初富
はつとみ
Hatsutomi
明治新政府一番最初の開墾地
千葉県鎌ケ谷市
新京成電鉄(2019年)約2,710人
新京成線
上り
新鎌ヶ谷・
八柱・松戸方面
下り
北習志野・
京成津田沼方面
鎌ケ谷市内連続立体交差事業により高架化された駅の一つ。元々は構内踏切のある地上駅だったが、約6年かけ立派な高架駅に生まれ変わった。利用客は新京成線内でワーストクラスであり、ターミナル駅の新鎌ヶ谷駅まで1km弱と近いのが要因だと思われる。新鎌ヶ谷駅の一つ隣である北初富駅も同じ問題を抱えているのか、初富駅と並んで利用客が少ない。
縁起の良い駅名のため記念スタンプが設置されていたり、新年には「初めに富がやってくる」という語呂合わせの硬券入場券が発売されたりするようだ。当駅と隣の鎌ヶ谷大仏駅までは駅間が2.1kmと新京成線内で最も長い。
路線
新京成線
松戸起点
13.3km
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
開業日 1949年(昭和24年)10月7日
設置場所 | 改札窓口 |
---|
開運招福。初富駅は「初」や「富」の漢字からなる駅名であり縁起が良い。この事から来駅記念のスタンプが設置されている。
設置場所 | 改札窓口 |
---|
新京成初富駅
駅名標。明治新政府の手により開墾された最初の地なので「初」、豊かな実りになるようにとの願いを込めた「富」を組み合わせて名付けられたもの
縦型駅名標
ホーム。立派な高架駅だが利用客は新京成線ワースト1位
改札。早朝深夜は駅員がおらず、無人となる
訪問当時は整備中の駅前。新鎌ヶ谷駅まで徒歩約17分、東武アーバンパークライン「鎌ケ谷駅」まで徒歩約16分、鎌ケ谷市郷土資料館まで徒歩約5分
細長い駅の看板
初富駅の文字
駅前工事中の初富駅
駅前工事中の初富駅2
鎌ケ谷市郷土資料館
かまがやしきょうどしりょうかん
初富駅から約350m
新鎌ヶ谷駅から約1km
鎌ケ谷市に関する歴史や自然資料を収集・保存し公開を行う資料館。入館料は無料。原始から中世、近世、近代と現代、鎌ケ谷の民俗と大きく4つのコーナーに分けて展示を行っている。
奈良・平安時代の住居。中沢地区にある双賀辺田(すがへた)遺跡の調査で発見された住居跡を実物大で復元
明治から昭和にかけての生活の場で使用された民具の数々
手回し計算機。電卓のように誰でも使える機械ではない
足で踏板を踏み、針を動かし衣服等を縫う足踏みミシン。当時は女性が家族の服を作ったり内職の道具として活躍した
新京成電鉄TTC(列車運行管理装置)完成記念乗車券
オレンジカード1000、さよなら国鉄1987.3.31と書かれている。JR各社で使用できる磁気式のプリペイドカードのようだ
←NEXT→