お花茶屋
おはなぢゃや
Ohanajaya
茶屋の娘「お花」の言い伝え
東京都葛飾区
京成電鉄(2021年)約13,700人
京成本線
上り
日暮里・京成上野方面
下り
青砥・北総線・
成田空港方面
普通
江戸時代、江戸幕府八代将軍の徳川吉宗が鷹狩りを興じていた際に腹痛を起こした。近くの茶屋で休憩していた時に、名前が「お花」という茶屋の娘が徳川吉宗を看病したのだった。快方に向かい、喜んだ将軍は「茶屋」の名前と娘の「お花」の名前から「お花茶屋」と名付けた。駅名や地名にこの言い伝えが用いられている。
江戸時代この辺りは湿地帯で鷹狩り場であった。因みにお花茶屋のローマ字表記は「Ohanajaya」となっているが、「ja」の部分は入力すると「じゃ」となり「おはなじゃや」になってしまう。「ぢゃ」は「dya」が正しい。
路線
本線
京成上野起点
9.9km
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 2面2線
開業日 1931年(昭和6年)12月19日
駅名標。ローマ字部分をそのまま読むと「おはなじゃや」となる。Ohana「dya」yaだと違和感があるためか?
縦型駅名標
ホーム。普通のみ停車。一部狭い箇所があるので通過電車に注意
改札
駅前。葛飾区役所まで徒歩約15分、葛飾区郷土と天文の博物館まで徒歩約9分
駅の看板
葛飾区郷土と天文の博物館
かつしかくきょうどと
てんもんのはくぶつかん
お花茶屋駅から約650m
葛飾区の歴史や民俗などに関する展示を行う郷土博物館、プラネタリウムや天体観測室がある天文博物館が一つになっている施設。金曜日と土曜日(祝日除く)は開館時間が午後9時まで延び、プラネタリウムの臨時上映が行われている。
2階の常設展示室
河川に囲まれた葛飾区周辺では様々な物資の運搬に船を使用していた
常磐線金町駅開業120周年記念入場券
亀有駅のもある
昔の葛飾区には湿田が多く、米作りの他レンコンなどの栽培が行われていた。後に湿田に工場や公営住宅などが建設され葛飾区の景観は変わっていった
葛飾区の食文化は農村地域の特徴がよく見られる。田んぼが多く稲作を営む家が多く、忙しい農家では収穫される野菜を使って漬物を中心とした保存食を食べていた
かつしかのくらし
レトロな看板
昭和30年代の住居を再現している
葛飾区の玩具産業の歴史は大正時代にさかのぼる。葛飾区内には玩具の金型を製造する小さな工場がひしめき合っていた
飾り熊手。商売繁盛や家内安全を呼ぶ東京周辺の縁起物
フーコーの振り子。振り子の向きは次第に時計回り変わっていく。地球の自転で地面が回転しているため、地上にいる人々には振り子の向きが変わっているように見える
まっくらな宇宙 くつろぐ星と星 朝日をあてるとパッとかがやきにっこり舞った
現在も使われている代表的な4台の望遠鏡。ニュートン式反射望遠鏡、ガリレオ式屈折望遠鏡・・・
天文展示室
望遠鏡ができる前、星の位置を図るために作られた巨大な分度器「大アーミラリー」
太陽系をめぐる小さな天体が地上まで燃え尽きず落ちてきた隕石。その大半は太陽系が誕生した46億年前につくられた
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