八幡宿
やわたじゅく
Yawatajuku
房総往還の宿場町の歴史を持つ地
市原市に位置する駅。当駅はもともと総武線快速停車駅ではなく、ダイヤ改正を重ねた結果1990年頃から快速停車駅になったとのこと。
駅名は近隣にある飯香岡八幡宮の「八幡」から取られ、江戸時代この辺りは開運と陸運の交通の要衝であり房総往還の宿場町として栄えた歴史がある。八幡と宿場町をかけ合わせて「八幡宿」なのだ。
市原市には「市原」の名を持つ駅がないため、当駅と隣の五井駅のどちらかを市原駅に変えようという運動があるらしい。
路線
内房線
蘇我起点
5.6km
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 1面2線
開業日 1912年(明治45年)3月28日
運営形態 業務委託駅
駅名標
駅名標2
縦型駅名標
有効長15両のホーム
改札。改札内にキオスクがあるが、閉店してしまった模様
改札の外には市民ギャラリー
東口。ロータリーがあり、住宅街が広がっている
西口。東口同様に住宅街。当駅の駅名の元になった飯香岡八幡宮まで徒歩約5分
八幡宿駅の文字
飯香岡八幡宮
いいがおかはちまんぐう
八幡宿駅から約200m
全国放生の地に鎮座する国府八幡宮と定められる古社。本殿は国の重要文化財に指定されており、千葉県の神社建築は当社と香取神宮本殿しか国の重要文化財に選ばれていない。「八幡」の地名の由来だけでなく、八幡宿の駅名の由来とされている。
鳥居
千葉県指定天然記念物の夫婦銀杏。二本の巨幹が根本から分岐することから夫婦銀杏と名付けられる
にわとりがいるが八幡宮とは関係ない
国の重要文化財である本殿は拝殿の後ろにある
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