上に立つ展望塔で海中8mまで下り、海の中の様子を観察できる自然の水族館。年間を通して約90種の生物が観察できる。悪天候で海中の視界が悪いときは入場料が安くなる。荒天時は閉館になる事があるので注意。入場料は海中展望塔を利用する時のみ必要で、手前の海岸や土産物屋などの利用は無料である。

売店、レストラン、海中展望塔の料金所の建物。1階には売店、2階にはレストランが入っている。海中展望塔のチケットはここで買い、海中展望塔の入口でチケットを切る

2階のレストランではオーシャンビューを楽しみながら食事ができる

ピンバッジ

マグネット

沖合に建つ海中展望塔。こちらは有料で海の透明度によって入場料が変動する制度を導入している。よく見えるほど高くなり、見えないほど安くなる。最もよく見える透明度4m以上時は980円、最も見えない0m時は160円(2026年現在)

海中展望塔まではトンネルを抜け、海の上に建てられた桟橋を渡っていく。波で削られた岩肌や、昔の漁業の名残である生簀(いけす)の跡が見られたりと、道中も素晴らしい景色

ハコフグとイシダイの模型

 

波で削られた岩肌が織りなす景観美

桟橋を進むにつれ景色が開けてくる

通ってきた桟橋を振り返る

海中展望塔が見えてきた

すぐ近くのはずなのにさっきまでいた場所が遠く感じる

よくこんな所に展望塔を建てたなとつくづく実感

海の上を歩いているような、そんな感じ

遠方に見えるのは勝浦の市街地

海中展望塔までもう少し

天候に恵まれ、太陽も歓迎してくれるようだった

96段の階段を下って水深8mの世界へ。エレベーターはないので自分の力で海の中へ。これより海中という案内が見えたらもう少し

水深8mの世界を24個の窓から覗くことができ、海中展望塔の周りには約90種類の魚が集まる。気分はダイバーだ。窓は週に一度ダイバーがヘラを使って掃除している

窓から海中を眺める。どんな魚が見られるのかは運次第。勝浦市は寒流と暖流の接点に位置するため海の生物が豊富である。11〜3月の寒い時期は海が綺麗に見えやすいとのこと

魚がいっぱい。童心に帰ったかのように魚を探してしまう。メジナ、イシダイが主な魚のようだ

波に揺られる。運が良ければドチザメやネコザメが見られるようだ。海中展望塔に魚を集めるため餌箱を海中に入れている

海中展望塔に張り付くサザエ。磯根の多い勝浦の海はサザエの生育に適している。波が荒い海で育つサザエは波に流されないよう角が発達する

透明度6m時。海底もよく見える

上を見上げると海面から光が差しているのが見える

ハコフグを見つけた。四角いフォルムの人気者。自分は真っ先にさかなクンが頭に思い浮かぶ。固い甲に覆われた体を持ち、ひれと口先と尾だけしか動かせず泳ぎは苦手である

水深8m部分から96段の階段を上がり地上へ。美しい太平洋を望む海上展望室が上った疲れも吹き飛ばす。海中展望塔の高さは24.4mで、展望室は海抜16.3m。ここからまれに小型のイルカ(クジラ類)スナメリが見れるらしい

海中展望塔の前に入り江が広がる。こちらは満潮時。ここは無料で歩き回れる

干潮時。夏場には磯遊びをしに来る人も多い。監視員はいないため海水浴には向かない

海の生物や漁業の歴史などを展示する海の資料館(勝浦海中公園ビジターセンター)。無人の資料館である。2022年3月31日に閉鎖され、現在は建物自体が撤去されている

海の資料館内の展示。親潮と黒潮の出会い。北からの親潮と南からの黒潮は東北地方の三陸沖(太平洋)でぶつかり、そこは潮目と呼ばれる魚が多く集まる好魚場となる

海中公園に隣接、房総の海と自然をテーマとした自然史博物館の海の博物館。千葉市にある千葉県立中央博物館の分館。周辺海域に生息する海洋生物の調査や研究も行う

海の博物館では東京湾・内房・外房・銚子の4つに分けて房総の海を紹介する

水深20m地点の館山湾を再現。黒潮の影響や地形によって温暖で穏やかな海

九十九里浜の砂の中には様々な生き物が潜んでおり、これらを餌とする渡り鳥がやってくる

夷隅川の河口干潟は外洋に面した場所に形成され、干潟にはカニやゴカイなどが穴を掘って生活しそれらを食べる鳥がやってくる

勝浦の漁師達は海岸の木陰に寄ってくるイワシを捕らえ、岩に掘り込んだ「いけす」に蓄えてマグロ漁の餌に用いていた

傘の直径が最大2mにもなるエチゼンクラゲ。こちらは2002年に勝浦市で発見されたもの

ツチクジラの骨格。千葉県の外房沿岸によく姿を現し、こちらは千葉県和田沖で捕獲された

マッコウクジラの下顎骨。2003年に千葉県南房総市白浜に死亡漂着したもの

鵜原海水浴場

うばらかいすいよくじょう

鵜原駅から約750m


鵜原理想郷の近くにある勝浦市最大の海水浴場。水の透明度が高いことで知られており関東の沖縄とも称される。勝浦市ならではのリアス式海岸に囲まれた景色と遠浅なエメラルドグリーンの海、砂浜に八坂神社の鳥居がある景観が特徴で「日本の渚百選」のひとつに数えられるほど眺めが良い。特に鳥居のある風景はフォトジェニックな事で有名。

住宅地側から眺める

鵜原理想郷側から眺める

美しい景観のリアス式海岸。冬の時期でもサーファーが結構見られた

鵜原海水浴場のシンボル鵜原八坂神社の一の鳥居。鵜原八坂神社はここから約500m離れた場所にある

写真映えする鳥居。鵜原八坂神社は毎年7月第4土曜日に例祭の鵜原の大名行列を開催し、大名行列と神輿みこしが町中を練り歩く。400年の歴史を持つ伝統的な例祭

鳥居のある海水浴場。鵜原の大名行列の神輿はここに向かい、「浜下り(お浜降り)」という威勢のいい練りを一の鳥居前で披露する

青い海と空、真っ白な鳥居。この鳥居は「紀州根(きしゅうね)」とも呼ばれる

潮の満ち引きによっては鳥居を越えて波が打ち寄せる

鵜原理想郷

うばらりそうきょう

鵜原駅から約1km


大正時代に別荘地としての計画があった事から理想郷と呼ばれるようになった明神岬という場所。太平洋の荒波に浸食されて形成されたリアス式海岸のハイキングコースを散策する、勝浦市屈指の景勝地である。変化に富む入江や青い海の風景が美しく、多くの文人墨客が愛した地とされている。ハイキングコースにきつい場所は少なく距離も短めなので散策はしやすく、1時間弱あれば十分見て回れる。

風化により岩肌が見える美しい自然の風景。潮風の浸食によって複雑な造形を作り出している

夕暮れ時。鵜原理想郷には灯りがないと思われるので真っ暗になる前に出た方がよさそう

手弱女平(たおやめだいら)への道のり。所々足場が悪い箇所が見られるため、急がず足をゆっくり進めよう

幸せの鐘のある手弱女平。鵜原理想郷を象徴する場所で、ここは必ず立ち寄っておきたい

手弱女平の幸せの鐘。上手く鳴らして心地よい音色を響かせよう

手弱女平から太平洋を眺める。緑に覆われた島は「ひとつやま」、沖に見える岩礁は鵜原島。因みに手弱女平は2017年に縄文前期の土器片が見つかっているらしい

幸せの鐘の周りは柵など何もない。ありのままの自然の風景

幸せの鐘はSNS映えすると有名でもある

ここに来て、何の幸せを願う?

この景色が見られることが幸せなのかもしれない

毛戸岬(けどみさき)。ヤブツバキの群生林があって冬から春にかけ赤い花を咲かせるようだ

 

毛戸岬と手弱女平の間にあるひとつやま。切り立った岩山のような島で、地層が見える

鵜原島。島というより岩礁。ダイビングポイントらしい

手弱女平からかつうら海中公園を眺める。海中展望塔が景観のいいアクセントになっている

海中展望塔、遠くに勝浦灯台、八幡岬。鵜原理想郷はJR鵜原駅とかつうら海中公園の道中にあるため、一緒に回りやすい

篠田悌二郎(しのだていじろう)の句碑。「崎山に 千草の平ら 虫の原」。崎山(鵜原理想郷)の様々な虫の住む草原の草が風になびき平らに広がっている

毛戸岬からの景色。鵜原理想郷最南端となる岬。東屋もある

勝場港。岬を挟んだ場所にある長入港と合わせて鵜原漁港と呼ばれる。岩礁帯になる穏やかな港で、鵜原理想郷とトンネルで繋がっている

黄昏の丘。鵜原理想郷で最も高い海抜30mに位置し、太平洋と鵜原海水浴場に囲まれた景色が贅沢

黄昏の丘から眺めるリアス式海岸。あちらは勝浦市興津地区

黄昏の丘からの鵜原海水浴場。関東の沖縄と呼ばれる美しいビーチ。あちらもここからトンネルを通じて歩いていける

白鳳岬(はくほうみさき)。石切場と思われる跡地があるようだ

白鳳岬(はくほうみさき)付近の入り江

黄昏の丘の奥まった場所にある大杉神社。安政に奉納された鯨の頭骨を祀っているらしい

鵜原理想郷から鵜原海水浴場に抜けるトンネル

尾名浦

おなうら

鵜原駅から約1.5km


海蝕と風化により長い年月をかけてできた奇岩「メガネ岩」がある小さな海岸。勝浦湾の西岸に位置する景勝地であり、海水浴場としての安全は確保されていない。プライベートビーチ感があるが景勝地として景色を楽しむだけにしておいたほうがよさそう。メガネ岩には大漁の神(稲荷神)が古くから祀られていて、初漁の時には生魚を供えて大漁を祈願する風習が今も残っているという。

尾名浦のメガネ岩。海蝕と風化によってできた海蝕洞。どうやってこんな穴が空いたのか、まさに自然の芸術作品

尾名浦から勝浦市街地を眺める。勝浦中央海水浴場に三日月シーパークホテル勝浦(旧勝浦ホテル三日月)

砂浜。目の前に勝浦中心市街地が見えるのに隠れ家感がすごい

尾名浦は海水浴場ではなく安全確保がされていない。キャンプやバーベキューも禁止

lunch

ファミリーレストランこだま(月見タンタンメン)

富士家 勝浦店(なめろう丼・海中公園クリームソーダ)

 

 

 

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