西荻窪

にしおぎくぼ

Nishi-Ogikubo

平日のみ快速が停車する「杉並三駅」の一つ

所在地

東京都杉並区 

1日平均乗車人員

JR東日本(2021年)約36,000人

Train line

中央線快速

上り
中野・新宿・
東京方面

下り
立川・八王子・
高尾方面

快速(平日)

中央・総武線

西行
三鷹方面

東行
中野・新宿・
千葉方面

東行
東西線直通

どんな駅?

平日ダイヤの時に快速が停車する、「杉並三駅」と呼ばれる駅の一つ。土休日ダイヤは快速が全て通過する。杉並区とJRにおける東京23区最西端の駅かつ、特定都区市内制度における東京都区内エリアと首都圏本部管内の最西端の駅でもある。中央線「吉祥寺」〜「小淵沢」間は八王子支社の管轄となる。

 

通称「西荻(にしおぎ)」。高円寺や吉祥寺など個性的な町が多い中央線沿線においては地味なイメージを持たれている。当駅周辺は商店街が広がっており、全体的に道が狭いがその狭さが西荻窪独特の街の雰囲気を醸し出しているようだ。アンティークショップや古本屋など小さな個人店が多いとのこと。

JR東日本
 

路線

中央本線

新宿起点
10.3km

 

 

駅構造 高架駅

 

ホーム 2面4線

 

開業日 1922年(大正11年)7月15日

 

運営形態 直営駅

 

Stamp

設置場所 改札外
備考 2020年7月8日の駅のスタンプリニューアルに伴い廃止

善福寺公園と萩(おぎ)。善福寺公園とは西荻窪駅から徒歩約15分の公園。北側にある西武新宿線「上石神井駅」との中間辺りにある。善福寺川の水源である善福寺池を中心とした憩いの場。この池は井の頭公園の井の頭池、石神井公園の三宝寺池と共に武蔵野三大湧水池として数えられる。

設置場所 改札外

カフェ、古本屋街。西荻窪駅周辺は落ち着いた雰囲気があり、カフェや古本屋が多く立地する。ややマイナーな駅だがカフェ巡りの聖地とも言われている。古本の街とも言われ、中央線随一の本屋街が形成されている。

設置場所 WEBアプリ「TRAIN TRIP」で入手

カフェ、古本。荻窪と吉祥寺の間に挟まれ、土休日快速通過も相まって西荻窪は個性派揃いの中央線沿線の駅の中でも地味目な駅。そんな西荻窪は古本の街。かつて多くの文化人が暮らしており、彼らが家を手放す際に書籍などを売ったことから古本屋が多くなったと言われている。

Gallery

中央・総武線駅名標

中央線快速駅名標

中央・総武線縦型駅名標

中央線快速縦型駅名標

ホーム。快速は平日のみ停車。土休日は各駅停車だけ

平日の中央線快速ホーム。快速が止まらない土休日は各駅停車の本数が増え、日中毎時8本から12本になる

中央線快速ホームでは将来のグリーン車増結を見据えてホーム延伸工事が行われている

ここでは左側通行

中央線快速ホームへの出入口。平日ダイヤの時。中野以西各駅停車はもはや快速というより区間快速

中央線快速は土休日ダイヤの時当駅を通過する。そのため快速ホームは封鎖される

ここは西荻窪駅です

改札。M2階を挟む構造。阿佐ケ谷駅と高円寺駅と同じ構造

南口。狭い道に所狭しと飲食店が並ぶM2階を挟む構造。阿佐ケ谷駅と高円寺駅と同じ構造

南口駅舎

北口。アンティークショップや雑貨屋、カフェや古書店が多い傾向にある文化的な場所。荻窪と吉祥寺という快速停車駅、メジャーな街に挟まれながらも個性を確立している

西荻窪駅の文字

Spot

善福寺公園

ぜんぷくじこうえん

西荻窪駅から約1.5km

上石神井駅から約1km


善福寺川の水源となる善福寺池を中心とした公園。池は南側の下の池と北側の上の池で構成されており、上の池にはボート場がある。善福寺池の水源は豊富であり、池周辺は武蔵野の雑木林を思わせる豊かな自然が広がっている。

下の池

カルガモ

公園中心部にある遅野井川(おそのいがわ)。上の池と下の池を結ぶ

内田秀五郎(うちだひでごろう)像。30歳という若さで旧井荻村村長になり、善福寺地区の土地区画整理を行い西荻窪駅の設置、インフラの整備に力を注いだ人物

市杵嶋(いちきしま)神社。上の池の島にあるが橋は井草八幡宮の境内に移設されている。橋が落ちたなど諸事情があるらしい。年に一度行われる4月8日の例大祭の日に橋が架けられて参拝ができるとのこと

善福寺池の湧水の一つ、遅野井の滝。源頼朝が奥州征伐のため軍を率いていた所干ばつに苦しみ、この地で飲料水を求めたが出なかった。自らの弓で地面に7か所掘ったところ、しばらくして水が湧き出たことから「遅の井」を命名された

カワウ

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