吉祥寺
きちじょうじ
Kichijoji
多摩地域4大繁華街の一角
東京都武蔵野市
JR東日本(2021年)約108,000人
京王電鉄(2019年)約72,100人
中央線快速
上り
中野・新宿・
東京方面
下り
立川・八王子・
高尾方面
通勤快速
快速(土休日)
快速(平日)
中央・総武線
西行
三鷹方面
東行
中野・新宿・
千葉方面
東行
東西線直通
京王井の頭線
上り
明大前・下北沢・
渋谷方面
急行
各駅停車
武蔵野市の中心地であり立川・町田・八王子とともに多摩地域4大繁華街として多くの人を惹きつける地。商業施設と住宅地の近さ、新宿駅や渋谷駅などの主要駅に乗り換えなしで行けることから住みたい街ランキングで度々全国1位になる。
JR中央線快速は快速と通勤快速が停車する、同路線の荻窪駅と同じパターン。快速下りは土休日ダイヤだと当駅から各駅に停車するため電車の「快速」表記が消える。特別快速は停車しないが、2023年11月現在2往復設定されている成田エクスプレスの停車駅に選ばれている。特別快速通過駅なのに特急停車駅なのは同路線で当駅のみ。当駅に停車するのは駅前から発着する成田空港行きのバス対抗するためと言われている。
成田エクスプレス停車駅だったが2024年3月16日のダイヤ改正で八王子発着が消滅した。
当駅は特別快速の停車駅である三鷹駅や国分寺駅よりも利用客が多くなっているが、当駅に特別快速は停車しない。JR東日本八王子支社曰く「多摩地域のお客様を都心に速く到着させるため。吉祥寺は中央・総武線も利用できる上、都心に近いので止めていません。」
京王井の頭線は南口側にある。高架の1面2線ホームで改札は1号車寄りの一か所のみ。井の頭線は当駅が終着駅なので確実に座席の確保が可能である。急行に乗れば当駅から渋谷駅まで約16分。
路線
中央本線
新宿起点
12.2km
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線
開業日 1899年(明治32年)12月30日
運営形態 業務委託駅
路線
井の頭線
渋谷起点
12.7km
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
開業日 1934年(昭和9年)4月1日
設置事業者 | JR東日本 |
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設置場所 | JR吉祥寺駅中央改札窓口 |
井の頭公園。吉祥寺駅南口から徒歩約7分の都立公園。武蔵野市と三鷹市にまたがって位置し、武蔵野市南東部には井の頭線「井の頭公園駅」がある。井の頭池を中心とした公園で1917年に開園、2017年に開園100周年を迎える歴史ある公園となっている。
設置事業者 | JR東日本 |
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設置場所 | JR吉祥寺駅中央改札外 |
備考 | JR東日本懐かしの駅スタンプラリー(2022)による限定設置 |
井の頭公園とショッピングで賑う駅。吉祥寺駅周辺は武蔵野市の中心市街地であり立川・町田・八王子とともに多摩地域4大繁華街に数えられる。繁華街でありながら緑豊かな井の頭公園にも近く、吉祥寺駅周辺は毎日多くの行楽客と買い物客で賑わっている。
設置場所 | WEBアプリ「TRAIN TRIP」で入手 |
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井の頭恩賜公園 野鳥と雪。井の頭公園は冬に渡り鳥が多く飛来する。中でもカモ類が多いとされ、夏は北海道やロシアなどの北国で繁殖し冬になると越冬のため井の頭池に飛来してくる。井の頭公園は「バードウォッチャーの聖地」と言われ、初心者は枝が露出する冬がおすすめ。
JR・北口
中央・総武線駅名標。当駅は東京23区に隣接する武蔵野市に位置し、東京都区内ではない
中央線快速駅名標。土休日の快速は吉祥寺以西各駅停車。電車の行き先から快速が消えて、○○行きだけに
中央・総武線縦型駅名標
中央線快速縦型駅名標
常に人が多いホーム。特別快速通過駅なのに三鷹駅や国分寺駅よりも利用客が多い。井の頭線への流動防止か、多摩地域との遠近分離か
快速線ホームに成田エクスプレス乗車口。同特急は2024年3月16日のダイヤ改正で新宿以西乗り入れが廃止。それまで当駅は特別快速が通過して特急が止まる駅だった
番線表示
井の頭線のりかえ
ホーム西荻窪寄りにアトレ東館への連絡通路。快速と各駅停車ホームを移動する通路としても使える。ここ撮り鉄よくいる気がする
アトレ東館に通じる東口(アトレ東館口)。営業時間は7時30分〜22時。この手の改札だとICカード乗車券専用になりがちだが、ここはきっぷも通せる。1番街(東館)の2階直結
番線表示。ここはアトレの連絡通路のためかフォントが異なる
京王井の頭線に近い南改札。井の頭公園方面に向いているため公園口ともいう
アトレ本館に出られる西改札(アトレ本館口)。営業時間は7時30分〜22時。3番街の本館が目の前
中央改札。北口に近い改札。向かい側にみどりの窓口などがある
北口にアトレ東館。当駅のアトレは地上2階、地下1階構造。東館の1番街、本館の2〜5番街に分かれている
北口。武蔵野市の中心地であり、多摩地域有数の商業地域。駅前広場は広く南口とは対称的。吉祥寺サンロード商店街というアーケード街が駅前にある
北口駅前広場の中心あたりに「ゾウのはな子」像。井の頭自然文化園で飼育されてたゾウだったが、国内最高齢の69歳で息を引き取った
吉祥寺駅の文字
京王井の頭線・南口
駅名標。井の頭線の終着駅。急行に乗ると次は久我山駅
縦型駅名標
縦型駅名標2
ホーム。始発・終着駅らしい頭端式ホーム。改札が線路終端部側の1か所しかないため1号車側は混雑注意。電車到着時の人の流れがすごい
改札。一か所のみ。自動改札機がずらりと並んでいる
ホームドアにあじさい
改札外コンコース。2階と3階の吹き抜け構造。JR線、駅ビル「キラリナ京王吉祥寺」。地上9階、地下2階の商業施設
南口はパークロード商店街。井の頭公園に近いため公園口とも言う。人通りが多く、バスが乗り入れるため安全面の問題が挙げられている。井の頭公園まで徒歩約5分
南口駅舎
北口と南口を結ぶ連絡通路
吉祥寺駅の文字
井の頭恩賜公園
いのかしらおんしこうえん
吉祥寺駅から約300m
武蔵野市の南東から三鷹市の北東にかけて広がる総面積約43万平方メートルの公園。1917年に開園した日本で最初の郊外公園。公園内は井の頭池を中心に自然文化園(動物園・水生物園)、雑木林、三鷹の森ジブリ美術館などがある。日本さくら名所100選に選定され、春になると多くの桜が井の頭池にせり出して咲く。
ボート場がある井の頭池
ボート行き交う井の頭池
夕暮れの井の頭池
桜と井の頭池、2022年4月3日
桜と井の頭池2、2022年4月3日
桜とカルガモ
桜と井の頭池、2023年4月1日
紅葉と井の頭池、2021年12月5日
紅葉と井の頭池2、2021年12月5日
紅葉と井の頭池、2022年11月26日
紅葉と井の頭池2、2022年11月26日
紅葉と井の頭池3、2022年11月26日
紅葉と井の頭池4、2022年11月26日
紅葉とボート
赤と黄色のコントラストが美しい
七井橋通り付近出入口の紅葉
井の頭池は神田川の起点である
コサギ
徳川家康が井の頭池の湧水を関東随一の名水と褒め、お茶に用いていた伝説から「お茶の水」と呼ばれる
お茶の水と紅葉
野口雨情碑。鳴いて さわいで 日の暮れごろは 葦(よし)に 行々子(よしきり) はなりゃせぬ
野口雨情碑と紅葉
井の頭弁財天
桜と井の頭弁財天
紅葉と井の頭弁財天
紅葉と井の頭弁財天2
噴水と紅葉
井の頭弁財天は金運アップや縁結びのご利益がある。ご本尊は秘仏で、12年に1回の巳年にしか公開されない
七井不動尊
井の頭弁財天の紅葉
弁天橋と紅葉
ドウダンツツジ。秋の紅葉が見られる植物
スイセン
ツバキ
ツツジ
紅葉の見頃は11月下旬〜12月上旬
紅葉は園内各所で見られる
2021年12月12日時点の紅葉。色あせ、散り始めている
桜の見頃は3月下旬〜4月上旬
2022年4月4日時点では葉桜になっているものも
公園の東側を玉川上水が流れる。江戸時代に町民の生活用水を確保する目的で、玉川兄弟に手によって引かれた
御殿山の紅葉
御殿山の黄葉
御殿山の桜
御殿山の桜、2023年4月1日
ヤマブキ
競技場
競技場の桜
競技場の桜、2023年4月1日
競技場の紅葉
競技場の紅葉2
文化交流広場の桜
文化交流広場の桜、2023年4月1日。散り始めている
葉桜
2023年4月1日時点では全体的に見頃を過ぎている
花見客でいっぱいだ
見頃を過ぎ始めているがまだ綺麗
枝垂桜
遊びの広場の桜
遊びの広場の紅葉
競技場と文化交流広場、テニスコートに隣接する「三鷹の森ジブリ美術館」。三鷹駅からでも近い
第二公園の紅葉
井の頭自然文化園(動物園)。当園で購入したチケットは同じ公園内にある水生物園でも使える
アカゲザル
二ホンリス
イノシシ
マーラ
タヌキ
アフリカタテガミヤマアラシ
ニホンカモシカ
ニホンジカ(ヤクシカ)
ヒツジ
ヤギ
ヒト(鏡の前のあなた)。好奇心が強い、あつかい方によっては大変危険
撮影パネル
かつてメスのアジアゾウの「はな子」が飼育されていたゾウ舎。はな子は2016年5月26日に呼吸不全で亡くなった
ゾウ舎の中には展示物がある。はな子は66歳でアジアゾウ国内最高齢記録を更新し、日本最長寿のゾウになった
はな子の写真
はな子の歯。ゾウの歯は上下左右4本しかないが1本1本がとても大きく、1本の重さが約3kgある。歯のかみ合わせ部分は靴底のように凹凸となっており、固いものもすりつぶして食べられる
スポーツランド(遊園地)
はな子カフェ
ぞうさん弁当。ケチャップライス、しそご飯、耳はしいたけ、目は黒豆
彫刻館付近の彫刻園にはたくさんの銅像がある。主に「北村西郷(きたむらせいぼう)」の作品が展示してあるようだ
文化園(動物園)内にある彫刻館。撮影はある一つを除きできない
はな子の銅造原型。こちらの銅造は吉祥寺駅北口にあるはな子の銅造が破損した場合に備えて、武蔵野市が所有・保管している
アトリエ館。撮影不可
童心居。茨城県出身の詩人「野口雨情」の書斎
資料館
対馬市の国道で交通事故にあったと思われるツシマヤマネコの標本。亜種アムールヤマネコの内、長崎県対馬に生息するものを「ツシマヤマネコ」と呼ぶ。
井の頭自然文化園(水生物園)。動物園のチケット1枚あればこちらも入れる
水生物館
昔の井の頭池は綺麗な湧水に支えられ、多くの水草が生い茂り多種多様な生き物が暮らしていた
イノカシラフラスコモ。1957年に井の頭池で始めて発見されたことから「井の頭」と名づけられたが、1960年代には周辺の都市化に伴う湧水の減少や水質悪化などで絶滅したと考えられていた
アズマヒキガエル
カミツキガメ。都市の公園の池では人の手によって放された外来生物が見られる
ニッコウイワナ
オオクチバス
アカハライモリ。本州から九州まで幅広く生息しているが、開発などで数を減らし絶滅が心配されている
鳥類の展示
アヒル
鳥類の卵
三鷹の森ジブリ美術館
みたかのもりジブリびじゅつかん
吉祥寺駅から約1km
井の頭公園西園内にある、スタジオジブリに関する展示品を収蔵・公開する美術館。正式名称は三鷹の森ジブリ美術館。建物は宮崎駿による断面スケッチを元にデザインされ、建築された。館内は撮影禁止だが屋外では撮影できる。
詳しくは三鷹駅のページで解説する。
武蔵野市立吉祥寺美術館
むさしのしりつきちじょうじ
びじゅつかん
吉祥寺駅から約650m
コピス吉祥寺A館7階に入る美術館。展示は常設展示の萩原英雄(はぎわらひでお)記念室、浜口陽三(はまぐちようぞう)記念室の2つと企画展示室がある。常設展示は撮影不可、企画展示は内容により撮影可か不可か変わる。
企画展示室。2023年6月8日〜2023年7月11日の企画展は市民ギャラリー
祈り
後光
秋の野を行く
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