大貫
おおぬき
Onuki
駅舎から跨線橋を渡った先がホーム。内房線でダイヤ乱れや運休が発生すると当駅折り返しになることがある。それを想定し房総の209系には「内房線大貫」の表示が設定されているようだ。
富津市に位置する駅。駅周辺は市役所などに近い富津市の中心部となっており、当駅は市の代表駅として扱われている。
駅名標
縦型駅名標
名所案内。当駅は田沼意次(おぎつぐ)ゆかりの地 小久保藩陣屋跡、弁天山古墳指定史、大貫海水浴場、県立富津公園、釣り場
ホーム。駅出入口とホームを結ぶ跨線橋は真ん中になく、佐貫町寄りにある
待合室
跨線橋から東京湾観音が見える
駅舎の中。簡易Suica改札機入場用1機、出場用2機
駅前は国道465号線。線路沿いを青堀駅方面に向かって少し歩くと線路の反対側に出られる地下道があり、反対側にはロータリーがある。富津市役所まで徒歩約30分
駅の看板
大貫中央海水浴場
おおぬきちゅうおうかいすいよくじょう
大貫駅から約1.5km
富津市内の海水浴場で一番遠浅と言われる海水浴場。嵐に襲われた日本武尊(ヤマトタケル)を救うため、海に身を投げ海神の怒りを鎮めた弟橘媛(オトタチバナヒメ)の遺品が漂着した言い伝えがある。
砂浜
5〜6月の初夏に花を咲かせるハマヒルガオ
弟橘姫の銅像。日本武尊は弟橘姫の死を悼んで「君さらず 袖しが浦に立つ波のその面影をみるぞ悲しき」と詠んだ。これが現在の「君津」の語源と言われている。(2に続く)
(2)弟橘姫の着物の袖が漂着した海岸付近を「袖ヶ浦」、同じく姫の衣(布)が流れ着いた所が「布流津」(富津)と名付けられた
磯根崎
いそねざき
大貫駅から約2.5km
大貫中央海水浴場付近にある景勝地。開発の進んだ東京湾沿岸とは思えぬ大自然が広がる「東京湾最後の秘境」。シロギス、カレイなどが釣れる釣場でもある。
人工物と思わしき岩
この辺りの海岸ではシーグラスと呼ばれる、波にもまれて角の取れたガラスの破片がよく見つかる
ハマヒルガオの群生地として知られている
ハマヒルガオの花
はかりめ丼
はかりめどん
富津市名物
富津市で言う穴子丼でご当地グルメ。「はかりめ」とは富津でアナゴの別称として使われている言葉であり、アナゴの測線がはかりの目のように点々とあることからそう呼んでいる。
はかりめ丼を提供する「かん七」。大貫駅から約1.5km
JR東日本 | ||
---|---|---|
駅構造 | 地上駅 | |
ホーム |
1面2線 |
|
開業日 |
1915年(大正4年) 1月15日 |
|
運営形態 | 業務委託駅 | |
路線 | ||
内房線 | ||
キロ程 |
46.6km |
|
青堀 |
佐貫町 |
|
年度別1日平均乗車人員 | ||
1990年 | 2,500 | |
1995年 | 2,180 | |
2000年 | 1,630 | |
2005年 | 1,420 | |
2010年 | 1,170 | |
2015年 | 1,140 | |
2019年 | 990 | |
2020年 | 790 | |
2021年 | 850 | |
2022年 | 840 |
←NEXT→