府中本町

ふちゅうほんまち

Fuchuhommachi

所在地

東京都府中市

1日平均乗車人員

JR東日本(2021年)約11,900人

Train line

武蔵野線

下り
西国分寺・南浦和・
新松戸・西船橋方面

むさしの号

各駅停車

南武線

上り
登戸・武蔵小杉・
川崎方面

下り
分倍河原・立川方面

快速

各駅停車

どんな駅?

武蔵野線は当駅が終着駅となっているが貨物線としては約30km先にある鶴見駅まで伸びており、そちらが正式な武蔵野線の起点である。当駅と鶴見駅の間には「梶ヶ谷貨物ターミナル」という貨物駅が立地する。

 

南武線に挟まれる形で武蔵野線ホームがある構造。武蔵野線定期列車は当駅が終点となり2番線で一度乗客を降ろしてから梶ヶ谷(貨物駅)寄りにある引き上げ線で折り返し、3番線で始発列車にする。梶ヶ谷方面に向かう列車は貨物列車とホリデー快速鎌倉といった臨時列車のみ。

Stamp

設置場所 改札窓口(常設改札)

大国魂神社のくらやみ祭。当駅から徒歩約3分の大国魂神社では主に5月3日〜6日にかけ、くらやみ祭という例大祭が行われる。武蔵国の国府祭を起源とし、昔は街の明かりを消した暗闇の中で神輿渡御を行っていたためくらやみ祭と呼ばれている。山車行列や囃子なども行われる。

設置場所 改札外(常設改札)
備考 JR東日本スーパートレインスタンプラリー(2024)による限定設置

205系1200代 南武線。2024年1月12日(金)〜3月4日(月)に開催された「スーパートレインスタンプラリー」で設置。50駅中10駅のスタンプを集め、ゴール店舗で税込600円以上の買い物をするとスーパートレインアクリルスタンドなどがプレゼントされた。50駅全て集めゴール店舗に行くと50駅コンプリート証をプレゼント。

 

Gallery

武蔵野線駅名標

武蔵野線縦型駅名標

武蔵野線ホーム

2番線は降車専用。当駅止まりの列車は一度回送してから3番線に入線し、折り返しで府中本町始発の列車になる

ベンチ

府中本町駅の「フチレンジャー」

武蔵野線待合室

駅長事務室の看板

当駅最寄りの東京競馬場で競馬が開催されると臨時列車が運行されることがある。レアな行き先が出ることも

 

南武線のりかえ案内

武蔵野線のりばの看板

南武線駅名標

南武線縦型駅名標

南武線下り方面ホーム。上り方面は武蔵野線ホームを挟んだ離れた場所にある

南武線下りホーム待合室

南武線は2023年2月17日よりホームドアの使用を開始した。上りホームと下りホーム共に同時に使用開始

武蔵野線のりかえ案内

南武線分倍河原・立川方面

南武線上り方面ホームへ。多少歩く

南武線上り方面ホーム。武蔵野線ホームより低い位置にある

南武線上りホームにホームドア設置

改札内に富士山の見える窓

富士山の見える窓から見る景色

富士山が見えた

夕暮れの富士山

改札内に東京競馬場での競馬開催時のみ開く改札

臨時改札営業時。常設の改札よりも改札機の台数が多いだけでなく、簡易Suica改札機が設置されている

臨時改札は券売機も多い

立体的な案内

常設の改札

駅周辺は基本的に住宅街

大國魂神社のくらやみ祭り開催時に日程が掲示された

駅の横に東京競馬場に通じる連絡通路。競馬場前まで徒歩約5分。右のシャッターは府中本町駅の臨時改札口

連絡通路に競馬の写真

駅から階段を下る。小さな商店街

下から駅舎を見る

駅の看板

Spot・Event

東京競馬場

大國魂神社

くらやみ祭り

府中市郷土の森公園

府中市郷土の森博物館

 

Station data

JR東日本
駅構造 地上駅
ホーム

3面6線

開業日

1928年(昭和3年)
12月11日

運営形態 直営駅・管理駅
路線
武蔵野線
駅番号 JM35
キロ程

28.8km
(鶴見起点)

北府中
(1.7km)

※梶ヶ谷貨物
ターミナル
(16.1km)

南武線
駅番号 JN20
キロ程

27.9km
(川崎起点)

南多摩
(2.4km)

分倍河原
(0.9km)

年度別1日平均乗車人員
1990年 13,200
1995年 18,900
2000年 17,300
2005年 17,000
2010年 16,700
2015年 17,200
2019年 17,100
2020年 10,800
2021年 11,900

※貨物線のため旅客列車の運行はない

 

Track wiring

※2021年7月現在の配線図です。

番線 路線 行き先 有効長 備考
1 南武線 登戸・武蔵小杉・
川崎方面
-
2 武蔵野線 降車ホーム -
3 武蔵野線 西国分寺・南浦和・
新松戸・西船橋方面
- 当駅始発
4 南武線 分倍河原・立川方面 -

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Column

東京メガループ

 

 

JR東日本において環状線の代表格と言えば真っ先に山手線が思いつくはずだ。都心部で多くのターミナル駅を結び、都心から郊外へ伸びる各路線と接続する。

 

実はもう一つ、JR東日本には環状線が存在する。その名も「東京メガループ」。この東京メガループは路線名ではなく武蔵野線・京葉線・南武線・横浜線を統括する名称であり、運行形態でもない。

 

 

この4路線は東京都心を囲むように位置しており、環状線のようになっている。その性質上都心から放射状に伸びる他路線と多くの接点を持っている。

 

4路線の中で武蔵野線は東京メガループの中心的役割を担っている。東京都心を北半分を囲むように「府中本町」〜「西船橋」間の約72kmを走る。「東京」〜「蘇我」間を結ぶ京葉線との直通運転を行っているためそれも合わせると東京都心の南東もカバーできることになる。

 

 

武蔵野線の府中本町駅では「立川」〜「川崎」間を結ぶ南武線に接続する。この南武線は東京都心の南西を走る。

 

 

「八王子」〜「東神奈川」間を結ぶ横浜線はなぜか東京メガループの各路線から孤立しているが細かいことは気にしないこと。ちゃんと放射状路線との接点が多くある。

 

JR東日本は東京メガループの利便性向上のために様々な取り組みを行っている。武蔵野線で言えば大宮直通列車のむさしの号としもうさ号の新設、南武線は快速列車の新設など。京葉線との武蔵野線では車両の置き換えを勧め快適性の向上を図る。

 

様々な取り組みを行うのは良いことだが、東京メガループという言葉を駅で見たことがない。この呼び名が普通に呼ばれる時は来るのだろうか・・・・・。

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