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高田馬場
たかだのばば
Takadanobaba
西武新宿線は都心のターミナル駅
東京都新宿区 ![]()
JR東日本(2021年)約151,000人
西武鉄道(2019年)約146,000人
東京メトロ(2019年)約102,000人

山手線
外回り
池袋・上野方面
内回り
新宿・渋谷方面

西武新宿線
上り
西武新宿方面
下り
所沢・本川越・
拝島方面
快速急行
通勤急行
急行
準急
各駅停車

東京メトロ東西線
A線
中野・三鷹方面
B線
大手町・津田沼・
東葉勝田台方面
快速
通勤快速
各駅停車
概要
3路線を合わせた1日の乗降客数は90万人を超える都内有数のターミナル駅。西武新宿線が終着駅ではないのに当駅が都心側のターミナル駅扱いだったり、埼京線や湘南新宿ラインが停車せずJR線が微妙に使いにくかったりと山手線内の日暮里駅とよく似ている。
「たかだのばば」という読み方は正式には「たかたのばば」であり、発音が濁って地名や駅名などに浸透していったらしい。
JR東日本
山手線(品川起点)13.3km
開業日 1910年(明治43年)9月15日
JR線は山手線のみの単独駅。言い換えると電車線のみにホームがある。ホーム中程の上り階段の先に西武新宿線との乗り換え改札が設けられている。
発車メロディーはご当地の「鉄腕アトム」。作中で高田馬場にある科学省でアトムが誕生したこと、手塚治虫の手塚プロダクションの事務所が高田馬場にあったことに由来するもの。ご当地発車メロディーの先駆けになった曲と言われている。
採用当時は一時的な使用の予定だったが好評により通年化。今もこのメロディーは高田馬場といえばアトムのイメージを定着させている。
武蔵野線「新座駅」にも音色違いの発車メロディー鉄腕アトムが採用されており、あちらは手塚プロダクションのアニメ制作スタジオが新座市にある事が由来になっている。
西武鉄道
新宿線(西武新宿起点)2km
開業日 1927年(昭和2年)4月16日
全営業列車か停車する、終点の西武新宿駅が他路線から遠く乗り換えが不便なため当駅の方が利用客が多い。そのため西武新宿線は当駅が都心側のターミナル駅として扱われている。
のりばの番号はJRからの連番で3番線が下り、4・5番線が上り。4・5番線は線路を共用し、4番線は平日朝ラッシュ専用の降車ホーム。平日朝ラッシュ時は5番線に加えて4番線側のドアも開け混雑緩和を図る。
発車メロディーは味噌メーカー「マルコメ」のCMソング。マルコメ東京支社最寄り駅に因むもの(本社は長野県)。高田馬場に住んでいる人、また就労する人々にマルコメに親しみを持ってもらいたいという思いが発車メロディーという形で実現したという。
東京メトロ
東西線(中野起点)3.9km
開業日 1964年(昭和39年)12月23日
東京メトロ東西線は2面2線ホーム。JR山手線と西武新宿線はホーム落合寄りにあるため10号車寄りが混雑しやすい。
当駅において山手線の内側に入り込める唯一の路線。東京メトロ全駅においてトップ10に近づく利用客数の多さ。
駅周辺
駅周辺は大学や専門学校が集まり、立地する飲食店も総じて低価格なため全国屈指の学生街として知られている。
学生街のほか在日ミャンマー人が多く住む「リトル・ヤンゴン」としての顔も持つ。ヤンゴンとはミャンマーの最大都市のこと。高田馬場はミャンマー料理店が集中している。
東京メトロ副都心線「西早稲田駅」まで約800m。東西線の7番出入口からだと約550m。
東京メトロ東西線

早稲田寄りに両渡り線を持ち、非常時の折り返しに加え落合駅で行われる中野方面からの夜間留置列車の折り返しに使われる。2019年1月21日〜2月1日の平日に浦安始発高田馬場行きの「時差Bizトレイン」が運行されたがこちらは中野駅まで回送され折り返しで妙典行きになる。
出典「配線略図.net」https://www.haisenryakuzu.net/

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| 設置事業者 | JR東日本 |
|---|---|
| 設置場所 | JR高田馬場駅早稲田口改札外 |
| 備考 | 2020年7月8日の駅のスタンプリニューアルに伴い廃止 |
流鏑馬(やぶさめ)。疾走する馬の上から弓矢を打ち、3つの的に当てる日本の伝統武術。古来は武士の精神力と信仰心を鍛える鍛錬として、現在は主に神社で病気平癒や五穀豊穣などを祈る神事として行われている。東京都新宿区においては穴八幡宮の神事として、例年体育の日(10月10日頃)に区内の戸山公園で実施。これは高田馬場流鏑馬として新宿区指定無形民俗文化財に指定されている。
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| 設置事業者 | JR東日本 |
|---|---|
| 設置場所 | JR高田馬場駅早稲田口改札外 |
流鏑馬。リニューアル前と内容は同じ。高田馬場という地名の由来はいくつかあるが、高台にあるから「高田」ということ。そして高田の近くに馬術の稽古場である「馬場」があったことに因むと言われている。馬場では武士達が馬術に励み、その一つとして流鏑馬が行われていた。
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| 設置事業者 | JR東日本 |
|---|---|
| 設置場所 | JR高田馬場駅早稲田口改札外 |
| 備考 | JR東日本懐かしの駅スタンプラリー(2022)による限定設置 |
流鏑馬神事が受け継がれる街。当駅のある新宿区の流鏑馬神事とは区内の穴八幡宮が行うもの。流鏑馬はこの地で平安末から鎌倉時代に武士の間で盛んに行われていた。因みに流鏑馬とは「矢馳せ馬(やばせめ)」が転じたものと言われ「馬に乗って鏑矢(かぶらや)を射流す」に由来する。
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| 設置事業者 | JR東日本 |
|---|---|
| 設置場所 | JR高田馬場駅早稲田口改札外 |
| 備考 | JR東日本懐かしの駅スタンプラリー(2023)による限定設置 |
流鏑馬神事の伝統が残る学生の街。当駅のスタンプでお馴染みの流鏑馬に加えて早稲田大学の早稲田大学大隈記念講堂、早稲田大学の前身である東京専門学校を創立した「大隈重信」の銅像が描かれている。なお早稲田大学の最寄り駅は当駅の東京メトロ東西線から一駅、隣の早稲田駅。
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| 設置事業者 | JR東日本 |
|---|---|
| 設置場所 | JR高田馬場駅早稲田口改札外 |
| 備考 | JR東日本スーパートレインスタンプラリー(2024)による限定設置 |
205系 山手線。2024年1月12日(金)〜3月4日(月)に開催された「スーパートレインスタンプラリー」で設置。50駅中10駅のスタンプを集め、ゴール店舗で税込600円以上の買い物をするとスーパートレインアクリルスタンドなどがプレゼントされた。50駅全て集めゴール店舗に行くと50駅コンプリート証をプレゼント。
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| 設置場所 | WEBアプリ「TRAIN TRIP」で入手 |
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神田川。当駅北側の神田川を渡る山手線E235系。スタンプが桜の形をしているが、東京メトロ有楽町線「江戸川橋駅」から東京さくらトラム「早稲田駅」付近の高戸橋までの約2kmに桜並木があるため。神田川沿いの桜の名所として知られている。
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| 設置事業者 | 東京メトロ |
|---|---|
| 設置場所 | 東京メトロ高田馬場駅JR・西武新宿線方面改札外 |
| 備考 | 東京メトロ全駅スタンプラリー(2022〜2025)のポスターのQRコードを読み取り取得 |
早稲田松竹(わせだしょうちく)。QRコードを読み取り取得するデジタルスタンプ。当駅から徒歩約5分の映画館。1951年開館の老舗映画館である。ミニシアター系作品や名画座作品を主に上映する。上映映画は基本的に1週間サイクルで変わり、一つのスクリーンで二本の映画を交互に上映している。座席数は153席とコンパクト。
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| 設置事業者 | 東京メトロ |
|---|---|
| 設置場所 | 東京メトロ高田馬場駅JR・西武新宿線方面改札外(駅スタンプアプリエキタグ) |
5000系。1964年の東西線開業時からの車両。後継となる05系投入や有楽町線からの07系転属により置き換えが進み、東西線では2007年まで運用されていた。運用を終えた後は解体や一部部品の転用、3編成がインドネシアの鉄道会社に譲渡されている(2020年に引退)。
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| 設置事業者 | 西武鉄道 |
|---|---|
| 設置場所 | 西武高田馬場駅ビックボックス口改札外 |
BIGBOX高田馬場。西武のビックボックス口前と早稲田口前にある西武鉄道グループが所有・運営する商業ビル。西武拝島線の東大和市駅にもBIGBOX東大和がある。1974年に開業し2024年に50周年を迎えた高田馬場駅前のランドマークとして定着している。開業当初は全館をボウリング場にする予定だった事から広く使うためと防音のために柱がなくビルの窓がほぼない。BIGBOXの文字通り「大きな箱」である。
JR
駅名標。山手線単独駅にも関わらずJR東日本全体で10位以内に近づく利用客の多さを誇る
縦型駅名標。西武新宿線、東京メトロ東西線が乗り入れるにも関わらずJR線は山手線だけ
ホーム。発車メロディーのおかげで高田馬場駅といえば鉄腕アトム、がすぐ頭に浮かぶ。これが東京駅などに採用された謎の新発車メロディーに変更されたら猛烈に批判されそう
東西線・早稲田口のサイン。山手線から東西線乗り換えは、ホーム中程かやや目白寄りの階段を降りて、早稲田口改札を出る
早稲田口・西武新宿線・東西線
ホーム中程に西武新宿線への乗り換え階段。ここは出口ではない
階段を上って3階の西武新宿線乗り換え改札。ホーム中程か西武新宿寄りに下りることができる。駅ナカは崎陽軒、トモニー(コンビニ)、QBハウス(理容)、スタバなど
早稲田口改札内コンコースにも西武新宿線乗り換え改札。こちらはホーム下落合寄りに上がれる
JR高田馬場駅キャラクター「馬場やすべ」。高田馬場駅が人手不足で困っていた所を助っ人として参上。思い立ったらすぐ行動するタイプ。性別は不明
高田馬場駅東日本かるた。「あ」かべこ会津地方の民芸玩具。「い」大洗磯前神社茨城のパワースポット。「う」羽越本線いなほ号の車窓に広がる日本海
早稲田口改札。隣に西武新宿線の改札、東京メトロ東西線への下り階段がある
早稲田口から東京メトロ東西線へ。JR山手線、西武新宿線共に早稲田口改札が東西線に至近している。当駅は異なる事業者でありながら3路線が近場にあって、短時間で乗り換えしやすい
早稲田口。早稲田大学に通じる早稲田通りで、学校の多い学生の街。早稲田口とあるが早稲田大学は遠いので、東西線で隣の早稲田駅もしくは当駅からバス利用で早大正門下車
ロータリーの中心に平和の女神像。高田馬場再開発の記念として1974年建立されたもの。この像は元々噴水の中央部にあったもので、駅前の再開発が進むと噴水は取り壊されて女神像だけが残ったという
BIGBOX高田馬場。西武鉄道グループの商業ビル。高田馬場駅のランドマーク的存在。地上9階でボウリング、プール、テニスなどスポーツ施設多めな傾向
ロータリーの中心に東京メトロ東西線へ通じるエレベーター
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アトムの壁画、西武側は「歴史と文化〜過去から現在そして未来へ」。高田馬場を舞台に活躍した人物、伝説、歴史を刻む建物、街を彩る地域行事など、未来に伝えていきたい街の姿を多彩なキャラクター達によって表現
早稲田口の反対側にある戸山口改札。裏口のような場所。位置的に高田馬場駅南口。こっちに東西線はないし、トイレもない
左側通行にご協力ください
戸山口は閑静な住宅街のようだ。近くに西武新宿線の戸山口あり。戸山公園(大久保地区)、副都心線の西早稲田駅
戸山口出入口
高田馬場駅の文字
西武新宿線
駅名標。起点の西武新宿駅があんな立地なので、利便性で勝る当駅は西武新宿駅の2倍に迫る利用客を記録する
縦型駅名標。途中駅で都心部のターミナル駅、起点駅より利便性がよく利用客が多いと、京成線の日暮里駅に似た性質を持つ
縦型駅名標2
ホーム。隣の西武新宿駅は他路線まで距離があるため、当駅が実質都心のターミナル駅。4番線は平日朝限定の上り(西武新宿行き)降車ホーム
3番線ホームに西武新宿線0キロポスト。当駅にあるのは高田馬場駅起点で作られた後に西武新宿駅まで延伸したから。終点は47.5km先の本川越駅(西武新宿駅から)
乗車口案内。3番線下り(本川越方面)ホームのもの。京急線の品川駅と同じ方式。各駅停車は黒、急行と準急は青、特急小江戸(レッドアロー号)と拝島ライナーは赤の場所に並ぶ。因みに特急の整列位置はタオルとして商品化されている
5番線西武新宿行きホーム下落合寄りに朝と日中に開く臨時口がある。東京メトロ東西線に近い場所に出られる
臨時口は出口専用。駅員は無配置。営業時間は7時〜13時30分
ホーム中程にJR山手線へ乗り換えられる連絡跨線橋がある。駅ナカ施設がそれなりにあり、トイレもある
JR山手線乗り換え改札。ずらりと並ぶ自動改札機。乗り換え客の多さを物語る光景
ホーム中程の階段を下るとビックボックス口。ビックボックスという西武鉄道グループの商業ビル1階に直結。1階はレディースと雑貨中心
ホーム下落合寄りの階段を下りた先の早稲田口改札内コンコースに、JR山手線への乗り換え改札。連絡跨線橋のより自動改札機の数は少なめ
早稲田口改札。隣にJR山手線の早稲田口改札、東京メトロ東西線への下り階段がある。ここは1階で、改札内のちょっとの階段の先がM2階
早稲田口駅舎。3社の鉄道事業者が乗り入れているとは思えないコンパクトな駅
5番線上り(西武新宿方面)ホーム西武新宿寄りにある戸山口改札。営業時間は7〜22時
戸山口。近くにJR山手線の戸山口あり
西武新宿線戸山口駅舎
駅の看板
東京メトロ東西線
駅名標
駅名標2
駅名標3。A線とB線の間の柱にあるやつ。当駅の利用客は東京メトロの駅全体で見ても10位に近づく多さ
ホーム。山手線と西武線の乗り換えはホーム落合寄りへ。つまり10号車側。隣の早稲田駅も利用客が多い改札が10号車側にあり、この辺だけ10号車側が混む
JR山手線と西武新宿線への乗り換え案内。直接の乗り換え改札は設けられていない
ホーム落合寄りにあるJR線・西武新宿線方面改札。改札名で乗り換え路線を表記している。トイレは改札外にある
JR線・西武新宿線方面改札、2出入口方面。階段を上ってJR山手線と西武新宿線へ
JR線・西武新宿線方面改札、1出入口。さかえ通り、早稲田通り
JR線・西武新宿線方面改札、3出入口。高田馬場駅早稲田口。BIGBOX高田馬場。西武新宿駅の臨時口が正面にあるが、出口専用
JR線・西武新宿線方面改札、5出入口
ホーム早稲田寄りにある明治通り方面改札。人通りは少なめ。JR線と西武線から離れた場所
明治通り方面改札、6・7出入口周辺。早稲田通り、明治通りは少し離れた場所
6出入口
7出入口。SOUNDSビルと併設。ここから副都心線「西早稲田駅」まで徒歩約8分、東京さくらトラム「面影橋駅」まで徒歩約12分
駅の看板
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おとめ山公園
おとめやまこうえん
高田馬場駅から約450m
落合崖線の斜面に残された緑地。「おとめ」は漢字で書くと「御留」であり、江戸時代は将軍家の狩猟地だったため立ち入り禁止の意味を持つ「御留」からつけられた名前だという。東京の名湧水57選に選ばれているわき水が流れ、区内では貴重なものとなっている。
谷戸のもり
下の池(弁天池)
亀
東屋
おとめ山公園の湧水。季節によってはまとまった水量を見ることができる。2022年7月現在は出ていなかった
水辺のもり出入口の紅葉
水辺のもりの紅葉
紅葉の見頃は12月中旬〜12月下旬
みんなの原っぱのイチョウ
サザンカ
みんなの原っぱの紅葉
見晴台付近の紅葉
見晴台付近の紅葉2
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戸山公園
とやまこうえん
高田馬場駅から約450m
西早稲田駅から約100m
明治通りを挟んで西の大久保地区、東の箱根山地区に分かれている公園。早稲田駅から近い箱根山地区にある箱根山は江戸時代に作られた築山で、山手線内では一番高い標高の44.6mとなっている。また穴八幡宮の伝統行事である流鏑馬の会場に使われている。
※早稲田駅のページでも紹介しています。
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