高滝
たかたき
TAKATAKI
高滝湖を中心とした観光地が広がる
1面1線の棒線駅。里山トロッコ停車駅に選ばれている。駅舎は国の登録有形文化財に登録されている。
駅周辺には千葉県最大の面積を誇るダム湖「高滝湖」が広がる。湖の周辺には高滝ダムのほか各種スポットが隣接している。
駅を大きく取り囲むように広がる高滝湖では毎年8月中旬に花火大会が開かれ、小湊鉄道では花火大会に合わせて3〜4両編成の列車を運行する。ただしホームの有効長をオーバーするため乗降口は限られる。これは養老渓谷の観光シーズンにも同じことが行われる。
路線
小湊鉄道線
五井起点
23.8km
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業日 1925年(大正14年)3月7日
運営形態 無人駅
駅名標
縦型駅名標
ホーム。1面1線。正面に未使用のホームと里見側から入線を行う側線がある
高滝ダム下車駅。高滝神社、加茂大橋、水と緑と彫刻の広場、高滝ダム・・・
駅名標の後ろに古いトイレ。新しいトイレがあるのでこちらを使う必要はない
うっすらと「上り五井方面」と確認できる
駅舎の中。無人駅。券売機もないのできっぷは列車の車掌から購入する
いちはらアート×ミックスの作品の一つ。タイトルは「翼」
駅前から10分ほど歩けば高滝湖が見える。高滝ダムまで徒歩約10分、市原湖畔美術館まで徒歩約22分。駅前の県道81号線「清澄養老ライン」沿いにセブンイレブンとデイリーヤマザキあり
駅の看板
駅前のトイレ。小便器1つ、多機能トイレ1つ
国登録有形文化財 高滝駅本屋。開業当初の大正14年頃の標準的な駅舎の一つ。昭和7年頃に改築、平成24年に屋根を軽量セメント瓦に変更するといった改造はあるが、外観は開業当初からの佇まい
房総ふれあいのみち。橘禅寺(きつぜんじ)を経由し上総牛久駅に至る山辺のふるさとのみち。高滝神社、真高寺(しんこうじ)を経由し月崎駅に至る湖水と山里のみち
高滝湖周辺ご案内
高滝湖・高滝ダム
たかたきこ・たかたきダム
高滝駅から約1km
高滝湖は高滝ダムの建造に伴いできたダム湖。千葉県最大の面積を誇り、湖の周辺には釣りや貸しボート、レストランなどがある。高滝ダムは養老川の氾濫を防ぐため、1990年に建造された堤高24.5mの重力式コンクリートダム。
下流から堤体を見る
たかたきダム
高滝湖にはボートを漕いだり、釣りをしたりする行楽客が集まる
1階は展示室、2階はレストランになっている高滝ダム記念館
高滝ダムカレー。市原養老産もち豚ヒレカツ、ワカサギのから揚げがのっている
重村三雄氏作の彫刻「かげろう」
彫刻「かわせみ」
彫刻「湖の祭り」
鳥居
高瀧神社
たかたきじんじゃ
高滝駅から約500m
瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)・玉櫛媛(たまくしひめ)・賀茂別雷命(かもわけいかづちのみこと)を祭神とする神社。安産、子育て、縁結びの神社として信仰されている。高瀧神社は房総半島のほぼ中央に位置しており、神社を覆う「高瀧神社の森」は県指定天然記念物に選ばれているようだ。
社殿塗装前
境内社
御神木「椥(なぎ)」
手水舎
鳥居
市原湖畔美術館
いちはらこはんびじゅつかん
高滝駅から約1.5km
高滝湖沿いにある美術館で、高滝湖の文化と観光の拠点として様々な展示会が開かれている。前身は「市原市水と彫刻の丘」という場所で平成25年8月に現在の「市原湖畔美術館」にリニューアルした。
高さ28mの揚水機。展望塔でもある
イタリアンレストラン「PIZZERIA BOSSO」。千葉県産の食材を使用したピザが人気
「飛来」という作品
Warp
Watermark
Heigh-Ho
Toy Soldier
MUSEUM - STAIRS / ROOF OF NEEDLES & PINS
Lost Windows
クリアファイル
ピンバッジ、缶バッジ
市原ぞうの国
いちはらぞうのくに
高滝駅から約4km
国内最多のゾウを飼育している動物園。ゾウのほかにも約100種、400頭羽の動物を飼育しており園内にいるほとんどの動物にエサをあげて触れ合うことができる。2021年3月23日よりリニューアル工事を経て姉妹園のサユリワールドと共に「アニマルワンダーリゾウト(ANIMAL WONDER REZOURT)」と名乗るようになった。
ゲート
「夢」という銅像
たくさんの動物と触れ合える
ラマ。南米のアンデス地方で人間とともに暮らし、荷物を運ぶ手伝いをしている
モルモット。ハムスターに似ているがエサを貯める頬袋がない
カピバラ。世界最大のネズミ、60kg前後まで成長する。足についた水かきで危険な時は水中に逃げる
ヨウム。アフリカ中西部からビクトリア湖までの林やサバンナに分布する
トナカイ。オスは秋〜冬、メスは春〜夏に角が落ちて新しく生えてくる
2020年6月に東京都足立区の荒川河川敷に迷い込み捕獲され、市原ぞうの国に引き取られた「ケープくん」。よく逃げる(エスケープ)したから「ケープくん」
シナガチョウ。中国のガチョウでくちばしの上のコブが特徴的
マガモ。田んぼの雑草や害虫を食べて、田んぼを泳ぎ土をかき混ぜ稲の成長を助け、フンは肥料になる
園内の北にはぞうさんがいるエレファントヴィレッジ。こちらは2005年夏公開映画「星になった少年」のモデルになった「ランディ」
ぞうさんショーは可愛らしくも迫力満点。ぞう使いは皆ベテランのタイ人
東南アジアの国々ではトラックでは入れない山奥の森林でゾウが木材を運び出すなど、運搬には欠かせない存在。しかしタイでは森林伐採禁止法が成立したためゾウの活躍が減少し、パフォーマンスの仕事が主流になっている
鼻でフラフープを回す。ぞうの長い鼻は鼻と上唇が伸びたもので、10万本の筋肉から成っている。鼻に骨はない
ダンクシュート
「ゆめ花(ゆめか)」「りり香」「結希(ゆうき)」は絵を描くことができる
ぞうさんが描いた絵は4000円ぐらいで買うことができる。タイでは「ゾウが描いた絵は幸せを呼ぶ」とも言われている
サッカーをする。シュートの威力が凄まじい
左がアジアゾウで右がアフリカゾウ。アフリカゾウは濃い灰色をしている。当園でアフリカゾウは「サンディ」一頭のみ
ドムドムハンバーガーの「味噌ピーチキンバーガー」は市原ぞうの国限定
エレファントハウスのチビぞうカステラ
エレファントハウスのスプラッシュゾウダ
レストランで食事。こちらはリニューアル前のもの
ぞうさんものしり館
記念館 メモリアルハウス
ぞうの糞から作った紙「ぞうさんペーパー」で作られた本と市原ぞうの国のマスコット「エルファ」のぬいぐるみ。こちらはリニューアル前に購入したもの
「ゆめか」の缶バッジ
タイからの輸入品であるカップラーメン。市原ぞうの国のぞう使いが好きらしい
サユリワールド
高滝駅から約3km
市原ぞうの国から約400mの場所にある姉妹園で、市原ぞうの国と合わせて「アニマルワンダーリゾウト(ANIMAL WONDER REZOURT)」と名乗る。キリンをはじめとした様々な動物とのふれあいが楽しめる。園内にはカピバラやニワトリなどの小動物が縦横無尽に歩き回る。
看板的存在のアミメキリン、大きいものでは高さ5m以上にもなる。キリンの頭の高さにあるキリンテラスに上ってエサをあげる
園内をたくさんの小動物が歩き回る
ウサギ
シカ
カピバラ
ニワトリ
一久美(天ぷら)
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