稲毛海岸
いなげかいがん
Inagekaigan
海浜ニュータウン稲毛地区
千葉県千葉市
JR東日本(2021年)約17,200人
京葉線
上り
南船橋・舞浜・
新木場・東京方面
下り
千葉みなと・蘇我方面
快速
各駅停車
当駅が開業する前、仮駅名は「新稲毛駅」だった。そのため周辺の店舗などは「新稲毛店」と仮駅名の名残が残っているそうだ。
千葉都市モノレールには穴川駅から稲毛駅を経由して当駅に至る延伸構想があったがモノレールの利用客が伸び悩んだため2019年に計画は白紙となる。計画はお蔵入りになったが穴川駅には軌道を増設可能なスペースが残されている。
路線
京葉線
東京起点
35.3km
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
開業日 1986年(昭和61年)3月3日
運営形態 業務委託駅
設置場所 | 改札窓口 |
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稲毛海岸駅駅舎と103系。103系は1986年3月〜2005年11月まで京葉線を走っていた水色の電車。京浜東北線と横浜線から転入し4両と6両を併結してラッシュ時は10両、日中は6両で運行、4両編成の時もあったようだ。現在もある成東・勝浦行きの分割併合運用も担当していた。
設置場所 | 改札窓口 |
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民間航空記念館とヨットハーバー。スタンプインキが薄い。これらは稲毛海岸駅から徒歩約20分の稲毛海浜公園内にある。海岸は日本初の人工海浜であり千葉市唯一の海水浴場。公園内にある民間航空記念館はかつての稲毛海岸が干潟を利用した民間飛行場だったことを伝える施設。しかし2018年3月31日に閉館となっている。
設置場所 | 改札窓口 |
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京葉線開業記念 西船橋⇔千葉みなと 昭和61年3月3日。スタンプの状態があまりよくない。この区間は京葉線で最も歴史のある区間である。2年後には「新木場」〜「南船橋」間が開業し武蔵野線乗り入れ開始、さらに2年後には「東京」〜「新木場」間が開業し現在の姿になる。当時の武蔵野線直通列車は快速だった。
設置場所 | 改札窓口 |
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乗車記念。JR千葉支社管内の乗車記念スタンプである。
設置場所 | 改札外 |
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備考 | 幕張豊砂駅開業記念ペリエステーション4駅スタンプラリー(2023)による限定設置 |
右下の波は稲毛海浜公園だろうか?その上は高架の稲毛海岸駅だろうか?さらに上は竪穴式住居だろうか?情報量が少なくて不明。
駅名標。幕張豊砂駅開業に伴って駅ナンバリングが1繰り上がり、上からシールが貼られた
縦型駅名標。訂正のシールが貼られた。丸ごと交換するより安上がりな判断
幕張豊砂駅開業前の駅名標。開業後は駅ナンバリングが1繰り上がり、当駅はJE15からJE16になった
幕張豊砂駅開業前の縦型駅名標
ホーム。京葉線らしさある高架の2面2線と、端のほう屋根なし
番線表示。蘇我方面(一部外房線・内房線)。内房線直通は夕方と夜だけ
あぶないですからかけこみ乗車はおやめください。
幕張豊砂駅祝開業。2023年3月18日開業
改札。M2階あり。改札外から入るニューデイズ
改札外にある商業施設「ペリエ稲毛海岸」。ワイズマート、銀座コージーコーナー、バーガーキング
南口。人通りが多く「イオンマリンピア」が立地する。稲毛海浜公園まで徒歩約22分
北口。駅周辺は海浜ニュータウン稲毛地区の中心地。稲岸公園まで徒歩約11分、京成線「京成稲毛駅」まで徒歩約22分
稲毛海岸駅の文字
稲毛海浜公園
いなげかいひんこうえん
稲毛海岸駅から約1.5km
東京湾に面する長さ約3km、面積約83ヘクタールの公園。日本の高度経済成長期に進行した東京湾の埋め立てにより消失した自然環境を取り戻す目的で整備された。日本初の人工海浜の「いなげの浜」をはじめとしプールや運動施設、ヨットハーバーなどがある。
日本初の人工海浜「いなげの浜」
千葉市花の美術館には約1600種、約48000株の植物が植えられている。2022年4月1日よりリニューアル工事のため休館中
2024年4月29日、いなげの浜に「海へ延びるウッドデッキ」がオープン。夜間はライトアップ
ウッドデッキの上
椅子やテーブル
ウッドデッキ先端からの景色
芝生広場や池もある
磯の松原。千葉市が大正10年に市制施行し、60年目を迎えた昭和56年にその記念事業としていなげの浜にもう一つの景色「松原」を添えることにした
白砂青松記念碑。白砂青松、この美しい海辺の風景は、私たちの心象に深く結びつき、そして、私たちを暖かくつつみ、豊かな情感をあたえてくれる。
検見川地区にある稲毛ヨットハーバー。こちらは稲毛海岸駅より検見川浜駅のほうが近い
2018年3月まであった稲毛民間航空記念館。昔の稲毛海岸は数キロに渡り干潟が広がっていたため、日本初の民間飛行場が開設されていたという
出会いの滝
稲毛海浜ニュータウンの造成を記念して開設された稲毛記念館。3階は展望室となっている
展望室から蘇我方面を眺める
展望室から海浜幕張方面を眺める
日本庭園
小型底曳船 釜成丸(かまなりまる)。昭和55年頃まで2〜3人の乗組員により手繰網漁業及び打瀬網漁業を操業した小型底曳船。現在の漁船がプラスチック製に変わっていく中で釜成丸は昭和35年頃に建造された貴重な和船型木造船
検見川の浜
浜辺の情景
浜辺の情景の後ろに広がる検見川の浜
稲岸公園
いなぎしこうえん
京成稲毛駅から約550m
稲毛海岸駅から約650m
稲毛駅から約1km
団地の中にある公園。かつてこの地は干潟で、干潟を利用した日本初の民間飛行練習場があった。これを記念して南端には民間航空発祥之地記念碑が建っている。またその名残としてか公園は帯状の広場のような形状をしている。
詳しくは京成線「京成稲毛駅」のページで解説する。
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