所在地
千葉県印旛郡酒々井町
1日平均乗車人員
JR東日本(2021年)約2,950人
読み方の難しい難読駅。酒々井とは親孝行者の息子が酒の湧き出る井戸を発見したという伝説が名前の由来となっている。
当駅から約1km北西には京成線の「京成酒々井駅」が立地する。電車の本数は当駅が日中毎時2本、京成酒々井駅が日中毎時3本と京成の方が本数で勝る。多少距離があるが乗り換えの選択肢としてアリかもしれない。
成田線
(上り) |
(下り) |
総武線快速 | |
普通 | |
約700m
駅名標2
縦型駅名標
ホーム
改札の外に図書スペース
展示物
西口。スーパーやコンビニが立地する
西口駅舎
酒々井駅の文字
酒の井の碑
さけのいのひ
酒々井駅から約1.5km
酒々井町の町名の由来でもある「酒の井」伝説を記念する碑。
親孝行な息子が酒好きな父親のために酒を買って喜ばせていたがある日、お金に困ってしまう。心を痛めた息子が歩いていると道端の井戸から酒の匂いを感じ、井戸水を汲み上げるとそれは酒だった、という伝説が伝えられている。
井戸の中を覗く
JR東日本 | ||
---|---|---|
駅構造 | 地上駅・橋上駅 | |
ホーム |
2面2線 |
|
開業日 |
1897年(明治30年) 1月19日 |
|
運営形態 | 業務委託駅 | |
路線 | ||
成田線 | ||
駅番号 | JO34 | |
キロ程 |
6.4km |
|
佐倉 |
成田 |
|
年度別1日平均乗車人員 | ||
1990年 | 2,300 | |
1995年 | 2,810 | |
2000年 | 3,020 | |
2005年 | 3,280 | |
2010年 | 3,100 | |
2015年 | 3,530 | |
2019年 | 3,690 | |
2020年 | 2,690 | |
2021年 | 2,950 |
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ある親孝行の息子が、毎日酒を買って年老いた父親に酒を飲ませ喜ばせていました。ところが、ある日酒を買うお金に困ってしまいました。
「父に酒を買うことができないとは、なんて親不孝なんだ。」と、孝行息子はひどく心を痛めながら歩いていると、道ばたの井戸から酒のにおいがしてきました。
井戸水をくみ上げ飲んでみると、それはなんと酒だったのです。孝行息子はたいそう喜び、それから毎日この井戸から酒をくんで帰り父親を喜ばせました。
この井戸のうわさは、世間にも知られましたが、他の人がくんで飲んでもただの水でした。
酒の井戸があることから村の名も「酒々井」と呼ばれるようになり、この碑が記念として建てられたと伝えられています。
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