船橋法典

ふなばしほうてん

Funabashihoten

ホームから中山競馬場への地下通路がある駅

所在地

千葉県船橋市

1日平均乗車人員

JR東日本(2021年)約14,600人

Train line

武蔵野線

下り
西船橋・
東京・海浜幕張方面

上り
新松戸・南越谷・
府中本町方面

しもうさ号

各駅停車

どんな駅?

駅周辺は住宅街だが京成線「東中山駅」と共に中山競馬場の最寄り駅であるため競馬開催日は混雑を見せる。中山競馬場までは当駅のほうが近い。競馬開催日もしくは場外発売日に合わせて開く臨時改札がホーム西船橋寄りに設けられており、こちらから延びる専用地下道を歩くと外に出ることなく中山競馬場に行けるようになっている。専用地下道はそこそこ距離があり徒歩約10分は歩く。

 

当駅は武蔵野線で数少ない島式ホームの駅。ホーム市川大野寄りは武蔵野線における有名撮影地として知られている。

 

船橋と方角を名乗る駅は東船橋駅・西船橋駅・南船橋駅があるが、北船橋駅だけない。当駅が位置的に北船橋だが当駅開業前の駅名は実は「北船橋駅」。そのため実質船橋市内に東西南北の方角を冠する駅がそろっていた。

JR東日本
 

路線

武蔵野線

鶴見起点
97.7km

 

 

駅構造 地上駅(橋上駅)

 

ホーム 1面2線

 

開業日 1978年(昭和53年)10月2日

 

運営形態 直営駅

 

Stamp

設置場所 常設改札窓口

205系。常設改札に設置。2020年10月19日まで武蔵野線で営業運転を行っていた車両。ほとんどは元山手線の車両で、山手線のE231系導入に伴う玉突き転属。営業運転終了後は1編成も廃車になる事はなく、全編成がインドネシアの鉄道会社「KRLコミューターライン」に譲渡された。

設置場所 臨時改札窓口

E231系。臨時改札に設置。山手線のE235系導入に伴い中央・総武線に転用された三鷹車両センターの車両を捻出し、武蔵野線に転用したもの。武蔵野線に新車が入る事はほとんどなく、大半は他路線からの転属車。武蔵野線が中古車の溜まり場になってしまうのは武蔵野線が8両編成なため長編成の廃車を最小限に抑えられる事と、武蔵野線がそこまで主要路線ではないからと言われている。

Gallery

駅名標

縦型駅名標

武蔵野線で数少ない島式ホーム。混んでる車内でここだけ反対側のドアが開くのが嫌でしょうがない。ホーム市川大野寄りは撮り鉄に適す

待合室

ベンチ。仕切りがついていて後ろの人が気にならない

ベンチの壁に「船橋法典」

番線表示。上から貼られた東京。府中本町方面が新松戸だけ。まあ、この辺の乗客の大半は新松戸駅で降りていく感じ

西船橋方面フォント違い

西船橋方面フォント違い2

サイン。出口、臨時口(中山競馬場専用口)。下の黒いのはなんだろう

手洗所

ホーム西船橋寄りに中山競馬場の開催日もしくは場外発売日のみ開く臨時口。常設の改札はホーム中程、撮り鉄はホーム市川大野寄り。一つのホームで3種類の利用客をうまく分けている。美しい

臨時口が開いた。コロナ禍で中山競馬場への入場が事前予約制だった頃の写真。一般出口 新松戸寄りの階段をご利用下さい

臨時口 中山競馬場専用 開催日の8時から17時30分まで。これは改札の営業時間で、中山競馬場の営業時間ではないので注意。競馬開催時の競馬場の営業時間は2024年現在9:00〜17:00

この付近は大変混雑します お待ちになっても乗れない場合があります 前の方へお進みください。これで競馬場の臨時口からの乗客をホーム市川大野寄りに誘導する

改札。改札内にニューデイズあり

駅前ロータリー。中山競馬場の最寄り駅。通常は臨時口を使って中山競馬場に行くことになる。ここから競馬場の正門まで徒歩約11分かかり、道も狭い

駅の看板

ホーム西船橋寄りにある中山競馬場方面の臨時改札。多客時を想定し、自動改札機の数が常設改札よりも多い。また有人改札

自動改札が設置されていない所もある

臨時口の改札内にキオスクがあるが閉店していると思われる

房総で遊ぼう。当駅はJR東日本千葉支社の管轄。成田・銚子・勝浦・安房鴨川・君津・館山と房総の主要駅が揃う中、船橋法典

精算機。乗り越し精算は一列で順序よく。あと2台増やせる

お帰りのきっぷは今のうちにお求めください。

多客時に対応するため券売機がたくさん。常設改札よりも多い

臨時口外。中山競馬場への通路のみで駅の外に出ることはできない

中山競馬場への通路。船橋法典駅と競馬場を結ぶ通路はナッキーモールというらしい

通路を歩く。だいたい徒歩10分ぐらい。道は曲がりくねっている

馬の絵

通路を抜けると競馬場へ続く「メモリアルウォーク」。競馬場はもう少し先だが動く歩道があるので快適

Spot

中山競馬場

なかやまけいばじょう

船橋法典駅から約1km


東京競馬場・阪神競馬場・京都競馬場とともに日本の4大競馬主場の一つとして数えられる競馬場。千葉県における観光事業の一つでもあり多くの飲食店によるグルメ、子供が遊べる遊具のある広場、クリスマスにはイルミネーションやプロジェクトマッピングが開かれるなど競馬以外でも楽しみが用意されている。地上を歩くとやや距離があるが地下道で武蔵野線「船橋法典駅」と直接繋がっている。

船橋法典駅から徒歩約10分の正門

ハイセイコー号馬像。1970年代に社会現象になるほどの人気を集めた国民的アイドルホース

歴代優勝馬のプレートがあるグランプリガーデン

スタンドから見るコース

レースが始まるぞ

全力疾走

レース前の競走馬を観察できるパドック

旧中山競馬場スタンド記念。旧スタンドは昭和31年に改築された。それまでのスタンドは前面に柱を建て屋根を支える方式だったが、見やすくするためこの柱をなくして屋根を支える構法を開発した

中山競馬場には飲食店がたくさんあるグルメの宝庫でもある。こちらは「鳥千」の骨なしフライドチキン

「翠松楼(すいしょうろう)」のラーメン

「トプカピ」のポークカレー

「はいからや 福三」のやきそば

「三幸」のプレミアムソフト生キャラメル

「三幸」のとん汁

「Good Luck」のプレミアムG1焼き。大判焼きで「あん」のフレーバーは四季によって変わる

「らぁめんや楽」のニンニク背油らぁめん

「ど・みそ」の中山スペシャルみそらーめん

「金久右衛門(キングエモン)」の大阪ブラックラーメン

「パドックV」のかぶり丼

「耕一路(こういちろ)」のモカソフト

ふわふわの「くものじゅうたん」というアトラクションが人気の「うまキッズひろば」

スタンドから船橋法典駅へ繋がる地下通路

船橋法典駅へと繋がるメモリアルウォークの壁には、歴史を彩る名馬たちのパネル展示がある

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