門前仲町
もんぜんなかちょう
Monzen-nakacho
江戸情緒が息づく街
東京都江東区
東京メトロ(2018年)約58,600人
東京都交通局(2021年)約31,800人
東京メトロ東西線
A線
日本橋・大手町・
中野・三鷹方面
B線
西船橋・津田沼・
東葉勝田台方面
快速
通勤快速
各駅停車
都営大江戸線
両国・上野御徒町・
春日方面
大門・六本木・
新宿方面
概要
東西線と大江戸線が利用できる駅。互いは連絡改札による乗り換えが可能。
東京メトロ
東西線は2面2線ホームで折り返し設備はないが東西線の車両には「門前仲町」の行き先が備えられている。到着後回送するのだろうか?
朝ラッシュの中野方面「木場」〜「門前仲町」間は東西線で最も混雑する。
駅周辺
駅周辺は富岡八幡宮といった神社や寺院に隣接する門前町として古くから栄えている。大通りや都営バスの発着所もある江東区深川地域の要所の一つ。
路線
東西線
中野起点
13.8km
駅構造 地下駅
ホーム 2面2線
開業日 1967年(昭和42年)9月14日
路線
大江戸線
都庁前起点
14.5km
駅構造 地下駅
ホーム 1面2線
開業日 2000年(平成12年)12月12日
設置事業者 | 東京都交通局 |
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設置場所 | 都営門前仲町駅改札内 |
富岡八幡宮と伊能忠敬像。富岡八幡宮は当駅から徒歩約6分。江戸最大の八幡宮であり8月に行われる祭礼「深川八幡祭り」は江戸三大祭の1つ。120数基の町神輿が町内を練り歩き、担ぎ手に対して沿道の観衆が暑さ避けに水を掛けることから別名「水掛け祭」とも呼ばれている。伊能忠敬像は富岡八幡宮境内にある。伊能忠敬は50歳の時に江戸に出て富岡八幡宮近くに隠宅を構えていた。測量出発の度に必ず当宮を参拝していたようだ。
設置事業者 | 東京メトロ |
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設置場所 | 東京メトロ門前仲町駅富岡八幡宮方面改札外 |
備考 | 東京メトロ全駅スタンプラリーのポスターのQRコードを読み取り取得 |
成田山東京別院 深川不動堂。QRコードを読み取り取得するデジタルスタンプ。当駅から徒歩約2分、千葉県成田市にある大本山成田山新勝寺の東京別院。「深川のお不動様」として親しまれている。スタンプに描かれている建物は左が本堂、右が旧本堂であり本堂の建物外観には梵字(不動明王真言)がびっしりと散りばめられている。
東京メトロ東西線
駅名標
駅名標2
駅名標3
駅名標4
駅名標5。地下鉄であまり見かけないような気がする縦型
ホーム。B線(中野方面)の木場駅と門前仲町駅の間は東西線最混雑区画。西船橋駅から当駅まで乗り換え駅がないし、近くに代わりとなる路線もない
ホームの壁
初詣は深川・富岡八幡宮。当駅下車2分、富岡八幡宮方面改札を出て1出入口
ホームドアの一部分が通路に置かれているが、東京メトロ曰く予備のホームドアではない。一部が入りきらず、利用客の動線を妨げない場所でホームドアのシステムの一部として稼働しているらしい
2番線中野方面ホームは茅場町寄り、1番線西船橋方面ホームは中程に都営大江戸線乗り換え改札を持つ
ホーム茅場町寄りに門前仲町交差点方面改札。ここの改札外は大江戸線の駅構内と繋がっている
深川仲町通り商店街〜加盟店ガイドマップ〜江戸の風情を感じられる粋で縁起の良い街へようこそ!
門前仲町交差点方面改札、3・4・5出入口周辺。駅周辺は繁華街で下町風情溢れる場所もある
3出入口。門前仲町交差点に面する。人通り多め
4出入口
5出入口。ここからJR京葉線「越中島駅」まで徒歩約9分。万が一の時の逃げの一手、街歩きを楽しむのに使うのもよし
5出入口からJR京葉線「越中島駅」まで535m。近いのにこの駅の利用客と駅周辺の賑わいっぷりの差よ
ホーム木場寄りに富岡八幡宮方面改札。ここの改札外は大江戸線がない。ここから出られる駅前は下町人情あふれる商店街
2出入口に門前仲町駅周辺の見どころを描いたパネル
富岡八幡宮方面改札、1・2出入口周辺。永代通り、富岡八幡宮、深川不動堂
朱塗りの鳥居から深川不動堂まで続く約150メートルの参道「人情深川ご利益通り」
1出入口
駅の看板
都営大江戸線
駅名標
駅名標2
駅名標3。大江戸線は月島駅との間でJR京葉線と交差している。越中島駅にかなり近い場所
ホーム。乗り換え改札への階段を持ち、ホーム月島寄りは東西線中野方面、中程は東西線西船橋方面への乗り換え改札となっている。東西線が相対式ホームなためだろう
東西線乗り換え改札。方向別に2か所に分かれているが、行き先を間違えて入ってしまっても東西線の改札階でホーム間を行き来できる
改札。大江戸線は都道463号に沿った南北にあり、東西線の門前仲町交差点方面改札同士と駅構内で繋がっている
パブリックアートの「青の模様」。空と海の地平線、江戸文字のぼた字で「門仲」と書かれた無数の丸。作品を遠くから眺めると空と海、近くから見ると塗りわけられた青い模様。人間の知覚と認識についての問いかけを試みているとか
6出入口周辺。都道463号「清澄通り」、スーパーマーケットのアブアブ赤札堂深川店。付近に首都高速9号深川線
6出入口。当駅一番地北の出入口。ここから東西線は遠め
成田山 深川不動堂
なりたさん ふかがわふどうどう
門前仲町駅から約350m
千葉県成田市にある成田山新勝寺の東京別院。成田不動の分霊を祀り「深川不動堂」として1881年に本堂が完成する。関東大震災・東京大空襲と二度にわたって焼失したが役僧たちが命がけで本尊を運び出したことにより、焼失を免れた。こちらの旧本堂は千葉県印西市の龍腹寺の堂を移築して本堂にしたものである。
不動様のご真言に包まれた「真言梵字壁」の文字が外壁に刻まれる本堂
深川龍神。水鉢に「龍神願い札」を浮かべてご祈願すると御札は水に溶け、願い事が龍神に届くと伝えられる
隣接する深川公園は富岡八幡宮の別当である永代寺の旧境内
富岡八幡宮
とみおかはちまんぐう
門前仲町駅から約200m
通称「深川八幡宮」とも呼ばれる。8月に行われる祭礼「深川八幡祭り」は神田祭・山王祭とともに江戸三大祭りの一つとして数えられ370年の歴史を誇る。暑さ避けに水を掛けることから別名「水掛け祭」とも呼ばれているようだ。
日本地図の製作者である伊能忠敬は事業に成功した後、江戸に出て当宮近くに隠宅を構えていた。測量に出かける際は安全祈願のため富岡八幡宮に必ず参拝に来ていたことから銅像が建立された
江戸勧進相撲発祥の神社でもあり、横綱力士碑をはじめとした大相撲ゆかりの石碑が多数ある
八幡堀遊歩道・八幡橋
はちまんぼりゆうほどう・はちまんばし
門前仲町駅から約350m
その昔、運河だった場所を埋め立てることにより出来た遊歩道。遊歩道の途中には八幡橋と呼ばれる、明治11年に東京市京橋区(現・中央区)の楓川に架橋されていた「弾正橋(だんじょうばし)」を移設した橋が架かっている。この橋は鉄を主材料として造った鉄橋としては日本最古であり、国の重要文化財に指定されている。
菊の御紋を部材に使用
アメリカ土木学会栄誉賞のレリーフ
八幡橋の上は歩ける
人力車のモニュメント
旧新田橋。大横川に架かり江東区木場5丁目から木場6丁目を結んでいた
深川めし
ふかがわめし
主に江東区で提供
農林水産省郷土料理100選のひとつ。現在の東京都江東区である深川は江戸時代、漁師の町として栄え良質なアオヤギといった貝類がたくさん捕れ、深川の漁師たちはアオヤギを用いた汁物を作りご飯にかけて食べていた。明治からはアサリを使うようになり、次第に汁かけタイプから焚き込みに変わっていった。汁かけタイプが原点だが現在は焚き込みタイプの深川めしが主流である。
深川めしを提供する「深川釜匠(ふかがわかましょう)」。半蔵門線・大江戸線「清澄白河駅」から約200m
「深川宿 富岡八幡店」。門前仲町駅から約200m、富岡八幡宮境内から入る
「深川宿 富岡八幡店」の深川めし、汁かけタイプ
「深川宿 富岡八幡店」の深川めし、焚き込みタイプ
「門前茶屋」の深川あさり蒸籠めし
「門前茶屋」。門前仲町駅前
「深川伊勢屋 本店」の深川めし
「深川伊勢屋 本店」。門前仲町駅前
「そば料理 長寿庵 蕎匠(ちょうじゅあん きょうしょう)」の深川めし
深川御膳
「そば料理 長寿庵 蕎匠」。清澄白河駅から約300m
セブンイレブンで販売されていた深川めしおむすび
炊き込みご飯の素 あさり深川めし
作ってみた
駅弁の深川めし。アトレ上野で販売していた
美味しそうだ
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