所在地
千葉県安房郡鋸南町
1日平均乗車人員
JR東日本(2018年)約290人
1面1線の棒線駅。2014年3月15日まで2番線が存在していた1面2線ホームであった。駅舎とホームは跨線橋で結ばれていたが、駅舎側の旧1番線が撤去されると駅舎とホームを結ぶ通路が新設されて旧2番線が現在の1番線となった。
鋸南町(きょなんまち)に位置する駅。鋸南町とは鋸山の南に位置していることが地名の由来となっている。浮世絵で有名な「見返り美人図」を描いた作者の菱川師宣(ひしかわもろのぶ)は現在の鋸南町の出身。道の駅きょなんに菱川師宣記念館がある。
内房線
(上り) |
(下り) |
縦型駅名標
待合室
トイレ
駅前を進むと国道127号線
南房総鋸南町へようこそ
駅の看板
大黒山展望台
だいこくやまてんぼうだい
安房勝山駅から約850m
勝山海岸上にそびえる大黒山の頂上に設けられた、城の形をした展望台。標高75mの高さから東京湾や町並みを眺めることができる。天候に恵まれれば富士山や伊豆七島も確認可能。鋸南町30周年を記念し建設された。
大黒山のふもとにある法福寺
醍醐新兵衛の墓所。漁師たちをまとめ、勝山沖に回遊するツチクジラを集団でしとめる捕鯨業を行っていた
町並みと東京湾を見渡す
浮島
山側
安房勝山駅
鋸山方面
展望台のある大黒山
道の駅きょなん
みちのえききょなん
安房勝山駅から約2km
鋸南町の国道127号線沿いにある道の駅。休憩場や物産店のほか見返り美人で有名な「菱川師宣(ひしかわもろのぶ)記念館」、地域の文化活動の拠点となる公民館がある。「鋸南麦酒」というクラフトビール醸造所では鋸南町の農産品を活かした地ビールを作っている。
菱川師宣記念館。見返り美人図を描いた菱川師宣は現在の鋸南町出身
見返り美人図。菱川師宣の代表作
鋸南町中央公民館
きょなんビール。鋸南町の季節の農産物を活かしたビール
源頼朝上陸地
みなもとのよりともじょうりくち
安房勝山駅から約800m
治承4年(1180)8月、伊豆で兵を集めて戦いを起こした源頼朝は23日、平家方の大庭景親(おおばかげちか)勢との石橋山の戦いに敗れ、現在の神奈川県真鶴町から小船で脱出し安房国へ向かった。翌日の29日にはわずかな供を連れて現在の千葉県鋸南町の竜島に上陸した。
竜島の村人たちは頼朝を歓迎し、源氏にゆかりのある安房の武将「安西景益(あんざいかげます)」は頼朝を護るため自分の館に招きいれる(続く)
(続き)頼朝は館で房総の有力豪族に使者や手紙を送り、味方を募ることで再起を図ったといわれる
傾城島(手前)と浮島(奥)
JR東日本 | ||
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駅構造 | 地上駅 | |
ホーム |
1面1線 |
|
開業日 |
1917年(大正6年) 8月1日 |
|
運営形態 | 無人駅 | |
路線 | ||
内房線 | ||
キロ程 |
70.8km |
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保田 |
岩井 |
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年度別1日平均乗車人員 | ||
1990年 | 1,020 | |
1995年 | 840 | |
2000年 | 590 | |
2005年 | 480 | |
2010年 | 390 | |
2015年 | 330 | |
2018年 | 290 |
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