三鷹
みたか
Mitaka
中央線複々線区間の末端部
東京都三鷹市
JR東日本(2021年)約73,600人
中央線快速
上り
中野・新宿・
東京方面
下り
立川・八王子・
高尾方面
中央特快
青梅特快
通勤快速
快速
中央・総武線
東行
中野・新宿・
千葉方面
東行
東西線直通
中央・総武線の終点及び始発となる駅。中央線複々線区間は当駅で終わりとなり、三鷹以西は中央線快速と特急のみが乗り入れる。ちなみに当駅は三鷹市と武蔵野市の境目にある。
3面6線ホーム。1・2番線が緩行線、3〜6番線が快速線。武蔵境寄りに三鷹車両センターの入出庫線を持ち、緩行線の車両はここの配属。12両編成まで対応し特急のE353系も留置可能。上り快速は終電に当駅止まりが設定されており、翌朝の三鷹始発各駅停車高尾行きとして運行される。
上りの快速と特別快速は当駅にて緩急接続が行われ、当駅以東で緩急接続を行う駅はない。下りの快速は平日は中野以西、休日は吉祥寺以西から各駅に停車するため各駅停車として案内されるようになる。
快速線は緩急接続の他、特急や平日朝上りのみ運行される通勤特快の通過待ちが行われる。2023年11月現在2往復設定されている成田エクスプレスの停車駅に選ばれており、同列車は隣の吉祥寺駅にも停車するため2駅連続停車駅となる。
成田エクスプレス停車駅だったが2024年3月16日のダイヤ改正で八王子発着が消滅した。
路線
中央本線
新宿起点
13.8km
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 3面6線
開業日 1930年(昭和5年)6月25日
運営形態 直営駅(管理駅)
※2021年7月現在の配線図です。
設置場所 | 改札窓口 |
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山本有三記念館。三鷹駅から徒歩約10分の、大正から昭和にかけ活躍した作家「山本有三」が居住した洋館。大正初期に建てられ様々な建築様式が融合しているのが特徴であり、三鷹市有形文化財に指定されている。現在は山本有三の作品や関連資料などを展示する記念館になっている。
設置場所 | 改札外 |
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備考 | JR東日本スーパートレインスタンプラリー(2024)による限定設置 |
183系/189系「かいじ」。2024年1月12日(金)〜3月4日(月)に開催された「スーパートレインスタンプラリー」で設置。50駅中10駅のスタンプを集め、ゴール店舗で税込600円以上の買い物をするとスーパートレインアクリルスタンドなどがプレゼントされた。50駅全て集めゴール店舗に行くと50駅コンプリート証をプレゼント。
設置場所 | WEBアプリ「TRAIN TRIP」で入手 |
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星を望む三鷹の天文台。日本の天文学研究の拠点となる研究機関「国立天文台」の本部にあたる三鷹キャンパス。鉄道駅から遠いため当駅や武蔵境駅からバスを利用するのが一般的のようだ。入園料無料で一般公開されており歴史館、資料館、太陽塔望遠鏡などを見学可能。
中央・総武線駅名標。複々線区間の末端、緩行線の終点。三鷹以西は快速で
中央線快速駅名標。特別快速停車駅。この辺りは通過駅が多くて快適
中央・総武線縦型駅名標
中央線快速縦型駅名標
ホーム。三鷹車両センター最寄り駅、緩急接続、当駅発着。発車メロディーは「めだかの学校」
3・4番線、5・6番線快速ホーム武蔵境寄りにある待合室。各駅停車ホームにはない
成田エクスプレス停車駅のため乗車位置がある。吉祥寺駅にも停車するため、2駅連続停車となる
JR線・地下鉄連絡路線図。他の駅でも見かける。副都心線が枠外にあったり、高輪ゲートウェイ駅開業後に上から訂正するなど、いつまで使う気なのだろう。天井にあるし、小さくて見にくいし・・・
お座敷列車ニューなのはな、お座敷列車はな。485系お座敷電車のこと。臨時や団体列車として各地を運行していたが、どちらも廃車されて現存しない
ニューなのはなのデザインが違うパターン
改札内コンコース。駅ビルのアトレヴィ三鷹は改札内が3・4階、改札外が1〜5階、改札外北口が1階という構造
改札外3階直結のアトレヴィ口改札。営業時間は9〜22時
改札。人通りかなり多め。改札外にみどりの窓口やアトレヴィ三鷹の店舗
北口。駅の下を流れる玉川上水に沿って三鷹市と武蔵野市の境があり、北口駅前は武蔵野市。官公庁関係の施設が多い
北口ロータリーの中心に世界連邦平和像。1969年に武蔵野市世界連邦宣言10周年を記念して建立。台座には世界各国の48枚の石を組み合わせている
ペデストリアンデッキのある南口。こちらはちゃんと三鷹市。ネオシティ三鷹、井の頭公園、山本有三記念館
デッキ上から見る街並み。三鷹中央通りが南に向かって続いている
南口駅舎。駅ビルのアトレヴィ三鷹が確認できる
三鷹駅の文字
三鷹の森ジブリ美術館
みたかのもりジブリびじゅつかん
三鷹駅から約1km
井の頭公園西園内にある、スタジオジブリに関する展示品を収蔵・公開する美術館。正式名称は三鷹の森ジブリ美術館。建物は宮崎駿による断面スケッチを元にデザインされ、建築された。館内は撮影禁止だが屋外では撮影できる。
トトロがいる
凄まじい破壊力を持つロボットの兵隊だよ
バルス!
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山本有三記念館
やまもとゆうぞうきねんかん
三鷹駅から約750m
作家「山本有三」が昭和初期に居住した建物を文化財として保存する目的で開館した記念館。山本有三の生涯とその作品を展示する。建物は大正初期に建てられ、様々な建築様式を取り入れた洋風建築。外部の暖炉煙突の石積みは日本では珍しい表現とされている。
門
路傍(ろぼう)の石。小説「路傍の石」執筆当時に有三は中野旧陸軍電信隊付近でこの石を見つけ、この家の裏庭に運んだと伝えられる
記念館裏手にある有三記念公園。有三が好んだ読書と休息の庭
暖炉を中心とした空間「イングルヌック」。スコットランド古語で「暖かく居心地がいい場所」。有三一家の団らんの場であり来客の控室
この建物における最も広い空間の応接間。日当たりが良く居心地の良いこの部屋を有三は「ミタカ少国民文庫」に当てていた
食堂。元々は間仕切りで2部屋に分かれ、東側は食堂、西側は応接間として使われていた
長女の部屋。漆喰壁(しっくいかべ)の上部にある連続アーチはイタリアのロンバルディア地方で考案されたもので、ロマネスク様式の影響が見て取れる
山本 有三。代表作は「路傍の石」「真実一路」など
「路傍の石」とは、貧しい家庭に生まれた成績優秀な少年が経済的な問題で進学できず、人生の苦難と戦うという物語。当時の時代背景の影響で未完に終わっている
有三の愛用した着物
和室書斎。創建時は洋室だったが、有三が数奇屋(すきや)風の和室に改造し、書斎として使った
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