木戸
きど
Kido
常磐線単線区間のわずかな複線
隣のJヴィレッジ駅との距離は1.9km。4〜5kmの駅間が多いこの辺りでは短く初乗りも150円と安い。常磐線は「四ツ倉」〜「岩沼」間は単線区間だが「広野」〜「木戸」間のみ複線になっている。これは昔東北本線の輸送量のひっ迫で貨物列車や夜行列車が常磐線経由で運行されていたためらしい。
楢葉町(ならはまち)に位置する駅。比較的温暖な気候の楢葉町は「ゆず」の栽培が盛んであり、町のキャラクターにもなっている。
路線
常磐線
日暮里起点
237.8km
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業日 1898年(明治31年)8月23日
運営形態 無人駅
設置場所 | 竜田駅改札窓口 |
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楢葉町。こちらのスタンプは竜田駅で押印する。サッカーをする少年が描かれている。楢葉町は隣接する広野町と跨がる形でサッカー等のスポーツトレーニング施設「Jヴィレッジ」が立地し、浜通りにある同地域は東北地方にありながら温暖な気候で、冬季も雪の影響を受けず年間を通してサッカーを楽しむことができる。
駅名標。楢葉町の前身、木戸村の駅。竜田村との合併により楢葉町になる
Jヴィレッジ駅開業前の駅名標。2019年4月20日、広野駅との間にJヴィレッジ駅が開業する
縦型駅名標。旧木戸村の地名は現存せず、木戸ダムや木戸川に名残を残している
ホーム。駅舎側1番線が下り(原ノ町方面)ホーム、向かい側が上り(いわき方面)ホーム
旧駅舎とホーム。1番線ホームには旧駅舎による屋根があったのだが、それがなくなってしまった
2番線ホームにある待合室
2番線ホームにあるお城。今は無き「楢葉城」をイメージしているらしい。1967年当時の駅長が製作したとのこと。当駅から南に徒歩約15分地点には楢葉城の跡地がある
ホームを結ぶ跨線橋から海が見える。当駅から海岸まで2km圏内の距離
いわき・水戸・上野方面の方はこの橋をお渡りください。上野方面は、楢葉町の駅は特急停車駅がないため乗り換えなしで行くことは不可能(Jヴィレッジ駅に臨時停車することはある)
駅舎の中。乗車駅証明書発行機と簡易Suica改札機が置かれた無人駅
福島県楢葉町産 天のつぶ ならはう米(まい)GABA(ギャバ)+。GABAは健康に良いとされている天然アミノ酸
駅舎内のベンチにあったぬいぐるみ。地元の人が置いたものか
旧駅舎の中。2020年3月14日よりSuica首都圏エリアが浪江駅まで延長されたのに伴い首都圏エリアに編入
旧駅舎の中。簡易Suica改札機設置前。いわき以南もしくは原ノ町以北からここまで来る際は紙のきっぷでないとダメだった
木戸駅の空間線量率
旧駅舎のベンチの座布団。木戸駅とある座布団から、地元の人が作って置いたものだろう
駅前は住宅街で近くに国道6号あり。道の駅ならはまで徒歩約18分、Jヴィレッジまで徒歩約22分
旧駅舎。2023年2月より耐震化工事のため、駅舎は減築されてコンパクトなものに
駅の看板
旧駅舎の駅の看板
トイレ
楢葉町観光案内図。木戸川のあゆ釣り、白鳥の飛来地(白鳥の館)、木戸川渓谷など
サッカーボールデザインの街灯。福島のサッカーの聖地Jヴィレッジは楢葉町と広野町の間に立地している
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