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西国分寺
にしこくぶんじ
Nishi-Kokubunji
乗り換え駅だが特別快速は止まらない
東京都国分寺市
JR東日本(2021年)約23,500人

武蔵野線
下り
南浦和・
新松戸・西船橋方面
上り
府中本町方面
むさしの号
各駅停車

中央線快速
上り
三鷹・新宿・
東京方面
下り
立川・八王子・
高尾方面
快速
JR東日本
武蔵野線(鶴見起点)32.7km
中央本線(新宿起点)22.5km
開業日 1973年(昭和48年)4月1日
1973年の武蔵野線の開通と共に開業した駅。駅や周辺の通称は「西国(にしこく)」。武蔵野線と中央線が利用でき利便性は良いが中央線は各駅停車と快速のみの停車となる。
乗り換え駅として中央線ホームは2面4線にする予定だったが、用地取得地で立ち退きを要求されたため2面2線での開業を強いられる。複々線にできなかった用地は有効活用として各種店舗が立地した。上り(東京方面)ホーム上は日本初の駅ホーム上に開設された診療所がある。
当駅は東京行きが中央線と武蔵野線どちらもある。武蔵野線の東京行きに乗ると郊外をぐるっと一週して大幅な遠回りになってしまうが、よほどの事がない限り間違える事はないだろう。
発車メロディーは中央線が「一番星みつけた」、武蔵野線が「国分寺市の歌」。一番星見つけたは国分寺市で半生を過ごした作曲家「信時潔(のぶとききよし)」氏に因むもの。
駅周辺
駅名は西国分寺だが当駅は国分寺市の中央にある。これは国分寺駅の西側にあることが由来で名付けられた。
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| 設置場所 | 改札窓口 |
|---|
お鷹の道。西国分寺駅から徒歩約15分の場所にある日本の名水100選に選ばれた湧水地。武蔵国分寺公園の国分寺崖線の下にある。湧水の流れる小川があり、それに沿う形で約350m遊歩道が整備されている。川にはカワニナという巻き貝が生息し、ホタルの幼虫が餌としている。


武蔵野線駅名標
武蔵野線縦型駅名標
武蔵野線ホーム。当然ながら当駅から中央線と武蔵野線に乗り換える客が多い。「西国分寺」〜「府中本町」間はかなり空く
ホリデー快速鎌倉乗車口。懐かしいあの頃の思い出
特急5両編成乗車口。2022年10月1日からのホリデー快速鎌倉は特急鎌倉に変更された
特急7両編成乗車口。特急鎌倉は2024年3月16日のダイヤ改正から7両編成のE653系で運行されるようになった
中央線への乗り換え案内。三鷹・新宿・東京方面は1番線、立川・八王子・高尾方面は2番線。古くても十分仕事している
武蔵野線3番線(府中本町方面)ホームからの出口案内
4番線南浦和方面ホームにはエキナカ施設の「nonowa Table(ノノワテーブル)」がある。「緑×人×街 つながる」 中央線からはじまる、新しいライフスタイルを提案します
武蔵野線への乗り換え案内。「上り」と表記している事、南武線の登戸・川崎方面の表記がある
中央線快速駅名標
中央線快速縦型駅名標
中央線快速ホーム。快速(各駅停車)のみ停車。特別快速が止まらないが、国分寺駅で接続できるかもしれんからええやろ(適当)
中央線ホームではグリーン車連結を想定してホーム延伸工事が行われている
2面4線にできなかった用地に各種店舗が立地する
ホームの端に行くと2面4線の用地の名残がわかる
改札内コンコース。階段を上ると武蔵野線、下ると中央線快速。武蔵野線4番線南浦和方面は改札真正面で駆け込み乗車してしまいそう。3番線府中本町方面は一度階段を下ってからまた上がる武蔵浦和駅状態
西国分寺駅の「にふまろ」。西国分寺を盛り上げるべく、国分寺建立の奈良時代から、はるばる飛んできたカワセミのにふまろ。西国分寺駅のいたるところに現れます。
エキナカ施設「nonowa Table」。中央線ホーム上の店舗もこちらの施設扱い
改札
南口の正面にはショッピングモールの「西国分寺レガ」が立地し、買い物客で賑わう。東館・西館・南館の3館からなる駅前商業施設。駅前ロータリーはこの施設の先にある
手狭な住宅街の北口。南口とは対照的に人通りがかなり少ない。東に徒歩約5分、姿見の池という緑地保全地域があり、駅近とは思えない里山風景を残す
北口駅舎
西国分寺駅の文字
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武蔵国分寺公園
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お鷹の道・真姿の池湧水群
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おたかの道湧水園
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武蔵国分寺
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武蔵国分寺跡
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姿見の池
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西国分寺駅から東京駅に行きたいけど東京行きが2つあってどっち乗ったらいいかわからない?
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武蔵野線の方が先に来るじゃん。だったら武蔵野線に乗った方がいいよ。
スト一一一一一ップ!!!
確かに中央線も武蔵野線も東京駅に行く事はできる。だが武蔵野線の場合は比べ物にならないぐらいの超遠回りになるのだ。ここでそれぞれのルートを見てみよう。

武蔵野線がいかに遠回りしているかわかるだろう。武蔵野線は郊外を大きく回って東京都心から放射状に延びる路線を結ぶ路線で、西船橋駅から京葉線に乗り入れる事で東京駅直結を可能にしている。ただこの東京行きは東京の多摩地域(西側)だったり埼玉県だったりするとその恩恵は薄い。放射状に延びる路線に乗った方が基本的に東京駅に近いからである。
武蔵野線の乗り換え路線で東京行きがあるのは西国分寺駅の中央線だけ。そのため西国分寺駅だけ東京行きが2種類あるという事態が発生しているのだ。
次に西国分寺駅から東京駅までの所有時間を中央線と武蔵野線で見てみよう。路線の性質が違うのに比較する必要があるのかと言われたらないのだが、まあ一応。
西国分寺駅から東京駅まで
中央線(快速) 約40分
武蔵野線(京葉線直通) 約1時間40分
武蔵野線は中央線に比べて1時間も遅くなる。中央線が止まった時としての代替措置にもなれないほど時間がかかり、よほどの事がなければ中央線は1時間足らずで復旧すると思う。
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