飯給
いたぶ
ITABU
桜と菜の花と列車のコラボを狙え
1面1線の棒線駅。難読駅として知られる。「飯給」とは日本武尊(やまとたけるのみこと)が蝦夷(えみし)と呼ばれる、関東北部から北海道にかけて居住する人々を鎮圧するためにこの地を通った。その際、住民から飯をを献上されたことから「飯給」と名付けられたと伝えられている。
当駅には「世界一大きなトイレ」という女性専用トイレがあるが、大きいのは便器ではなく敷地である。
路線
小湊鉄道線
五井起点
27.5km
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業日 1926年(大正15年)9月1日
運営形態 無人駅
駅名標
縦型駅名標
ホーム。目の前は田んぼ。春の時期は菜の花と桜が咲き、これと列車を撮影するカメラマンが駅の前で陣取っている
駅舎(待合室)外観。青いトタン張り。ぼろっちくはない
駅舎の中
絵が飾られている
ハイキングコース案内。林道 養老〈音信山(おとずれやま)〉線コース。上総牛久駅から里見駅まで16.4km、同じく飯給駅まで18km
ホーム後ろの道路を抜けると県道160号線。近くに目立つ場所はない
駅の看板
多目的トイレ
広さ200uを柵で囲った中にガラス張りの個室トイレがある、世界で一番大きい(広い)女性用トイレ。市原市の観光振興の一環であるいちはらアート×ミックスの作品のひとつとして設置されたもので「Toilet in Nature」というようだ。
Toilet in Natureの説明版。自然を囲い取るように立てられた壁は、周囲からの視線を遮ると同時に、どこまでも自然の中に広がっていくような開放性を作り出しています。
Toilet in Natureの外観
Toilet in Natureと桜
水鏡に写る飯給駅。2022年4月9日現在
水鏡に写る飯給駅。2024年4月13日現在
桜と共にライトアップされる飯給駅。2024年4月13日。暗くなるのを考えて列車と絡めて撮影できるのは現状、終電の上総中野始発の普通五井行き1本だけ。つまり撮影チャンスは1日1回しかない
水鏡に写る桜。2024年4月13日現在。写真左に人がいて、自分の横と後ろにめっちゃ人いる
菜の花。2022年4月9日現在。飯給駅からすぐこちらに回り込むことができる。列車と撮ると映える有名撮影地の一つ
菜の花。2022年4月13日現在。菜の花と桜は見頃を迎えたらさっさと行かないとあっという間に枯れたり散ったりしてしまう
桜咲く飯給駅。菜の花と桜が織り成すコントラストは房総内陸部の春の風物詩
ライトアップした夜桜と飯給駅は有名な撮影地。桜の時期は多くの撮影者が集う。
Cafeうさぎや。飯給駅前にあるカフェ。2024年4月13日飯給駅訪問時、キッチンカーが出店していた。列車撮影時の待ち時間の合間に良い
ホットコーヒー。各地のコーヒー農家から栽培・精製された生豆を厳選し、手間暇かけて焙煎した「飯給珈琲」
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