京成佐倉
けいせいさくら
Keisei-Sakura
日中の一部快速は当駅折り返し
千葉県佐倉市
京成電鉄(2013年)約9,700人
京成本線
上り
京成船橋・日暮里・
京成上野・押上方面
下り
京成成田・
成田空港方面
快速特急
特急
通勤特急
快速
普通
佐倉市役所最寄り駅。JR佐倉駅とは約2km離れた場所に立地しているため、乗り換えには適さない。快速特急まで全ての優等列車が停車し、日中の下り快速は当駅折り返しが設定されている。
モーニング・イブニングライナー停車駅。2面4線ホームで大佐倉寄りに片渡り線を持つ。外側1・4番線が待避線、内側2・3番線が本線という構造。京成臼井寄りに渡り線はないため、当駅止まりの下り快速は一度回送し片渡り線で上り方面に折り返してから始発列車になる。
路線
本線
京成上野起点
51km
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 2面4線
開業日 1926年(大正15年)12月9日
※2021年7月現在の配線図です。
設置場所 | 改札外 |
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国立歴史民俗博物館、武家屋敷。国立歴史民俗博物館は当駅から徒歩約20分。歴博と呼ばれ、日本の歴史と文化について総合的に研究・展示している。約9千にも及ぶ展示がある大規模な博物館。武家屋敷はJR佐倉駅から徒歩約15分。城下町佐倉の面影を残す3棟の武家屋敷。武家屋敷は一般公開されており、建物内の見学が可能。
駅名標
縦型駅名標
ホーム。ライナーも含め全ての定期列車が停車。大半の快速は当駅折り返しとなる
1・2番線大佐倉寄りにモーニングライナー券うりば
モーニングライナーの案内。懐かしのフォント。モーニングライナー券をお求めのうえ、右側整列場所にお並びください。
3400形のイラスト。特急は終点まで各駅に停車します。「京成佐倉」〜「成田空港」間で通過運転を行うのは快速特急とライナーだけ
改札。ファミリーマートは改札内、トイレは1・2番線ホーム
佐倉ふるさと広場のタペストリー。シンボルの風車リーフデ。京成臼井駅から徒歩約32分
北口。住宅街方面。東に佐倉カントリー倶楽部
北口駅舎
複合施設の「ミレニアムセンター佐倉」。京成佐倉駅と直結し、駅前立地の利便性を活かして各種の行政サービスを提供
京成佐倉駅からミレニアムセンター佐倉へ。市民防災啓発センター・消費生活センター・佐倉地域防災集会所・佐倉コミュニティセンター・佐倉市民サービスセンター・佐倉市地域職業相談室
北口の公衆トイレ
南口。佐倉市役所まで徒歩約10分、佐倉城址公園まで徒歩約20分。JR佐倉駅までは約2km離れているが、JR佐倉駅行きの路線バスが日中20分間隔ぐらいで運行されている
佐倉市観光案内図。国立歴史民俗博物館、佐倉城址公園、旧堀田邸・庭園(さくら庭園)、武家屋敷、佐倉市立美術館。JR佐倉駅前にあるものと同じ
佐倉市観光案内図、カムロちゃんが佐倉市公式キャラクターを卒業する前
駅の看板
2020年3月から4月にかけて「京成佐倉駅」が「京成桜駅」になった。これは佐倉市内の桜の名所、佐倉城址公園を推すもの
京成桜駅縦型駅名標
ようこそ桜に染まるまち 佐倉。地元の佐倉高校出身の人気ファッションモデル、村田倫子さん
駅構内に桜
京成佐倉駅駅看板。2020年度のもの。今年度のイメージキャラクターを務めたファッションモデル、村田倫子さんのデザイン
桜に染まるまち、佐倉。佐倉市の毎年恒例キャンペーン。桜の名所の佐倉城址公園を中心に佐倉を「桜」一色に染めるもの。京成佐倉駅が京成桜駅に、道を桜の装飾で彩る、丸型郵便ポストを桜色に装飾など
バス停も変わっていた
佐倉城址公園
さくらじょうしこうえん
京成佐倉駅から約1.5km
「佐倉城」が存在していた跡地を公園として整備した場所。2006年には「日本百名城」の一つに選ばれている。石垣のない土造りの城だったため小さな山のような公園。公園内には土塁や空堀などの城の遺構が見られる。桜や紅葉の名所としても知られている。
桜の名所として知られている。2020年の写真
本丸跡
本丸跡の桜。2024年4月14日現在は葉桜
本丸跡の桜2
葉桜
佐倉城は石垣のない土づくりの城で、土塁を築いて城を守っていた
千葉県指定天然記念物のモッコク
モッコクの幹に「包隊」など兵士の落書きが掘られている
一の門跡。本丸から見て最初の門。門の中の本丸には天守閣、銅櫓(どうやぐら)、角櫓(すみやぐら)、御殿が置かれていた
土塁とともに外敵から城を守るために掘られた空堀
堀田正睦(ほったまさよし)公。1825年に佐倉藩主となった人物
佐倉城の礎石がころがっている
茶室 三逕亭(さんけいてい)
三逕亭のモミジ
駐車場付近の桜、2024年4月14日
兵営の便所跡。土台のみ現存。連隊と契約し、下肥と馬糞の払い下げを受け、汚物掃除を担当していた
芝生広場の桜、2024年4月14日
国立歴史民俗博物館付近の桜、2024年4月14日
葉桜
姥が池(うばがいけ)。この池のまわりで家老の娘のおもりをしていた姥が誤って娘を池に落としてしまい、娘はそのまま沈んでしまう。困り果てた姥はこの池に身を投げたと伝えられ「姥が池」と呼ばれるようになった
兵士が高所からの飛び降り訓練に使用した12階段。コンクリート製で壊すのが大変なため戦後も残ったと考えられている
イチョウ
くらしの植物苑。国立歴史民俗博物館の付属施設
ツワブキ
ノコンギク
食用菊 阿房宮(あぼうきゅう)
2020年3月から4月にかけて「佐倉城址公園」が「桜城址公園」になった
桜城址公園、2024年度
桜並木、2024年4月14日
浅間神社跡 富士塚。浅間神社の御神体は富士山、富士塚は富士山を模しておりこの山頂から実際に富士山が眺められる
富士塚からの景色
ふるさとのみち
猫
猫2
猫3
国立歴史民俗博物館
こくりつれきしみんぞくはくぶつかん
京成佐倉駅から約1.5km
佐倉城址公園北西部にある博物館。通称「歴博(れきはく)」。日本の歴史と文化をたどった数多くの展示品がある。展示総件数は約9千件、収蔵資料件数は約22万件にものぼる。年間来館者数は約20万人と佐倉市屈指の観光名所である。第1〜第6展示室と時代ごとに分かれており、見ごたえはかなりのもの。
古代から現代まで、各時代に関する展示がある。写真撮影できるが一部は撮影禁止かストロボ禁止
第1展示室、先史・古代。これは縄文人の骨格模型
縄文時代の食料。食べられるものは何でも食べ、堅果類やイノシシ、シカなど特定のものに偏っていた。
第2展示室、中世。十二単は俗称であって、十二枚重ね着しているわけではない
1570〜1580年代の京都の町並み。材木屋・呉服屋・武器屋・道具屋などが並ぶ
大航海時代、九州に伝えられた鉄砲は珍しい贈答品として活用されたが、武器としての威力が注目されると戦国大名は競って鉄砲を戦場に取り入れた
第3展示室、近世。江戸の様子を描いた屏風には、日本橋や浅草など今も残る地名がある
江戸橋広小路。日本橋付近の町・市場・盛り場であり多くの人々が集まった
第4展示室、民俗。宇市津(うしつ)あばれ祭り。石川県能登町(のとちょう)で行われる夏の祭礼で、神輿を海や川、境内の置き松明の中に投げ込み、荒々しく祭神に働きかける
各地に様々な伝承が伝わる河童。人を水中に引き込むなど恐れられる一方、人助けや富をもたらすとも言われている。水が引き起こす水難事故、水がもたらす恵みという二つの面が投影されている
だるま。禅宗の開祖である達磨大師(だるまたいし)が座禅を組む姿を模した福運招来の縁起物。達磨大師の法衣に因んだ赤色は魔よけや疱瘡(ほうそう)除けの効力があると信じられる
足の裏を撫でると幸運を招く「ビリケン」。1908年にアメリカの女性美術家が考案したとされ「幸運の神」として世界中に広がった。日本では大阪の通天閣にあるものが有名
家庭配置薬。富山では反魂丹(はんこんたん)や熊丹円(ゆうたんえん)といった万能薬が主力だったが、薬効が細分化されるとそれらは胃腸薬になった
第5展示室、近代。浅草の街並みを再現した場所にある「カフェ・うるとら」
第6展示室、現代。戦後の食料不足などを補うために、大都市を中心とした闇市が出現した。闇市は法律で禁止されている
1960年代は東京や大阪といった大きな都市を中心に「公団住宅」が作られた。洋風の生活様式を取り入れ、当たり前のように電気と水を使う生活が広がった
漫画のふろく雑誌まである
終戦直後の学校給食は脱脂粉乳とおかず一品のトマトシチュー。主食と食器は持参だった
1984年版ゴジラがベースの立像。84年版は1954年の初代ゴジラへの原点回帰を目的に作られた
博物館の裏側に大分県臼杵(うすき)市にある「古園石仏大日如来像」を再現したレプリカ
クリアファイル
佐倉市公式キャラクター「カムロちゃん」缶バッジ
佐倉市立美術館
さくらしりつびじゅつかん
京成佐倉駅から約600m
佐倉市の旧城下町に立地。地下2階・地上4階建ての美術館。2階が常設展や企画展が行われる一般展示室。エントランス部分は1918年に建設された千葉県指定有形文化財に指定の旧川崎銀行佐倉支店を利用している。
旧川崎銀行佐倉支店内。佐倉町役場・公民館・図書館・資料館の機能を経て、現在は佐倉市立美術館のエントランスとして利用されている
空宙モニュメント「燦(さん)」。キューブ面はコンピューター制御の仕掛けで赤・黒・白・緑・青へと変化する
2023年4月4日〜5月28日の展覧会は「宮西達也の世界 ミラクルワールド絵本展」。「おまえうまそうだな」の主人公、ティラノサウルスのハート
おとうさんはウルトラマン。怪獣に強いウルトラマンが育児に苦労する姿をユーモアに描いた作品
ジオラマ
屏風「You look yummy!」
ダンボールアート
佐倉武家屋敷
さくらぶけやしき
京成佐倉駅から約1km
江戸時代に佐倉藩士の住んだ武家屋敷を復元したもので一部の部屋に上がることができる。佐倉がかつての城下町だった面影を感じられる場所の一つだ。旧河原家、旧但馬家、旧武居家の3件が見学可。こちらの画像は旧河原家で、佐倉に残されている武家屋敷の中では最も古いものと考えられている。
※佐倉駅のページでも紹介しています。
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