落合

おちあい

Ochiai

中井駅と東中野駅が1km圏内にある

所在地

東京都新宿区

1日平均乗車人員

東京メトロ(2019年)約13,900人

Train line

東京メトロ東西線

A線
中野・三鷹方面

B線
大手町・津田沼・
東葉勝田台方面

快速

通勤快速

各駅停車

どんな駅?

東京メトロ


東西線(中野起点)2km


開業日 1966年(昭和41年)3月16日

 

1面2線ホーム。1・2番線共に夜間留置が設定されており中野駅から回送されてくる。上り線への転線は隣の高田馬場駅の両渡り線を用いて行われる。翌朝になるとこの列車は中野駅まで再び回送されるため落合始発になることはない。

 

当駅の利用客は東西線の中でも少なくワーストクラスの数値。

 

「落合」とは神田川と妙正寺川の合流点が周辺にあることが元となった地域名称でありそれが駅名にも採用されている。

 

駅周辺

 

北に約600m地点に西武新宿線・都営大江戸線「中井駅」、南に約450m地点にJR中央総武線・都営大江戸線「東中野駅」があるため、歩けば複数路線を使い分けられる住宅街。

Stamp

設置場所 山手通り方面改札外
備考 東京メトロ全駅スタンプラリー(2022〜2025)のポスターのQRコードを読み取り取得

首都高速道路中央環状線山手トンネル 路内換気塔。QRコードを読み取り取得するデジタルスタンプ。当駅付近の山手通りの地下には首都高の山手トンネルが通っており、トンネルの距離は日本最長の18.2km。世界的に見ても2番目に長い道路トンネル。構内の排気ガスを換気するため、地上に14か所換気塔が設置されている。換気塔は六角形になっており、視覚的な圧迫感を感じさせないスリムでシャープなシルエット。無彩色系の色で周囲景観とうまく調和している。

Gallery

駅名標

駅名標2

駅名標3。東西線の駅の中では地味な印象。高田馬場駅と中野駅に挟まれているのもあるか

駅名標の周り。川とホタルだろうか

駅名標の周り2

ちょっと狭い島式ホーム、ホームドア設置前。階段はホーム両端。東西線は島式ホームより相対的式ホームのイメージ強め

当駅のホームドアは2025年5月下旬に稼働開始したらしい

 

ホーム中野寄りにある山手通り方面改札。中井駅、東中野駅はこちらが近い

山手通り方面改札、1出入口周辺。当駅付近は新宿区と中野区の境目

1出入口

山手通り方面改札、2a・2b出入口周辺。上落合二丁目交差点、中井駅、東中野駅。交差点の下で東西線と大江戸線が交差している

都営大江戸線と西武新宿線の中井駅に比較的近い場所に当駅はある。西武新宿線線中井駅は各駅停車のみの停車

2a出入口。北にある中井駅まで徒歩約9分、南にある東中野駅まで徒歩約7分。どちらも大江戸線が利用でき、当駅から2つの駅は大江戸線の方が近くなっているため上記の時間よりも少し短くなる。当駅と上記2駅を合わせると計4路線が利用できる

ホーム高田馬場寄りにある小滝橋方面改札

小滝橋方面改札、3・4出入口周辺。住宅街のようだ

3出入口。ここから中央・総武線「東中野駅」東口まで徒歩約9分

4出入口

駅の看板

 

 

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Column

落合駅から中井駅まで歩く

 

 

落合駅と都営大江戸線・西武新宿線の中井駅は至近していて徒歩移動が可能である。またJR中央総武線・都営大江戸線の東中野駅にも至近しており、落合駅はこの2駅に南北を挟まれる形で立地している。

 

 

落合駅・中井駅・東中野駅の立地関係はこんな感じである。乗り換え駅でもない3駅が約1km圏内に収まっており、一番離れている東中野駅から中井駅まで歩いても約16分で行き来できる距離なのである。このため落合駅は東西線のみの単独駅に関わらず、住みやすさに関しては徒歩圏内の東中野駅と中井駅を入れて複数の路線が利用できる駅として紹介されている。新宿駅や高田馬場駅もすぐそこで便利なようだ。

 

ということは乗り換えに使えるのでは?と言いたいところだが事実をお伝えすると。

 

 

そこに住んでいる人が使い分けられるのは便利。地元民以外が乗り換えとして使うのは正直、微妙。

 

これら3駅を合わせて利用できる路線はJR中央総武線・都営大江戸線・東京メトロ東西線・西武新宿線の4つ。微妙なポイントはどの路線も行き先が被っていること。

 

 

JR中央総武線(東中野駅)・都営大江戸線(東中野駅と中井駅)・西武新宿線(中井駅)はいずれも新宿駅を通る。西武新宿線に至っては新宿駅の他路線から遠い西武新宿駅でしかも終点。乗り換えしないと先に進めない。

 

東京メトロ東西線(落合駅)・西武新宿線(中井駅)はどちらも高田馬場駅を通る。東中野駅以外は別に歩いて移動しなくても高田馬場駅に行けてしまう。

 

JR中央総武線(東中野駅)・東京メトロ東西線(落合駅)はどちらも中野駅を通る。中井駅から中野駅に行く場合は別に歩かなくても大江戸線に乗って東中野駅で中央総武線に乗り換えればいいだけである。

 

 

この性質から歩いて乗り換えるメリットは少ないものと思われる。東京メトロ東西線(落合駅)から都営大江戸線(東中野駅と中井駅)に行く、または西武新宿線(中井駅)に乗り換えるならギリ使えるかというレベルだ。

 

つまり落合駅から中井駅への徒歩移動は役に立つ可能性があるかもしれないということ。ここからは落合駅から中井駅の徒歩ルートを紹介していく。

 

 

 

落合駅ホームです。ここではホーム中野寄りにある山手通り方面改札への階段を上ります。落合駅には反対側にもう一つ階段がありますがそちらから行ってしまうと微妙に遠くなる上道がわかりにくくなります。

 

 

山手通り方面改札を出て、2a・2b出入口がある方へ

 

 

2a出入口を出る。

 

 

2a出入口の案内です。中井駅(都営大江戸線)・中井駅(西武新宿線)・東中野駅(都営大江戸線)と書かれていますね。

 

 

2a出入口を出たら出入口を背にして左折します。山手通りを北へ北へと歩くのです。

 

 

後は山手通りを直進する。真っすぐ進むだけです。

 

 

5分程歩くと中井冨士見橋が見えてきますので、中井冨士見橋の手前に大江戸線中井駅があります。因みに中井冨士見橋は高くて眺めがよいためドラマのロケ地としてよく使われるそうです。

 

 

大江戸線中井駅に到着しました。練馬駅まで3駅、新宿駅まで5駅です。大江戸線を利用するならここで移動は終わりとなりますが、西武新宿線中井駅を利用するならもう少し先に歩く必要があります。

 

 

西武新宿線中井駅は、中井冨士見橋の横にある下り坂を進みます。ここで橋を渡ってはいけません、橋を渡っても西武新宿線に行くことはできますが遠回りになってしまいます。

 

 

下り坂を道なりに進んで中井冨士見橋の下へ。

 

 

中井冨士見橋の下に入ったら妙正寺川の小さな橋を渡り右へ。

 

 

川を渡ったら路地裏のような細い道を進みます。西武線のりばの案内板があるので一目でわかります。

 

 

西武新宿線中井駅に到着しました。高田馬場駅まで2駅、西武新宿駅まで3駅です。普通列車しか止まりませんが主要駅に近いため気にすることもないでしょう。

 

 

以上で落合駅から中井駅までの徒歩移動は終わりです。この徒歩移動ルートは無理して実践することはありません。頭に片隅に入れておいて万が一の時や街歩きの時にでも役立ててください。

 

 

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