吉川
よしかわ
Yoshikawa
吉川に来て、なまず、うなぎ食わずなかれ
埼玉県吉川市
JR東日本(2021年)約14,700人
武蔵野線
下り
新松戸・西船橋・
東京・海浜幕張方面
上り
南越谷・南浦和・
府中本町方面
しもうさ号
各駅停車
当駅の南口には金色のなまず像が設置されているが、これは吉川市がなまずの特産品であることが理由。江戸川と中川に挟まれた吉川市は古くからなまず料理が盛んであり、現在も料亭が多く伝統の味を伝えている。
当駅のある吉川市と北東の千葉県野田市は都心に直結する路線がないため所有時間が長い。これを解消するために有楽町線を豊洲駅から分岐させて住吉・押上・四ツ木・亀有・吉川・野田市に至る延伸構想がある。豊洲駅と半蔵門線住吉駅は線路分岐に対応した2面4線の構造になっている。
路線
武蔵野線
鶴見起点
77km
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
開業日 1973年(昭和48年)4月1日
運営形態 業務委託駅
設置場所 | 改札外 |
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中井沼・花菖蒲、なまずの像。中井沼は吉川駅から約3kmの雨水の貯留機能を持つ公園。花菖蒲や桜の名所である。なまずの像は吉川駅南口にある。吉川市は江戸川と中川に囲まれており、古くから川魚料理の伝統がある。中でもなまずは貴重なタンパク源として多くの家庭で親しまれていた。
駅名標
縦型駅名標
ホーム。上下線の間隔が空いているのはかつて存在した武蔵野操作場の名残。当駅から三郷駅までの間にあった
サイン。乗り換え駅の面々の中に三郷
改札
うらが白色のきっぷ・定期券
北口。中川に近い。舟運で栄えた吉川市は川魚料理が盛ん。なまずやうなぎといった料亭が立地する
北口にある公衆トイレ。「コレット」というらしい
南口。北口よりも落ち着いた雰囲気。周辺は住宅街
みんなの力で地下鉄8号線を吉川へ 都心へ直結する鉄道をみんなの力で吉川へ。地下鉄8号線とは東京メトロ有楽町線の事。豊洲駅から住吉、押上、亀有を経由して吉川駅へ、さらに野田市駅というものらしい。現状武蔵野線1本で東京駅に一応行けるが、遠すぎる
南口ロータリーに吉川市の特産であるなまずの像。金箔が施されている。なまずの里として街おこしをしている吉川市ならでは
駅の看板
なまず料理
なまずりょうり
吉川駅周辺に数店舗立地
江戸川と中川に挟まれた場所にある吉川市は、約400年の昔から川魚料理の伝統がある。「吉川に来て、なまず、うなぎ食わずなかれ」の言葉があり、今でもなまず料理を提供する料亭が多く吉川市の郷土料理として親しまれている。
「ますや」。吉川駅から約1km
「福寿家(ふくじゅや)」のなまず御膳
なまず御膳のなまずの天麩羅(てんぷら)
なまず御膳のなまずのたたき。ミンチにしたなまずに玉子と味噌を入れ、つくね状にして揚げた郷土料理
「福寿家」。吉川駅から約1.5km
なまずコーラ。吉川産のなまず一匹を粉末にし、煮沸して抽出したなまずエキスを入れたコーラ。なまずエキス特有のコクのある味わいと程よい炭酸。魚臭さ、泥臭さ一切なし
なまずピンクジンジャー。なまずエキスを使用したジンジャエール
なまずコーラやピンクジンジャーなどを販売している「ラッピーランド」。吉川駅北口前
中井沼公園
なかいぬまこうえん
吉川駅から約3km
貯留機能のある中井沼を中心とし、自然と調和がとれたビオトープのある公園。西側では花菖蒲、東側では桜が楽しめるようだ。因みに公園を上から見ると吉川市の形になっているらしい。
花菖蒲
河合凱夫(かわいがいふ) 水の句碑「炎天行く 水に齢(よわい)を 近づけて」。炎天を歩いていく。年齢を重ね、水という自在な存在に自分を近づけながら
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