新八柱

しんやはしら

Shin-Yahashira

新京成線との乗り換え駅、読み方は「やはしら」が正しい

所在地

千葉県松戸市

1日平均乗車人員

JR東日本(2021年)約20,800人

Train line

武蔵野線

下り
西船橋・
東京・海浜幕張方面

上り
新松戸・南越谷・
府中本町方面

しもうさ号

各駅停車

Connect station

どんな駅?

新京成線「八柱駅」とは別構内にある乗り換え駅。「やはしら」と「やばしら」と読み方が違うが「やはしら」が正解。開業は新京成の方が先で、新京成が読み方を調べずに「やばしら」と名付けてしまった説があるらしい。後に開業した新八柱駅は正しい地名を名乗るため、新京成と差別化のため駅名に「新」をつけた。

 

地下駅に見えるが堀割部に蓋をするような感じで駅舎が設置されており、完全な地下駅ではない。ホーム東松戸寄りは地上に出ている。乗り換え路線である新京成線は都心に直結せず郊外に位置する衛星都市間を結ぶ路線で、武蔵野線と似た性質を持つ。

JR東日本
 

路線

武蔵野線

鶴見起点
90.4km

 

 

駅構造 地下駅

 

ホーム 2面2線

 

開業日 1978年(昭和53年)10月2日

 

運営形態 業務委託駅

 

Stamp

設置場所 改札窓口

新八柱駅のヤッハくん、ハッシーくん、シーラくん。205系のヤッハくん、209系のハッシーくん、205系(メルヘン顔)のシーラくんのトリオ。ここにはいないが他に103系の「むさじい」というキャラクターもいる。

設置場所 改札窓口

205系。従来の205系と前面が異なる「メルヘン顔」。メルヘン顔は公式の呼び名でなく、武蔵野線の直通先の京葉線が東京ディズニーリゾートの最寄り駅である舞浜駅を通ることから、東京ディズニーリゾート→おとぎの国→メルヘンと呼ばれるようになった・・・らしい。

Gallery

駅名標

縦型駅名標

地下にあるホーム。階段が新松戸寄りにあるため8号車側が混む。最も東松戸寄りは外からの光が差し込む

「ハッシーくん」というらしい。武蔵野線の209系がモデルの新八柱駅キャラクター。詳しいプロフィール等は不明

化粧室、新京成乗り換え、出口

改札。小さくて狭い駅構内。トイレは階段を上る構造になっていたり、エスカレーターがない

新京成線へのお乗換えは改札を出て右方向です 約30m先階段上

八柱霊園 徒歩20分バス1番。21世紀の森と広場 徒歩20分バス3番。新京成線のりかえ

駅前は商業施設が多い。新京成線「八柱駅」がすぐ隣に立地。桜の名所である常盤平さくら通り(さくら通り入口交差点)まで徒歩約3分、21世紀の森と広場まで徒歩約15分

松戸新京成バスのバス停

新八柱駅の文字

Spot

21世紀の森と広場

21せいきのもりとひろば

新八柱駅から約900m

八柱駅から約900m


「千駄堀の自然を守り育てる」を概念に1993年4月にオープンした都市公園。公園内は芝生広場、森林、湿地など様々な自然で形成されており広さは東京ドーム11個分(50.5ヘクタール)に相当する。松戸市立博物館と森のホール21といった文化施設も隣接する。

松戸市立博物館や森のホール21に近い中央口

「Assimilated View」。公園の入口に置かれた金属体が一方の景色と他方の景色を飲み込み、消火し新たな景色を生む

光と風の広場

公園を南北に横断する森の橋。一般道である

千駄堀池

千駄堀池2

自然生態園の様子を観察できる自然観察舎

無料の望遠鏡を用いて観察を行う

里や山の生態系を代表するオオタカが確認されている

パンジーの花壇

リナリアの花壇。3〜4月に開花する

ハナモモ

左の青い花はムラサキハナナという

カラシナ

里の茶屋。カレーやそばなどが食べられる

葉桜

竪穴式住居のある縄文の森

松戸市立博物館。展示室は有料

石器の材料は石器作りに適した石材が使われ「黒曜石」「頁岩(けつがん)」「安山岩」は三大材料と呼ばれる。松戸の遺跡でもこうした石材が使われた

春の山菜に始まり、秋の木の実やキノコなどは食料の宝庫。繊維が強い草は縄に、クリなどの木は竪穴式住居の材料になるなど縄文時代の人々は衣食住に山の幸全てを活用していた

松戸に明確な形で現存する最古の古墳は「河原塚1号墳」。5世紀末頃に築かれ、玉や武器などが出土している

新京成線「常盤平駅」「五香駅」周辺にある常盤平団地のモデルルーム。常盤平団地は1955年に立ち上げられた日本住宅公団が東京近郊の住宅不足を緩和するために造成した

当時の常盤平団地のウリはガス・電気・下水や文化設備の完備、都心へ約50分

虚無僧寺一月寺。江戸時代、小金にあった一月寺は編笠をかぶって尺八を吹く虚無僧(こむそう)のお寺だった

松戸を含めた下総地域は梨の生産が盛んである。松戸では「二十世紀梨」という梨が明治時代、大橋地区で誕生しブランドとなっている。展示室に保存処理された二十世紀梨の原木がある

市内の上本郷・和名ケ谷・大橋地区で演じられる「三匹獅子舞」。五穀豊穣と悪霊退散を祈る行事として古くから行われてきた

森のホール21。正式には松戸市文化会館

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