竜田
たつた
Tatsuta
震災後、当駅と富岡駅の間の運転再開まで約6年
現在の駅舎は2020年12月に供用開始したもので、以前は出入口が西側にしかない地上駅だった。2面3線ホームを持つが真ん中の2番線は発着する列車がない通過線。そのためか2番線には柵が設けられていて乗降できないようになっている。
楢葉町に位置する駅。東日本大震災により不通となった当駅と隣の「富岡駅」の運転が再開されたのは2017年10月と、再開するまで6年7か月かかった。
路線
常磐線
日暮里起点
240.9km
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
開業日 1909年(明治42年)3月25日
運営形態 簡易委託駅
設置場所 | 改札窓口 |
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楢葉町。サイクリング、テント、温泉、アイスから察するに当駅最寄りの天神岬スポーツ公園を描いたもの。公園にはレンタルサイクル、キャンプ場、源泉100%の天神岬温泉しおかぜ荘、本格イタリアンジェラートを販売するアイスショップウィンディーランドがある。
駅名標
駅名標2
縦型駅名標
縦型駅名標2
ホーロー駅名標
ホーム
ホームと旧駅舎
駅舎の中
竜田駅の空間線量率
駅の東西を結ぶ跨線橋
西口。駅周辺の楢葉町は震災後、2015年9月に避難指示が解除された
西口の公衆トイレ
西口ロータリー
ロータリーの前に旧駅舎の名残が残されている。看板も当時のもの
旧駅舎部分は待合所になっていて、竜田駅の歴史のパネル展示がある
旧駅舎と新駅舎
新駅舎建設に伴いできた東口
東口の公衆トイレ
竜田駅周辺案内図、おすすめスポットのご案内
東口跨線橋
竜田駅の文字
かつての駅舎
かつての駅舎の中
かつての駅の看板
楢葉町観光案内図
新駅舎を工事中だった頃
天神岬スポーツ公園
てんじんみさきスポーツこうえん
竜田駅から約2km
太平洋に面する天神岬の上にある公園。岬の上にあるため太平洋を一望できる良いロケーション。公園内には解放感のある芝生広場・キャンプ場・宿泊施設・展望台などを備えている。
遊具
「うみ」の歌碑。うみはひろいなおおきいな
開放的な広場
東日本大震災復興記念碑。復興への「願い」と「希望」の思いをこのモニュメントに記し、震災の記憶と震災で学んだ教訓をここ永く後世へ伝える。
山側
津波防災対策ビューポイント"みるーる天神"
みるーる天神からの景色
展望台
展望台から見える広野火力発電所
展望台から見る海岸線
天神原遺跡。約二千年前のもので土器や勾玉などが発掘されている
公園内には天神山城の土塁や空堀の跡が見られる
学問の神様を祀る「北田天満宮」。受験前には多くの受験生が訪れるとか
レストラン岬
レストラン岬の「すいとん刺身定食」
アイスショップウインディーランド
アイスショップウインディーランドの「楢葉の風」「楢葉のゆず」。楢葉の風は楢葉町で取れた酒米で造られた酒粕をジェラートに、楢葉のゆずは濃厚なミルクと楢葉町のゆずのコラボ
楢葉町 歴史資料館
ならはまち れきししりょうかん
竜田駅から約1.5km
楢葉町コミュニティセンター内にある歴史資料館。2011年の東日本大震災以来長らく休館していたが東京大学総合研究博物館との連携により2023年から「大地とまちのタイムライン」としてリニューアルオープン。地球誕生から現代に至るまでの歴史資料を展示している。入館料無料。
楢葉町コミュニティセンター1階にある
楢葉町で採掘された石炭。楢葉町における石炭産業は戦後に最盛期を迎え、木戸村と竜田村でそれぞれ年間約2万トンを産出し関東地方へ輸送が行われていた
日本の鉱石。現在、日本で鉱床を掘った鉱山はほぼ閉山している。海外の鉱山と比較して経済的に採掘が成り立たないため。ここにある鉱石は日本各地の鉱山から採集したもので、現在は採ることが不可能
化石。常磐地方においては1960年代まで石炭が重要資源だったため、石炭に関する化石の研究が盛ん。福島県はジュラ、白亜紀、第三紀の化石が豊富に産出し、日本有数の化石山地となっている
タイムライン展示
ストロマトライト(先カンブリア紀)
ダクティリオセラス アスレティクム(ジュラ紀)
パラドキシデス(カンブリア紀)
スキフォクリヌス エレガンス(デボン紀)
天神原式土器。国指定重要文化財。縄文地に太描きの沈線文を施しているのが天神原式土器の特徴
碧玉管玉、碧玉勾玉。国指定重要文化財、天神原遺跡出土
特別展示室
小惑星リュウグウの母天体からやってきたと推測されるイヴナ隕石。太陽系が生まれた時の科学組成をそのまま保存していると考えられている
楢葉町歴史資料館分館。2024年5月現在閉館中
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