所在地
千葉県四街道市
1日平均乗車人員
JR東日本(2021年)約18,000人
2面3線ホーム。朝上りに特急しおさい、朝上りと夜下りに成田エクスプレスが停車する。0番線が上下兼用、1番線が上り(千葉方面)、2番線が下り(銚子方面)。ホーム有効長は1・2番線が15両、0番線が10両。0番線は千葉方面からの区間列車の折り返しと特急の通過待ちに使用する。折り返しに使う0番線は有効長が10両分なため普通列車しか折り返せない。
都心のベッドタウン色が強いこの辺りは利用客が多くラッシュ時は混雑する。それを見据えて3駅で終点となる千葉始発四街道行きの列車が1日1本夕方に設定されている。外房線の誉田行きと内房線の姉ケ崎行きと同じタイプの区間列車だが中途半端感が否めない。
四街道市の代表駅。千葉駅以東の総武本線・成田線の駅の中で利用客が最も多い。
総武本線
(上り) |
(下り) |
総武線快速 | |
普通 | |
成田線
(上り) |
(下り) |
総武線快速 | |
普通 | |
駅ナンバリング導入前の駅名標
縦型駅名標
0番線ホームがある
0番線発車標
グリーン車の案内
2022謹賀新年
四街道市駅市民サービスセンター
北口にJR四街道駅ビル
四街道駅の文字
JR東日本 | ||
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駅構造 | 地上駅・橋上駅 | |
ホーム |
2面3線 |
|
開業日 |
1894年(明治27年) 12月9日 |
|
運営形態 | 直営駅・管理駅 | |
路線 | ||
総武本線 (成田線直通) |
||
駅番号 | JO31 | |
キロ程 |
46.9km |
|
都賀 |
物井 |
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年度別1日平均乗車人員 | ||
1990年 | 25,800 | |
1995年 | 28,700 | |
2000年 | 26,000 | |
2005年 | 23,500 | |
2010年 | 21,800 | |
2015年 | 22,100 | |
2019年 | 22,000 | |
2020年 | 17,000 | |
2021年 | 18,000 |
※2021年7月現在の配線図です。
番線 | 路線 | 行き先 | 有効長 | 備考 |
---|---|---|---|---|
0 | 総武本線・成田線 | 千葉方面(銚子方面) | 10 | 上下線の退避、特急の通過待ち、折り返し |
1 | 総武本線・成田線 | 千葉・東京方面 | 15 | |
2 | 総武本線・成田線 | 佐倉・成田・銚子方面 | 15 |
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ホームののりばには1番線・2番線と数字が割り振られている。番号を振る順番は鉄道会社によって異なるが、国鉄は駅本屋に最も近いのりばから1番線、と決め遠ざかるにつれ2番線、3番線と割り振る法則があったようだ。
しかし全国の鉄道駅にはいくつか0番線というものが存在する。1番線から始まるはずなのに、なぜ0番線が誕生するのだろう。
これは1番線より駅本屋に近い場所に新しくのりばを新設する時に誕生する。
この時新設したのりばを1番線にすると、既存ののりばの番号をすべて1つ繰り上げなければならなくなる。元々の1番線は2番線に、2番線は3番線に変える必要が出てしまい案内表記などを全て更新する必要がある。これでは工事が大規模なものになってしまう。
そこで1より小さい数字の0を採用することで、案内表記の更新の規模を少なくする。既存ののりば案内はそのままに、新たに0番線の表記を追加するだけで済むからだ。
このように0番線は工事の手間を減らすために生まれる。条件が重なり、生まれた0番線はなんともいえない存在感を放っていると言えよう。
ここからは千葉県及び近郊にある0番線を見てみよう。
四街道駅
上下線の退避や特急の通過待ち、当駅折り返しに使われるが、使用頻度は低い。
成東駅
右側のホーム。行き止まりの切り欠きホームであり、東金線内発着列車が到着する。
佐原駅
成東駅と同じく行き止まりの切り欠きホームであり、鹿島内発着列車が到着する。
日暮里駅
京成線の上りホーム。日暮里駅は1〜2番線が京成、3〜12番線がJRと連番になっている。京成が0番線にしたのはホームが連番になっている故、3番線を追加してしまうと元々3番線のあるJR側に影響を及ぼすため0を採用した。
綾瀬駅
千代田線北綾瀬支線内発着の列車が使用する切り欠きホーム。3両編成のワンマン列車が綾瀬駅と北綾瀬駅を往復している。
だいたいこんな感じである。千葉県近郊を見てみると5駅も0番線がある駅が見つかった。0番線の特徴として直通運転などをせずその路線内を往復する列車が使用する、という傾向がみられる。
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