久里浜駅

Spot

ペリー公園

ペリーこうえん

久里浜駅から約1.5km


1853年に黒船を率いて横須賀市の浦賀に来航したマシュー・ペリー提督の上陸の地である久里浜に整備された公園。ペリー来航を記念して建てられたペリー上陸記念碑がシンボル。また公園内には無料で見学できるペリー記念館があり、歴史的資料やジオラマなどを展示している。

ペリーの久里浜上陸図や資料などを展示するペリー記念館

マシュー・カルブレイス・ペリー。アメリカ海軍の軍人で江戸時代末期に開国を迫るため4隻の艦隊を率い、日本にやってきた

ペリー来航時の4席の船をを再現したジオラマ

日米修好通商百年記念絵皿

ペリー来航開国百年記念館建設協賛シール。1953年の記念祭で記念館協賛のために作られたもの

ペリーの折衝役となった戸田氏栄(とだうじよし)。折衝役(せっしょうやく)とは外部とやり取りする人物のこと

横須賀市指定重要有形文化財のペリー上陸記念碑。1853年7月14日にペリーが久里浜に上陸してから48年後の1901年7月14日、米友協会により建立された

記念碑の裏側。英語で「COMMODORE PERRY(コモドーア ペリー)」と大きく書かれており、ペリー提督という意味

ペリー出生地である米国ロードアイランド州ニューポート市からの記念石

じょうきせんの碑。「泰平の ねむりを さます じょうきせん たった四はいで 夜も 寝られず」

くりはま花の国

くりはまはなのくに

久里浜駅から約1.5km


自然の地形を活かした公園。毎年春にはポピー、秋にはコスモスが100万本咲く花の名所として知られている。冒険ランドと呼ばれる遊具のある広場には高さ約9mのゴジラのすべり台がありランドマークとなっている。前身は在日アメリカ軍の倉庫で横須賀市が「久里浜緑地」として整備することで開園した。

第1駐車場付近の桜並木

最も久里浜駅、京急久里浜駅寄りにあるコスモス・ポピー園。春はポピー、秋はコスモス

2024年5月2日時点のポピー園。まだまだこれから

ポピーの花

ポピー園を高台から眺める、2024年5月2日

咲いているところは咲いている

2024年5月12日時点のポピー園。公式サイトによると「5分咲き」

ポピー園を高台から眺める、2024年5月12日

5分咲きだが、個人的に満足な開花量

正門付近のポピー。2024年5月12日

2024年5月18日時点のポピー園。公式サイトによると「満開」

ポピー園を高台から眺める、2024年5月18日

ポピー園を歩く、2024年5月18日

ポピー園を歩く2、2024年5月18日

アグロステンマ。2024年5月12日現在5分咲き

2024年5月2日時点のネモフィラ。見頃は過ぎている

ネモフィラの花

2024年5月12日時点のネモフィラ。見頃は過ぎているはずなのだが、前回より綺麗?

2024年11月9日、コスモスは全て刈り取られていた

ジニア

遊具のある冒険ランド

冒険ランドにあるゴジラの滑り台。ゴジラ1作目での最初の上陸地が久里浜近くにある観音崎のたたら浜であることに因む

展望台と冒険ランド間の道から見える景色

展望台

展望台から見る景色

機関車を模したフラワートレイン。当園が高低差の激しい地形であり移動が大変なことから運行されている。片道大人300円

ツバキ

コブシ

県木の広場にある愛の鐘

スイセン

皇帝ダリア

ハーブ園の高台

くりはまKidsガーデン。全長45mの滑り台がある

ハーブガーデン展望台

ハーブガーデン展望台からの景色

菜の花

レストランロスマリネス

レストランロスマリネスのYOKOSUKAゴジラカレー。火を吹く辛さ

レストランロスマリネスは見晴らしの良い場所に位置しており、東京湾や対岸の千葉県房総半島が見える

東京湾フェリーが千葉県へ向かう

千葉県富津市の東京湾観音

くりはま花の国の「くりはなちゃん」

東京湾フェリー

とうきょうわんフェリー

久里浜駅から約2km


千葉県富津市の金谷港から神奈川県横須賀市の久里浜港まで約40分の船旅が楽しめる。基本的に1時間に1本運航。旅客運賃は2022年現在大人片道900円。金谷港からJR浜金谷駅までは近い。久里浜港からJR(京急)久里浜駅までは約2kmとやや距離があるが、久里浜駅と港を結ぶバスが運行されている。

久里浜港

YOKOSUKA KURIHAMA

久里浜港フェリーターミナル内にある「コーラル」ではショップとフードコートがある。これはよこすか海軍カレー

 

「コーラル」でよこすか海軍カレーラーメンが販売されていた

デッキからの夕暮れ

黒船ラッピングが施された「しらはま丸」。2023年はマシュー・ペリー提督の乗船した黒船が1853年に久里浜沖に現れてからちょうど170年になるため、これを記念して黒船ラッピングが行われた

黒船ラッピング前のしらはま丸

千代ヶ崎砲台跡

ちよがさきほうだいあと

久里浜駅から約3.5km


明治時代に横須賀市の小高い丘に築かれた日本陸軍の東京湾要塞の一つ。観音崎の砲台軍の防御、浦賀湾全面海域の防御として対岸の千葉県富津市の富津岬にある元洲砲台とともに援助砲台として活躍した。現在は建築技術の姿を良くとどめる史跡として観光地化されており、無料で自由に見学できる。ただし地下内部はガイドの付き添いが必要。

砲台の出入口である柵門。凝灰質礫岩(れきがん)の切り石を用いた石積みの壁

柵門の正面には土塁があって堀井戸がある

砲台内の各施設を結ぶ塁道(るいどう)

雨水を生活用水としてろ過し、貯める貯水所

砲側弾薬庫から高塁道へ砲弾と装薬を供給する穴。天井の黒い線は重い砲弾を運ぶレールの跡らしい

3つの砲座を結ぶ高塁道

28cm榴弾(りゅうだん)砲を備え付けた砲座

砲座間や観測所からの連絡は伝声管と呼ばれる穴から声を発して行われていた

当時の砲座にはこのような榴弾砲があった

千代ヶ崎砲台は標高約65mの山の上に位置する。対岸の千葉県房総半島は水深が浅いため、大型の艦船は三浦半島寄りを船行する。そのため三浦半島側に砲台が集中した

千代ヶ崎砲台から様々なものが出土している

あじさい

燈明堂海岸

とうみょうどうかいがん

久里浜駅から約3.5km


1648〜1872年まで浦賀に出入りする船の安全を守った「燈明堂」がある海岸。明治20年頃に風雨で崩壊し、現在の燈明堂は残った石垣の上に復元されたものとなっている。ここの海岸の砂浜は細かい貝殻の砂からできていて、三浦半島では珍しいものらしい。

鉄筋コンクリートで復元された燈明堂

東京湾の向こうに千葉県が見える

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