浪江

なみえ

Namie

東京近郊区間、Suica首都圏エリアの北限

所在地

福島県双葉郡浪江町

1日平均乗車人員

JR東日本(2018年)約20人

Train line

常磐線

上り
いわき・水戸方面

下り
原ノ町・仙台方面

普通

どんな駅?

浪江町に位置する駅。東日本大震災で発生した原発事故により、「富岡」〜「浪江」間にある夜ノ森駅・大野駅・双葉駅の3駅は長らく不通となり立ち入ることができなかったが、2020年春に運行を再開することが決まった。

 

2面3線ホーム。特急ひたち停車駅。常磐線全線復旧後はE531系が原ノ町駅まで乗り入れるようになったため、ホームがE531系の乗降口に合わせてかさ上げされた。また全線復旧と同時にSuicaの首都圏エリアがいわき駅から当駅まで拡張されている。首都圏とは何なのかと思ってしまうが便利なら良いだろう。

JR東日本
 

路線

常磐線

日暮里起点
268.6km

 

 

駅構造 地上駅

 

ホーム 2面3線

 

開業日 1898年(明治31年)8月23日

 

運営形態 無人駅

 

Time table

※雰囲気を楽しんでもらうために作成したものです。実際の移動に使用しないでください。

Gallery

駅名標。常磐線不通時、原ノ町方面から電車で行けた最後の駅

駅名標2。浪江町唯一の鉄道駅。特急ひたちが停車する

駅名標3

縦型駅名標

ここでは左側通行

いわき・水戸方面。ここからだといわき駅で一度運行系統が分離されるが、上り普通列車は水戸行きが多め

ホーム。3番線は上下方向に発着可能。その性質を活かし、常磐線全線復旧前は普通列車が3番線で折り返していた

1番線上り(いわき方面)ホーム上にあるトイレ

ようこそ、浪江駅へ。2021年4月1日〜9月30日開催の観光キャンペーン「東北デスティネーションキャンペーン」

「富岡」〜「浪江」間が不通だった頃のホーム。普通列車を3番線に発着させ、使わない2番線と駅舎側1番線の間に仮設の連絡通路を設けていた。この時「浪江」〜「原ノ町」間の普通列車は復旧までの暫定運用として719系が走っていた

ただなんとなく撮っただけの出口のサイン

空間線量率を示す装置。常磐線全線復旧前は福島第一原子力発電所に一番近い駅

駅舎の中。当駅は常磐線Suica首都圏エリアの最北端。首都圏エリアとしても最北端。東京駅からの当駅まで営業キロは274.4kmと東京駅から一番遠い首都圏エリアの駅。余談だが、2025年3月15日に長野駅が首都圏エリアに編入された事で長野駅から浪江駅まで572.5kmをSuica1枚で移動できるようになった

駅舎の中。簡易Suica改札機設置前。2020年3月14日までSuicaの首都圏エリアはいわき駅までだった。同時に有人駅から無人駅となる

なみえまるみえ情報館。常磐線の全線復旧と共にオープンした浪江町の情報館。無料で入れる

情報館の中。規模は小さいが展示物がぎっしり詰まっている

ポケットモンスターの作者「田尻智」の父親は浪江町の出身。浪江町の大自然で昆虫や生き物と遊んだ経験が名作を生みだした

2019年3月11日、ももいろクローバーZの4人が浪江町を表敬訪問。なみえ創成小中学校の児童と触れ合い、笑顔を届けた

歓迎 ようこそ浪江町へ。浪江町公式キャラクター「うけどん」

祝 JR常磐線全線運転再開。いわきや水戸、東京都心と乗り換えなしで結ばれるようになった

駅前。波を描いた屋根が印象的。道の駅なみえまで徒歩約18分、浪江町役場まで徒歩約15分

あると便利な駅舎外のトイレ

浪江町出身の作曲家、佐々木俊一が作曲した「高原の駅よさようなら」の歌碑。「しばし別れの夜汽車の窓よ いわず語らずに心とこころ またの逢う日を眼と眼で誓い 涙見せずにさようなら 」

駅の看板

駅前のイルミネーション

駅舎に馬の絵。おそらく浪江町の神事、標葉郷野馬追に因んだものかと

みんなでともに乗り越えよう 私たちのくらしの再生に向けて 〜未来につなぐ復興への想い〜 2017.4.1浪江駅再開

なみえスマートモビリティ。スマートフォンまたはデジタル停留所からクルマを呼び出して移動できるサービス。停留所は町内に250か所あるという。料金はゾーン制。ゾーン1内利用に限り昼間割引あり。21時以降は割増料金あり

Spot・Gourmet

道の駅なみえ

みちのえきなみえ

浪江駅から約1km


浪江町町役場近くの国道6号線沿いに位置する道の駅。2021年3月20日に買い物や交流の拠点として、浪江町の復興のシンボルとしてオープンした。2021年12月12日には敷地内に全国初となるポケモンの公園「ラッキー公園」が開園。ラッキーは「ふくしま応援ポケモン」に任命されている。

「いろどり産直 いなほ」では野菜・海産物・加工品などを販売。お土産人気ナンバーワンは「なみえ焼きそば」

なみえ焼きそばに関するお土産

まちのパン屋さん ほのか

甘じょっぱい「しらすソフト」

浪江町の「うけどん」。地元で大人気のお米の妖精、モッチモチの体にはなんでもくっつけることができる。元気がない人にはイクラの髪を一粒くれる優しい女の子。シャケの帽子は生きているので注意!大堀相馬焼のどんぶりに乗って今日も行く

ポケモンのマンホール「ポケふた」がある。ポケモン「ラッキー」なのはラッキーが幸せ(福)を運ぶと言われるポケモンであり、これは福島県の福を連想させる。美味しく栄養たっぷりな農産物を通じ、県内外へ幸せを運ぶ福島県の応援ポケモンにぴったりということで選ばれた

2022年12月12日より「ラッキー公園 in なみえまち」が開園した

全国初となるポケモンをモチーフとした公園。ここ以外にも福島県郡山市・柳津町・昭和村にもある

高さ6m以上あるラッキーの複合遊具

ラッキーの複合遊具後ろ

こちらは後ろから入ることができ、ゆらゆらと揺れる

ピィとププリンのスイング遊具

ラッキーとキャモメのブランコ

ラッキーとキャモメ

ベロリンガの滑り台

ピンプクの砂場

ピカチュウのベンチ

なみえ焼きそば

なみえやきそば

浪江町名物


浪江町発祥のご当地グルメ。通常の3倍もの太さがある太麺が特徴で具はモヤシと豚肉が基本。ラードで炒め濃厚ソースで味付け、一味唐辛子を振りかけて食べる。約50年前、浪江町の産業は農業・漁業・林業等の第一次産業が大半であり作業に従事する労働者に対して「安く」「旨く」「腹持ちのよい」ものをと考案されたのが始まりとされる。

道の駅なみえにある「レストラン かなで」のしらす丼となみえ焼きそば

道の駅なみえにある「まちのパン屋さん ほのか」のなみえ焼きそばパン

道の駅 南相馬「さくら亭」のなみえ焼きそば

道の駅 南相馬。常磐線「原ノ町駅」から約1.5km

「せんだん亭」のなみえ焼きそば

せんだん亭が入る「双葉町産業交流センター」。双葉駅から約2km

お土産商品になっている。3人前

2人前。常温保存可能

作ってみた

水戸駅のニューデイズで販売されていた2人前

ご飯にかけるなみえ焼きそば

なみえ焼きそばソース煎餅

なみえ焼きそばポテトチップス

なみえ焼きそばえびせん

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