酒々井

しすい

Shisui

所在地

千葉県印旛郡酒々井町

 

1日平均乗車人員

JR東日本(2021年)約2,950人

 

 

Train line

成田線

上り
佐倉・千葉方面

下り
成田・成田空港方面

快速

普通

Walk

読み方の難しい難読駅。酒々井とは親孝行者の息子が酒の湧き出る井戸を発見したという伝説が名前の由来となっている。

 

当駅から約1km北西には京成線の「京成酒々井駅」が立地する。電車の本数は当駅が日中毎時2本、京成酒々井駅が日中毎時3本と京成の方が本数で勝る。多少距離があるが乗り換えの選択肢としてアリかもしれない。

Gallery

駅ナンバリングつきの駅名標

駅ナンバリングがないタイプの駅名標

駅名標2

縦型駅名標

名所案内。当駅は印旛沼、清光寺、本佐倉城址

ホーム。上下線の間に留置線を持つが、架線が外されて使用停止されている

改札。自動改札機が少ないがスペースがあるので増やす事ができそう。みどりの窓口は2022年6月30日に終了

改札の外に図書スペース

特定の時間になると作動するからくり時計。メーカーはSEIKO、ダンシングサーカスというものらしい。また汎用型で全国各地にある模様

展示物

酒々井町に関するもの

西口。スーパーやコンビニが立地する。京成線「京成酒々井駅」まで徒歩約11分。京成酒々井駅行きと酒々井プレミアム・アウトレット行きのバスが発着

酒の井伝説のモニュメント。酒を注ぐ息子とそれを飲む父親を表現した彫刻がある。親孝行の息子は貧しいながらも酒好きの父親に毎日酒を買ってあげていた。やがてお金がなくなり酒を買えずに途方に暮れていた所、道端の井戸から酒の匂いを感じて水を汲んだら酒だった、という言い伝えが伝わる

西口駅舎

小さなロータリーがある東口。住宅団地が広がる

酒々井駅の文字

Spot

酒の井の碑

さけのいのひ

酒々井駅から約1.5km


酒々井町の町名の由来でもある「酒の井」伝説を記念する碑。親孝行な息子が酒好きな父親のために酒を買って喜ばせていたがある日、お金に困ってしまう。心を痛めた息子が歩いていると道端の井戸から酒の匂いを感じ、井戸水を汲み上げるとそれは酒だった、という伝説が伝えられている。

音声によるガイドがある。

井戸の中を覗く

Station data

JR東日本
駅構造 地上駅・橋上駅
ホーム

2面2線

開業日

1897年(明治30年)

1月19日

運営形態 業務委託駅
路線
成田線
駅番号 JO34
キロ程

6.4km
(佐倉起点)

佐倉
(6.4km)

成田
(6.7km)

年度別1日平均乗車人員
1990年 2,300
1995年 2,810
2000年 3,020
2005年 3,280
2010年 3,100
2015年 3,530
2019年 3,690
2020年 2,690
2021年 2,950

 

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Column

伝説 酒の井の碑

 

ある親孝行の息子が、毎日酒を買って年老いた父親に酒を飲ませ喜ばせていました。ところが、ある日酒を買うお金に困ってしまいました。

 

「父に酒を買うことができないとは、なんて親不孝なんだ。」と、孝行息子はひどく心を痛めながら歩いていると、道ばたの井戸から酒のにおいがしてきました。

 

井戸水をくみ上げ飲んでみると、それはなんと酒だったのです。孝行息子はたいそう喜び、それから毎日この井戸から酒をくんで帰り父親を喜ばせました。

 

この井戸のうわさは、世間にも知られましたが、他の人がくんで飲んでもただの水でした。

 

酒の井戸があることから村の名も「酒々井」と呼ばれるようになり、この碑が記念として建てられたと伝えられています。

 

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