香取
かとり
Katori
鹿島線の実際の起点となる駅
香取神宮を彷彿とさせる駅舎が特徴。成田線と鹿島線の分岐点となる駅。鹿島線は「佐原」〜「鹿島神宮」間の運行が基本だが線路上だと当駅が起点となり、「香取」〜「佐原」間は成田線に直通する形となる。
2面2線ホームと水郷・十二橋寄りに両渡り線を持つ。行き違いがない時は駅舎側1番線に発着し、行き違いする時は下り(銚子・鹿島神宮方面)が1番線、上り(佐原方面)が2番線を使用する。鹿島線は当駅から少し成田線銚子方面を並走した後、大きく北に進路を変えて長大な利根川橋梁を渡る。
香取市の名を冠する駅であるが、市の代表駅は市役所や人気の観光名所に近い隣の佐原駅である。
路線
成田線
本線
佐倉起点
43.6km
鹿島線
香取起点
0km
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業日 1931年(昭和6年)11月10日
運営形態 無人駅
※2021年7月現在の配線図です。
駅名標。成田線は水郷駅、鹿島線は十二橋駅へ分岐する。鹿島線は路線上当駅が起点
駅名標2。描かれている花は「さくら」。当駅最寄りの香取神宮は桜の名所
縦型駅名標。香取市の名を冠する駅なのだが、中心地は佐原駅となっている
名所案内。当駅は香取神宮、釣場。また香取神宮の御田植祭、神幸祭
成田線から鹿島線への乗り換え案内。またその先の大洗鹿島線も表記。駅設備、駅周辺を見れば成田線と鹿島線の乗り換えは佐原駅でした方がいい
ホーム。2面2線屋根なし。行き違いしない時は駅舎側1番線に発着。成田線と鹿島線の接続は良くない
2番線ホームにある待合室
1・2番線の間にある鹿島線0キロポスト。終点は17.4km先の鹿島サッカースタジアム駅。「佐原」〜「香取」間は成田線
駅舎の中。無人駅で券売機なし。正月は香取神宮へのシャトルバスが当駅から発着するため利用客が増え、駅員が配置される
住宅街が広がる駅前。香取神宮最寄り駅であるが遠く、徒歩約30分かかる
門松。新年をお祝い。香取神宮をイメージした駅舎とよく合う
日本の原風景に出逢えるまち 香取市へようこそ 香取神宮まで徒歩約30分。この地図は南が北になっている
香取駅の文字
香取神宮
かとりじんぐう
香取駅から約2km
茨城県鹿嶋市にある「鹿島神宮」、同じく神栖市にある「息栖神社」とともに東国三社の総称を持つ。鹿島神宮とは古来深い関係にあることから、一対の存在とも言われる。祭神は「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」を祀り、勝運・交通・災難除けなどにご利益がある。
表参道入口の「参道商店街」
大鳥居
大鳥居と桜
神池
総門
手水舎
楼門
神楽殿
練習艦 かとりの錨。海上自衛隊練習艦「かとり」は海上自衛隊の幹部候補生を乗せ、世界の海で航海訓練を行った。この錨は「かとり」命名の由緒深い当神宮に奉献されたもの
拝殿の後ろにある本殿
寒香亭。展望台には自由に上れる
展望台から見る景色。木々の隙間から利根川方面が見える・・・?
鹿苑
凸型の要石。鹿島神宮にあるのは凹型になっている
奥宮
桜の名所である
利根川沿いに建つ津宮鳥居(浜鳥居)。香取神宮表参道の一の鳥居にあたる
←NEXT→