物井
ものい
Monoi
広がる田園地帯は鉄道撮影の有名地
千葉県四街道市
JR東日本(2021年)約3,340人
総武本線
上り
千葉・東京方面
下り
佐倉・銚子方面
快速
普通
成田線
上り
千葉・東京方面
下り
成田・成田空港方面
快速
普通
JR東日本
四街道市に位置する駅。元々総武線快速が停車しなかったがホーム有効長が15両に延伸され、2004年10月16日のダイヤ改正より停車駅になる。
2022年3月11日のダイヤ改正まで平日のみ運行されていた総武線通勤快速は当駅を通過していた。成田線内で通勤快速通過駅は東千葉駅と当駅のみ。ダイヤ改正で通勤快速は快速に格下げされ、当駅を通過するのは特急のみとなった。
駅周辺
「物井」〜「佐倉」間に広がる田園地帯は鉄道撮影にうってつけな有名スポット。物井駅と佐倉駅の間にあることから「モノサク」と呼ばれている。総武本線(成田線)は直通路線が多く様々な車両がモノサクにやってくる。また、この辺りの電車の本数もそこそこ。
路線
総武本線
東京起点
51.1km
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 2面2線
開業日 1937年(昭和12年)4月5日
運営形態 業務委託駅
駅名標
駅名標2
縦型駅名標。この辺りは四街道市なのだが佐倉市のイメージが強い
ホーム。のどかな駅だが有効長は15両しっかり確保。階段の下辺りは鳥のふんが多かった記憶
改札外。開放的な駅構内。トイレは改札の外にある。2014までみどりの窓口があった模様
住宅街が広がる東口。鹿島川付近は四街道市と佐倉市の境界がある。当駅と佐倉駅の間にある田園地帯は鉄道撮影に適したモノサクと呼ばれる場所があり、徒歩約15分ぐらい
西口ロータリー。こちらも住宅街。コンビニがあるが、ちょっと遠い
西口を眺める
物井駅の文字
DIC川村記念美術館
DICかわむらきねんびじゅつかん
物井駅から約5.5km
川村インキ製造所(現DIC)の創業者である川村喜十郎をはじめ、川村家3代の収集品を展示する美術館。20世紀美術が中心であり、館内の撮影は不可。DIC総合研究所に隣接する形で立地する。鉄道駅から遠いためJR佐倉駅・京成佐倉駅から無料送迎バスが発着している。
ラウンジ
動くコスモス
無題
芝生が美しい池
朱甲面
リュネヴィル
自然散策路
藤棚
藤の花。2023年4月29日時点
広場
ブロンズの形態
スイレン
カキツバタ
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総武本線(成田線)の「物井」〜「佐倉」間には広大な田園地帯が存在する。この場所は非常に開けており、この区間を走る車両を様々な構図で取ることができる撮り鉄の人気スポットだ。界隈からは「物井」〜「佐倉」間にあることから「モノサク」と呼ばれている。アクセスは物井駅から徒歩約15分と歩いて行けなくもない距離だ。
見晴らし抜群なのに加え道路と線路の距離が近く、車両撮影を遮る柵もない。そのためあんな構図やこんな構図が思うがまま。好きなように撮れる。モノサクを走る総武本線は様々な路線から電車が乗り入れてくるため車両のバリエーションも豊富。本数もそこそこあるので次々と列車がモノサクを駆け抜ける。
いくら線路が近いからといって近づきすぎるのはNG。もうちょっと近づけば!!そういうのはナシ。鉄道はあくまでも公共交通機関だということ、写真撮影のために動かしているのではないと肝に銘じておこう。撮り鉄と名乗っていいのは運行に支障をきたさない者だけだ。
…なんて偉そうに語ってしまったがここモノサクでいろいろ撮影してみたので紹介する。主は撮り鉄専門ではないのでセンスがないかもしれないが、ここでこんな写真が撮れることを理解してもらえればうれしい。
房総の支配者(?)209系。千葉以東、以南の方には馴染み深い車両ですね。
横須賀・総武快速線のE217系。千葉以東、以南では209系の次によく見る車両かもしれません。コチラは11両や15両と長いのでレンズに収めるのはなかなか難しいです。上手な人はもっとうまく撮れるはず。
特急しおさいの255系を上から見下ろす。モノサク付近にある密蔵院薬師台の高台に登れば俯瞰(ふかん)も撮れます。コチラは佐倉駅から徒歩約20分です。
と、このようにモノサクは車両の種類、本数の多さ、アクセス比較的良好、見晴らし抜群と良好な条件を多く兼ね備えた撮影スポットです。上記の車両以外にも乗り入れる車両はあります。ここモノサクで素敵な撮り鉄ライフを送りましょう。
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