茅場町
かやばちょう
Kayabacho
世界三大金融街の一つと呼ばれていた場所
東京都中央区
東京メトロ(2019年)約65,600人
東京メトロ東西線
A線
日本橋・大手町・
中野・三鷹方面
B線
西船橋・津田沼・
東葉勝田台方面
快速
通勤快速
各駅停車
東京メトロ日比谷線
A線
銀座・六本木・
中目黒方面
B線
上野・北千住・
南栗橋方面
東京メトロ
日比谷線と東西線が利用できる。地上の茅場町一丁目交差点を軸に日比谷線と東西線ホームがL字型になっており、それぞれホームの人形町寄り、門前仲町寄りしか乗り換えできないためラッシュ時は混雑する。
駅周辺
駅周辺は証券会社や大手企業の本社が立地するビジネス街。羽田空港や東京ディズニーリゾート、浅草などの観光地へのアクセスが容易なためビジネスホテルも多い。
隣の日本橋駅までは500mと近いため当駅から地下通路を経由して歩いていくことが可能。
路線
東西線
中野起点
12km
日比谷線
北千住起点
9.2km
駅構造 地下駅
ホーム 東西線1面2線 日比谷線2面2線
開業日 1963年(昭和38年)2月28日
設置場所 | 中央改札外 |
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備考 | 東京メトロ全駅スタンプラリーのポスターのQRコードを読み取り取得 |
東京証券取引所。QRコードを読み取り取得するデジタルスタンプ。当駅から徒歩約3分の株式の売買を行う場所。「東証」と呼ばれる日本最大の証券取引所である。「東証Arrows(アローズ)」は一般の人が自由に見学できる施設であり証券史料ホール、架空所持金を元手に架空銘柄の売買ができる株式投資体験コーナーなどがある。
東京メトロ東西線
駅名標
駅名標2
駅名標3。隣の日本橋駅は茅場町駅と地下で繋がっており、行き来できる
駅名標4。東西線茅場町駅は浅草線日本橋駅と地下で接続。乗り換え駅の関係にはならない
ホーム。日本橋寄りに非常用として片渡り線と信号扱所があり、万が一の時に折り返し可能。日比谷線はホーム中程の階段で2番線北千住方面、同じく門前仲町寄りで1番線中目黒方面ホームに出る
東西線ホームの壁。白と水色の四角が不規則に並ぶ。東西線は水色だけど白のイメージも強い
2024年10月19日よりホームドアの使用を開始。西船橋方面ホームのは従来タイプの大開口ホームドア
中野方面ホームは東西線では初めてとなる一般的なタイプのホームドアが設置された
東西線混雑緩和のため、ホーム門前仲町寄りの40m延伸工事が始まった。ホームを延伸して停車位置をずらして混雑緩和を試みようというもの
ホーム延伸工事に伴い古い駅名標が姿を現した。本来の壁に取り付けたまま今の壁を作ったのだろうか?
日比谷線2番線(北千住方面)ホーム人形町寄りと同じ階層、東西線ホーム中程の階段を上るとある中央改札。日比谷線は1号車側の混雑に注意
日比谷線1番線(中目黒方面)ホーム人形町寄りと同じ階層、東西線ホーム門前仲町寄りの階段を上るとある東改札。3出入口、4a・4b出入口とで二つの改札に分かれている
3・4a・4b・5・6・7出入口周辺。駅周辺は証券会社、大手企業の本社が多い。新大橋通りと永代通りの交差点に花王の本社
3出入口。昔ながらの出入口。当駅周辺はオフィス街で華はなく、商業施設に乏しい
4a出入口付近のエレベーター
4b出入口
5出入口
6出入口
7出入口
8・9・10・11出入口周辺。永代通り、東京証券会館
駅構内から8出入口外へ、東京証券会館
東京メトロのりば案内。東横線と東京メトロ副都心線の直通運転開始に伴い日比谷線は2013年3月16日に東横線との直通運転を終了、全て中目黒発着になる。なのにここの日比谷線は東横線の日吉駅が残ったまま
地下鉄と出口の看板
8出入口。東京証券会館と併設
複合施設「KABUTO ONE(カブトワン)」と併設の10出入口
かつての閉鎖された10出入口
11出入口前。「KABUTO ONE」の通路
11出入口。「KABUTO ONE」内に茅場町駅へのエスカレーターがある
仮の11出入口
かつての11出入口
東西線ホーム日本橋寄りにある西改札。ここから日比谷線は遠い。浅草線日本橋駅への徒歩はこちらから
西改札外には浅草線日本橋駅へ行ける通路がある。人通りは少なく、穴場感がある
東西線茅場町駅から日本橋駅まで歩くと都営浅草線に出る。日本橋駅浅草線1番線(西馬込方面)の改札である。銀座線にも行けるが、遠くて非推奨
駅の看板
東京メトロ日比谷線
駅名標
駅名標2
駅名標3
Hだけの駅名標
駅名標4。A線B線の間の柱にあるやつ。八丁堀駅でJR京葉線に乗り換えてディズニーリゾートへGO
2022年7月23日よりホームドアの使用を開始
ホームドア設置前。東西線との乗り換えはホーム人形町寄りから行く。改札はホーム両端に設けられている
ホーム八丁堀寄りに茅場町二丁目方面改札。1・2番線両方のホームに設置されている
中目黒方面ホームと北千住方面ホームを行き来する通路がホーム中程にある。狭い
茅場町二丁目方面改札、1・2出入口周辺。新大橋通り、東京住友ツインビル
1出入口。1番線中目黒方面ホームに出る茅場町二丁目方面改札に通じる
2出入口。2番線北千住方面ホームに出る茅場町二丁目方面改札に通じる
フォント、汚れ具合から時代を感じる駅の看板
坂本町公園
さかもとちょうこうえん
茅場町駅から約200m
元警視庁の避病院跡を活用し開設した東京で初めての市街地小公園。新しい首都の形成を目標としていた東京府は、稠密な市街地に新鮮な大気を提供する園林と空地が衛生上必要であると考えた。美観の向上、避難地、学校の校庭としても活用できる公園を阪本小学校に隣接する形で創り出した。
公園内にある「兜町・茅場町まちかど展示館」。
地元の神輿4基、山車1基などの展示がある
銀行発祥の地
ぎんこうはっしょうのち
茅場町駅から約200m
実業家の渋沢栄一が中心となって明治6年に兜町に第一国立銀行を創立した場所。現在のみずほ銀行兜町支店の場所にあたり、当時の建物は東京の名所にもなるほど美しいものだったようだ。創立以後は日本で最初の株式取引所や企業などが設立され、兜町は日本経済の中心地として発展していった。
発祥の地であるみずほ銀行兜町支店にプレートがある
解説パネル。1873年、この場所に日本最初の銀行「第一国立銀行」が開業した。さらに周辺には日本最初の株式取引所や数々の会社が次々と設立され、兜町は日本経済の中心地として発展した
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茅場町駅と日本橋駅同士は至近しているためか、駅構内同士で繋がっている。しかし繋がっているだけであって乗り換え駅同士の関係ではない。
東西線は両駅で利用できるが日比谷線は「茅場町駅」、銀座線と浅草線は「日本橋駅」でしか利用できないが、両駅は同一駅構内にあるということで実質4路線ある駅として見ることができる。多少歩くのは仕方ないが活用できれば乗り換えの手間が少なくなるかもしれない。
今回は茅場町駅から外に出ることなく日本橋駅に行ってみることにしよう。
茅場町駅東西線ホームです。茅場町駅には日比谷線と東西線がありますが、日本橋駅に近いのは東西線です。そして繋がっている日本橋駅には銀座線・東西線・浅草線がありますが茅場町駅に近いのは浅草線です。それぞれ東西線と浅草線が近いということを覚えておいてください。
なので今回は茅場町駅東西線ホームから浅草線日本橋駅に向かうルートとします。まずは西改札方面へのエスカレーターを上りましょう。
改札階に出たら改札を出て出口12方面に行く。
出口12の近くに昭和通り・都営浅草線・日本橋駅方面と書かれた通路があるのでそちらに進みます。
通路を進みます。ほとんど人通りはありません。
すると都営浅草線の看板が!ここから先は日本橋駅です。
浅草線の日本橋駅に着きました。ここの改札は西馬込・京急線・羽田空港方面ホーム改札となっています。改札内でホームが行き来できないので押上方面ホームは一度近くにある階段を下って反対側に行き、反対側の改札から入る必要があります。
因みに日本橋駅の銀座線はここから距離があって普段使いには適しません。
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