所在地
東京都葛飾区
1日平均乗車人員
京成電鉄(2021年)約3,450人
金町線唯一の中間駅は寅さんの聖地
テレビドラマおよび劇映画シリーズ「男はつらいよ」の舞台となった地域で、柴又帝釈天や寅さん記念館などが立地する葛飾区の観光名所として知られている。金町線はほぼ終日当駅で列車交換を行う。
京成高砂寄りは単線並列構造で1線が京成高砂駅の高架ホーム、1線が高砂検車区に通じる。京成金町側は完全な単線。高砂検車区から先は京成本線に繋がっていて青砥方面と直通運転が可能であり、2022年1月1日の終夜運転で「京成金町」〜「押上」間の臨時列車が運行された。
京成金町線
(上り) |
(下り) |
リニューアル前の駅名標
古いタイプの駅名標
縦型駅名標
ホーム
「男はつらいよ」のパネル
ホーム上のトイレ
臨時の有人改札は初詣や花火大会などの多客時に使用されることがある
柴又駅周辺ご案内
寅さん記念館の情報
関東の駅百選認定駅
駅周辺はテレビドラマ・映画「男はつらいよ」の舞台となった地域。柴又帝釈天の参道でもある観光地
かつての駅前。現在、古い建物は老巧化により取り壊され、再開発の商業施設に入ることになる
駅の看板。ここだけ「柴又」の「又」が「叉」
柴又帝釈天
しばまたたいしゃくてん
柴又駅から約250m
正式には「経栄山題経寺(きょうえいざん だいきょうじ)」。18世紀末に当寺の帝釈天が信仰を集めるようになり、「柴又帝釈天」として知られその名で呼ばれるようになった。多くの文芸作品に登場し、「男はつらいよ」の主人公寅さんゆかりの寺とされる。
多くの老舗が軒を連ねる柴又帝釈天参道
二天門
本堂
浄行菩薩(じょうぎょうぼさつ)
御神水
釈迦堂
南大門
葛飾柴又寅さん記念館
かつしかしばまた
とらさんきねんかん
柴又駅から約500m
映画「男はつらいよ」のロケで実際に使用されていたセットや小道具などを展示する記念館。数々の資料に触れることにより「男はつらいよ」の世界にくまなく触れることができる。
柴又帝釈天の参道を再現したジオラマ
実際に撮影に使用したセット「くるまや」
タコ社長の朝日印刷所
朝日印刷所内
昭和30年代の帝釈天参道の町並み
なつかしの駅舎
今は無き谷津遊園のポスター
京成金町線のルーツである帝釈人車鉄道の客車を再現したもの。人が車両を押して軌道を走行する
歴代のポスター
寅さん記念館併設の山田洋次ミュージアム。映画づくりに使用された機材の展示などを行う
山田洋次監督像。「男はつらいよ」の原案・脚本を担当した人物で寅さん記念館の名誉館長
矢切の渡し
やぎりのわたし
柴又駅から約800m
江戸時代初期に江戸川を跨ぐ移動手段として、徳川幕府が設けた利根川水系河川15ヶ所の渡し場のうちのひとつ。明治時代になると鉄道や橋が次々に建設され渡し舟は次第に廃れていった。現在はこの「矢切の渡し」を残すのみとなっている。
東京都葛飾区の柴又駅(東京)側からは近いが、千葉県松戸市の矢切駅(松戸)側からは遠い。
京成金町線「柴又駅」から約800mの東京側
北総線「矢切駅」から約2kmの松戸側
京成電鉄 | ||
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駅構造 | 地上駅 | |
ホーム |
2面2線 |
|
開業日 |
1912年(大正元年) |
|
路線 | ||
京成金町線 | ||
駅番号 | KS50 | |
キロ程 |
1km |
|
京成高砂 |
京成金町 |
|
年度別1日平均乗車人員 | ||
1990年 | 6,110 | |
1995年 | 5,860 | |
2000年 | 5,070 | |
2005年 | 4,660 | |
2010年 | 4,900 | |
2015年 | 4,630 | |
2019年 | 4,860 | |
2020年 | 3,200 | |
2021年 | 3,450 |
※2021年7月現在の配線図です。
番線 | 路線 | 行き先 | 有効長 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 金町線 | 京成高砂方面 | 6 | - |
2 | 金町線 | 金町方面 | 6 | - |
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