三河島
みかわしま
Mikawashima
日暮里駅の隣の小さな駅
東京都荒川区
JR東日本(2021年)約9,790人
常磐線快速
上り
上野・東京・
新橋・品川方面
下り
柏・取手・
土浦・成田方面
快速
「三河島」とは荒川区の地名だが、かつて発生した鉄道事故の影響を受け悪いイメージをもたれるようになってしまった。そのため行政上の地名としては消滅し、「荒川」などに変更された。
南千住寄りにJR貨物隅田川駅へ通じる隅田川貨物線、日暮里寄りには田端信号場に繋がる田端貨物線が分岐する。田端信号場は常磐線との接続に加え品川を起点とする山手線貨物線、赤羽方面に繋がる東北本線貨物線があり、湘南新宿ラインの運行ルートの一つになっている。
路線
常磐線
日暮里起点
1.2km
常磐線
田端貨物線
三河島起点
0km
常磐線
隅田川貨物線
三河島起点
0km
駅構造 高架駅
ホーム 1面2線
開業日 1905年(明治38年)4月1日
運営形態 直営駅
※2021年7月現在の配線図です。
設置場所 | 改札外 |
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備考 | 2020年7月8日の駅のスタンプリニューアルに伴い廃止 |
浄正寺。三河島駅から徒歩約5分、京成線「新三河島駅」から徒歩約8分の寺院。境内には板碑や庚申待供養碑が多くある。本堂前にある三河島観音は1962年に三河島駅で発生した三河島事故の犠牲者の慰霊碑。事故の被害者は死者160人、負傷者296人という大惨事であった。
設置場所 | 改札外 |
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三河島枝豆、三河島菜。どちらも江戸時代初期の百姓が作り始めたと言われる野菜。江戸時代の三河島は農村だった。三河島枝豆は一鞘に3粒の豆が揃ってつく優良品種として全国で作られ、三河島菜は味のよい漬菜であり塩漬けにされ、冬場の貴重な葉物野菜として賞味されていた。
駅名標。ターミナル駅一歩手前の利用客が少ない小さな駅。東北本線でいう尾久駅ポジション
縦型駅名標
ホーム。階段が南千住寄りにしかなく、ホーム日暮里寄りは非常に狭くなっている。常磐線の下に線路があり、JR貨物隅田川駅と田端信号場に繋がっている
下り方面は成田線も表記されている。中距離電車の青色はなぜかない
ペットボトルキャップでできたQRコード。東京の街歩きを楽しむ情報を届けるFUN!TOKYO!にアクセスする
クリスマスツリー
お肉を焼こう。モンハンかな?
改札。入ってすぐにホームへのエスカレーター。駆け上がり、駆け込み乗車は危険です
荒川区の「あら坊」がペットボトルキャップでできている
駅周辺。都道313号「尾竹橋通り」。京成線「新三河島駅」まで徒歩約10分、日暮里駅まで徒歩約13分、西日暮里駅まで徒歩約14分と徒歩圏内に入る近さ
周辺から三河島駅を眺める
駅の看板
浄正寺
じょうしょうじ
三河島駅から約300m
新三河島駅から約600m
阿弥陀如来を本尊とする寺院。本堂前には1962年5月3日に国鉄(現JR)三河島駅で発生した三河島事故の犠牲者を供養する三河島観音が安置されている。国鉄戦後五大事故の一つとされ、貨物列車と旅客列車2本が衝突して脱線し、多くの死者と負傷者を出した。
山門
三河島観音
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