八積
やつみ
Yatsumi
コミュニティセンター併設の長生村唯一の鉄道駅
普通列車と京葉線直通列車が停車する。駅舎側2番線は上り(千葉方面)ホーム、跨線橋を渡った先が1番線下り(安房鴨川方面)ホーム。当駅のホーム有効長は10両分で最低でも11両の総武線快速は停車できずに通過する。
京葉線直通列車は各駅停車と快速が停車する。ただし快速は日中のみの停車である。
2024年3月16日のダイヤ改正より京葉線快速の外房線内の快速運転が終了。通勤快速も廃止されたため当駅に全ての京葉線直通列車が停車するようになった。
千葉県で唯一の村にあたる長生村に位置する駅。長生村コミュニティセンターと合築された駅舎が特徴。当駅のある長生村は長生郡の中では最も人口が多く、全国的に見ても村としては7番目に多い。ちなみに長生村のふるさと納税額は2019年に約8億円と千葉県及び全国の村で寄付額1位を記録した。
路線
外房線
千葉起点
38.9km
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業日 1898年(明治31年)3月25日
運営形態 業務委託駅
駅名標。長生村の前身、八積村に基づく駅名。現在八積という地名はなく駅名や学校名に残るのみ
縦型駅名標
名所案内。当駅は植木の里、虫供養塚、岩沼獅子舞。虫供養塚だけ「北」が後付けされている
ホーム。屋根は駅舎側2番線上り(千葉方面)ホームの一部にしかない
1番線ホーム跨線橋近くにある待合室。古い感じがする
駅舎の中。簡易Suica改札機が設置。当駅は長生村コミュニティセンターと合築されており、1階は待合室として機能するロビー、2階は会議室などが入る
駅前。当駅のある長生村は千葉県で唯一の村。駅前はのどかで、これといった場所はない
八積駅の文字など
白子流ブイヤベース
しらこりゅうブイヤベース
白子町名物
白子町のご当地グルメ。通常のブイヤベースは魚の出汁で作るがこちらはトマトをベースに作り、トマトの風味が海鮮に勝たないよう玉ねぎを多く使うなどの工夫がされている。白子流と名乗るには白子町の特産であるトマト、玉ねぎ、九十九里沖で捕れた青魚のつみれを使うことが条件。
洋食屋かわごえではリゾットセットを注文することにより、シメにご飯とチーズを入れてリゾットを楽しめる
「洋食屋 かわごえ」は白子流ブイヤベースの提案者。八積駅から約7km
←NEXT→