八街
やちまた
Yachimata
落花生生産量日本一の八街市の中心駅
2面3線ホーム。特急しおさい停車駅。1番線は上り(千葉方面)、2番線は下り(銚子方面)、3番線は上下兼用。有効長は1・2番線が11両、3番線が8両。ダイヤが乱れると3番線を利用して折り返すことがあり房総の209系には「八街」の表記がある。総武快速線は付属4両編成に限られるが折り返せる。
3番線は2023年のダイヤ改正より新設された千葉始発普通八街行きのみ使用される。到着後は折り返しで上り最終列車の八街始発普通千葉行きになる。
八街市の代表駅。曲線系の駅舎は「八街」の「八」と市の特産品である落花生をイメージしている。因みに八街市の落花生生産量は日本一。
路線
総武本線
東京起点
65.9km
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 2面3線
開業日 1897年(明治30年)5月1日
運営形態 業務委託駅
※2022年6月現在の配線図です。
設置場所 | 改札窓口 |
---|
すいか、落花生、E257系。落花生は千葉県の特産品の中で代表的な存在。千葉県北部の土壌は落花生の生育に適した火山灰土。細かく水はけがよい土に潜った落花生の花は実がつきやすく育ちやすい。春頃に八街市は「やちぼこり」という強い風が吹くが、それが落花生の乾燥に適している。八街市は隣接する富里市と並んですいかの名産地。日当たりがよく昼夜の寒暖差が大きい気候が甘いすいかを生み出す。
駅名標。明治新政府にの手により開墾された8番目の土地。6番目は「六実駅」があるが7番目は駅になっていない。また9〜13番目もない
駅名標2。難読駅の一つ。街の「ちまた」という読み方は訓読み
駅名標3。当駅の所在地は「八街ほ」。千葉県八街市、旭市、香取市、匝瑳市、山武市には「いろは地名」が今でも残る。八街い・ろ・は・に・ほ・へがある
縦型駅名標
ホーム。総武本線の主要駅の一つ。快速、しおさい停車、折り返し可能
本場だけのうまさ 日本一の落花生の郷 やちまた 商標登録ブランド「八街産落花生」。フォント、錆び具合といい味がある
総武快速線のグリーン車乗降口。運行形態上、1日1回しか使われない
suicaグリーン券売機。運行形態上、1日1回しか使われない
落花生がデザインされたトイレ
特急券回収箱。特急しおさい用。色合いが255系
改札。自動改札機のある有人駅。みどりの窓口は2022年7月31日に閉鎖
改札の向かい側。ベンチがある。当駅の利用客は佐倉以東でも突出しているため座れないことがあった、気がする
ようこそ落花生のまち やちまたへ。落花生のキャラクターは八街市の「ピーちゃん」「ナッちゃん」。ふたりは恋人同士
展示スペース。八街生姜ジンジャーエール、八街産落花生、八街産お茶
商店街がある南口。落花生を販売する店舗がいくつかある
落花生特産品 八街市推奨の店ぼっち。「ぼっち」とは収穫した落花生を乾燥させるために作られる円筒状の塊。千葉における呼び方。平日のみの営業
国道409号。八街市役所まで徒歩約5分。特に目立った場所はない
北口に市の特産品である落花生のモニュメント。詩人「白鳥省吾」氏の落花生讃が刻まれている。「いつ知らず 葉は繁り 花咲きて 人知れず 土に稔りぬ」
ようこそ 安心安全 住みよい郷 八街市へ。住居費の安さからコロナ移住の候補地として注目されたことがある
野馬のモニュメント。馬を育み、牧と供に生活してきた往時の象徴
八街駅の文字
落花生
らっかせい
八街市名産
千葉県及び八街市は落花生の名産地であり生産量日本一を誇る。国内の落花生の約7割は千葉県で生産されたもの。八街市は落花生の栽培に適した土壌とされており、八街産の落花生は高級品種で味・品質ともに日本一と称されるブランド品。八街駅周辺は落花生を販売する店舗がいくつか立地している。
「小川ピーナツ」。八街駅から約200m
小川ピーナツ。みそ掛けとコーヒー
「千葉県八街産の落花生 豆処生形(まめどころうぶかた)」。八街駅から約700m
豆処生形の柿ピー
うぶかたのぴーなつ。チーズと抹茶
豆処生形のピーナッツもなか(アイス)
袋詰めにされて販売される落花生
千葉県にはピーナッツを越える味わいの「Q(きゅー)なっつ」という品種がある
代表的な加工品のひとつ「みそピーナッツ」
ピーナツせんべい
ピーナツおこし
コクの一粒・ピーナッツラー油
マックスコーヒーピーナッツ
落花生バウムクーヘン
ピーナッツラングドシャ
ピーナツ王子(ピーナツ揚げあられ)
落花生ドレッシング
ぴーなっつ饅頭、ぴーなっつ最中、ぴーなっつパイ
チバリバリ(ピーナッツ塩バターチップ)
はねだし落花生
←NEXT→