笹川
ささがわ
Sasagawa
旧笹川町、東庄町の中心駅
東庄町(とうのしょうまち)に位置する駅。駅舎側1番線は下り(銚子方面)ホーム、跨線橋を渡った先が2番線上り(千葉方面)ホーム。
福島県にある東北本線と水郡線の安積永森(あさかながもり)駅は当駅が開業する前は笹川駅だった。そのため駅名が被らないよう当駅の仮駅名は「下総笹川」になっていた。当駅が開業すると笹川という駅名は成田線の当駅に譲られた。
町内で栽培されるイチゴの「アイベリー」は栽培が難しく希少価値が高いといわれる。
路線
成田線
本線
佐倉起点
57.7km
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業日 1931年(昭和6年)11月10日
運営形態 無人駅
駅名標。描かれている花は「アイベリー」。いちごの王様と称される。町を走る国道356号線はいちご街道と呼ばれ、観光農園がアイベリーを栽培している
縦型駅名標。東庄町の中心となる駅。篠(ささ)が茂っていたから笹川だという
名所案内。当駅は良文の貝塚、天保水滸伝(てんぽうすいこでん)の遺跡、釣場
ホーム。駅舎側1番線は下り(銚子方面)
2番線ホームにある待合所
駅舎の中。まだ有人駅だった頃。2021年4月1日より無人化
東庄町観光写真。相撲の写真が見える。東庄町には江戸時代から続く夏の風物詩として笹川相撲まつりがある。諏訪神社の奉納相撲
駅前。国道356号線「利根川水郷ライン」。付近にファミリーマートとセブンイレブン立地
とうのしょう観光マップ。東庄県民の森 天保水滸伝遺跡遊歩道、利根川河口堰&釣場(ハゼ)、黒部川釣場(ふな・こい)など
「積雲の彼方へ」というモニュメント。葉は東庄の森を表現し、人と鳥が交流し合う姿に自然と人が共存し、豊かな郷土の想像を表現しました。
駅の看板
しじみ丼
しじみどん
東庄町名物
しじみと玉ねぎをたまごで閉じた丼物で東庄町の郷土料理とされる。東庄町の北側を流れる利根川は海からもほど近く、海水と淡水が混じり合うためそこで採れるしじみは大粒で味が良い。東庄町のしじみは全国生産量の5割以上を占めていたが、近年は漁獲量が減少している。
2021年10月現在しじみ丼を提供する「青柳亭」。笹川駅から約500m
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