四ツ倉
よつくら
Yotsukura
常磐線の複線区間が終わりを迎える駅
上野方面から続いてきた複線区間も当駅で終わりを迎え、岩沼駅まではごく一部の区間を除き単線となる。なぜ複線が当駅までなのか、これは常磐炭田の北が当駅ぐらいまでであり、石炭輸送の関係でこうなったらしい。昔は当駅から分岐する専用線があり駅や鉱山、工場に繋がっていたようだ。
いわき市に位置する駅。かつては上野始発の四ツ倉行きがあったらしい・・・。
路線
常磐線
日暮里起点
219.2km
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業日 1897年(明治30年)8月29日
運営形態 業務委託駅
設置場所 | 改札窓口 |
---|
ふれあいのときわ路。「常磐(じょうばん)」は「ときわ」とも読む。恐らく「じょうばん路」だと語呂が悪いため「ときわ路」なのだと思われる。スタンプのきのこはいわき市にある三崎公園のきのこ型の東屋である。三崎公園の最寄り駅は常磐線の泉駅だが、約7km離れていて遠い。
駅名標
かつての駅名標
かつての駅名標2
縦型駅名標
かつての縦型駅名標。当駅の利用客は草野駅よりも少し多めな数値
駅舎リニューアル前のホーム。常磐線の複線区間は上野方面から見てここが最後。上野始発の中距離電車は長らくの間ここが北限だったとか
駅舎工事中。2020年7月着手。東日本大震災以降、災害公営住宅や復興公営住宅などの建設に伴い人口が増加した四ツ倉駅西側へのアクセスを強化するため四ツ倉駅人道橋を建設。その一環で駅舎リニューアルが行われた
工事が進んだ。塩害地域なこと、旧木造駅舎が地域住民から愛されていた事からリニューアル後も木造駅舎を採用
合板を組み合わせた橋型のベンチ。電車が走る鉄橋、鉄道とお客様をつなぐ橋という意味が込められている。ベンチの側面に亀の甲羅を表した亀甲型のレリーフ
西口新設中。2番線ホームに新しい出口ができようとしている
西口駅舎。簡易Suica改札機だけ置かれている。無人で券売機がない
新たにできた西口。2022年3月26日より人道橋と共に供用開始。かなり広いロータリー
駅舎の中、東口側。駅員配置あり、自動券売機設置駅。穏やかな海のおおらかさと安らぎをイメージした内部
東口。駅から正面に進むと国道6号に出る。道の駅よつくら港まで徒歩約20分。駅前にドラッグストアのマルト、国道6号沿いにセブンイレブンあり
リニューアルした駅舎は木材の温かみが感じられる。四倉はウミガメ産卵地の北限、浦島太郎伝説が伝わる事から、外部は竜宮城のようなアーチ状の出入口、漆喰の白い外構で現代的な竜宮造りを表現
いわき市の計画により建設された駅の東西を結ぶ人道橋。エレベーター完備でバリアフリーもバッチリ
東口にある駅前のトイレ。ホーム側からは利用できない
四倉地区案内図、いわき市広域案内図、四倉駅周辺案内図
新駅舎工事中。旧駅舎に比べてだいぶコンパクトになった
かつての駅舎。かなり大きい。いわき市が計画する人道橋整備事業に旧駅舎が支障だったため、新しい駅舎にリニューアルする事になった
かつての駅舎の中。Suicaエリア対応前の写真なので簡易Suica改札機は未設置。駅舎の中は広かった
2020年3月14日のダイヤ改正で当駅は首都圏エリアに編入したことで簡易Suica改札機が設置された
四倉地区観光協会。きれいな海、絶好の海水浴場、こどもの村
じゃんがら念沸。いわき市を中心とした郷土芸能。お盆の期間中、かねと太鼓を鳴らしながら独特の節回しで念沸をとなえ、新盆の家々をまわる。四倉町出身の名僧「祐天上人」より教えられたと伝えられている
ようこそ亀の町よつくらへ。四倉は大平洋におけるウミガメの産卵地の北限、亀を助ける浦島太郎が誕生したと伝えられる地。なので亀の町
四ツ倉駅の文字。地名は「四倉」。「ツ」を駅名に入れたのは読み方を知らないと「よつくら」とは読みにくいため間に「ツ」を入れたとかなんとか
工事中の駅の看板
かつての駅の看板
道の駅 よつくら港
みちのえき よつくらこう
四ツ倉駅から約1.5km
国道6号線と四ツ倉港に隣接する道の駅。1階の直売所では地元の特産物や海産物を販売、2階の海を望めるフードコートでは海産物を中心とした数々のメニューを味わえる。
ふれあい広場
ポケモンのマンホール「ポケふた」がある。「ラッキー」と「キレイハナ」
直売所
地元産「サンシャイントマト」を使用したソフトクリーム
ホタテ貝焼き付きがついた海鮮釜めしセット
ホタテ・ムール貝・アサリを特製だしで炊き込んだ「海鮮釜めし」
←NEXT→