所在地
千葉県千葉市
1日平均乗車人員
京成電鉄(2021年)約3,290人
「検見川」〜「京成稲毛」間は駅間が2.8kmと千葉線内では最長。かつて検見川寄りに片渡り線があり折り返しができたようだが現在は撤去されている。そのため現在の「京成津田沼」〜「千葉中央」間の途中駅全ては折り返し運転ができない。
JR稲毛駅まで徒歩10分と比較的近い場所にあるため徒歩移動が可能。乗り換え駅には指定されていない。
駅周辺は住宅街。かつて駅近くを走る国道14号線付近は海岸線でありリゾート地だった経歴がある。
京成千葉線
(上り) |
(下り) |
普通 | |
新京成線 | |
約650m
約1.5km
縦型駅名標
トイレ
京成津田沼方面ホーム側の改札
千葉中央方面ホーム側の改札。こちらは営業時間が6:30〜21:00と決まっている
駅前は交通量が多い踏切なので注意したい
JR総武線稲毛駅とJR京葉線稲毛海岸駅への案内
古いタイプの看板。千葉中央方面ホーム側の改札は臨時改札口扱いの模様
稲毛浅間神社
いなげせんげんじんじゃ
京成稲毛駅から約300m
JR稲毛駅から約900m
静岡県富士宮市の富士山本宮浅間大社の分霊を奉斎したことが始まりとされる神社。安産子育てのご利益があることで有名。創建当初は近くまで波が打ち寄せる海沿いにあり、現在国道にある一の鳥居は元々海上にあったと伝えられている。
山門
手水舎
国道14号に接する二の鳥居
稲毛浅間神社から国道14号線を挟んだ場所にある一の鳥居。この辺りは昔海が広がっていたとのこと。一の鳥居から二の鳥居までは横断歩道がなく交通量が多いため直接渡るのは危険
神社に隣接する稲毛公園
稲岸公園
いなぎしこうえん
京成稲毛駅から約550m
稲毛海岸駅から約650m
JR稲毛駅から約1km
団地の中にある公園。かつてこの地は干潟で、干潟を利用した日本初の民間飛行練習場があった。これを記念して南端には民間航空発祥之地記念碑が建っている。またその名残としてか公園は帯状の広場のような形状をしている。
広場
川崎製鉄千葉製鉄所において資材原料等の運搬に使用されていたNUS7。ディーゼル機関の発達に伴って蒸気機関車は使われなくなり、NUS7は千葉市に寄贈された
旧神谷伝兵衛稲毛別荘
きゅうかみやでんべえいなげべっそう
京成稲毛駅から約900m
JR稲毛駅から約1km
浅草の神谷バーや茨城の牛久シャトーの創設者である日本のワイン王「神谷伝兵衛」の別荘洋館。かつての稲毛は海水浴や潮干狩り客で賑わう保養地であり、この別荘の眼前には海が広がっていた。和館があったが現在は洋館のみが現存し、関東大震災以前の鉄筋コンクリート建築で価値が高いものとして国の登録有形文化財に登録されている。
吹き抜けのホール
シャンデリアの付け根の天井に葡萄のレリーフ。神谷伝兵衛は生涯に渡り葡萄酒造りに情熱を注いでいたため、当別荘にワイン王ならではの意匠が随所に取り入れられている
1階洋室。客人を迎えたメインの洋室で、当時の日本では憧れの暖炉がある
暖炉
幾何学的な模様の床
飾り枠の装飾
シャンデリア
2階は1階の洋室とは対照的に和室となっている
12畳の主和室と8畳の和室がある
窓際。当時はここから見える景色は一面の海だったという
葡萄の古木の床柱。神谷伝兵衛がフランスから取り寄せたものと言われている
欄間の葡萄の透かし彫り
欄間に巻きつく葡萄のつる
ハチとトンボの透かし彫り。神谷伝兵衛が作った蜂印香竄葡萄酒(はちじるしこうざんぶどうしゅ)、牛久葡萄酒のトレードマークがトンボだったことに因む
障子の漆喰面に施された蒔絵の下飾り
一枚の板からくり抜かれた木瓜窓(もっこうまど)
旧神谷伝兵衛稲毛別荘と同じ敷地内にある千葉市民ギャラリー・いなげ
京成電鉄 | ||
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駅構造 | 地上駅 | |
ホーム |
1面2線 |
|
開業日 |
1921年(大正10年) |
|
路線 | ||
京成千葉線 | ||
駅番号 | KS55 | |
キロ程 |
8.1km |
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検見川 |
みどり台 |
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年度別1日平均乗車人員 | ||
2005年 | 3,020 | |
2007年 | 3,150 | |
2009年 | 3,190 | |
2011年 | 3,110 | |
2013年 | 3,280 | |
2015年 | 3,460 | |
2017年 | 3,580 | |
2019年 | 3,650 | |
2020年 | 2,970 | |
2021年 | 3,290 |
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