合格
ごうかく
GOKAKU
祈願したくなる駅
合格と非常に縁起の良い駅名をしている。隣の門出駅と合わせて縁起の良い鉄道として案内されている。
もともと島田市の前身の五和村(ごかむら)の五和駅として開業した駅だったが、駅周辺の地域おこしのため結成された「チームおもしろ五和駅」が言葉遊びに着想を得て、入学試験の時期に駅舎に「合格駅」の看板を掛けるなどの取り組みを毎年行った。2020年に当駅と神尾駅の間に門出駅が開業すると、それに合わせて当駅は五和駅から合格駅に改称したという。
路線
大井川本線
金谷起点
5km
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業日 1997年(平成9年)3月22日
運営形態 無人駅
駅名標。「合格」から「門出」へ
縦型駅名標
屋根なしのホーム
ホームから駅舎へ
誓願成就 受験御利益 合格地蔵尊
駅舎の中。無人駅
合格地蔵尊。全国で唯一の駅舎地蔵尊。静岡県島田市にある受験御利益三地蔵のうちの一つ。他は日切駅最寄りの日限地蔵尊、金谷駅最寄りのすべらず地蔵尊
合格祈願の絵馬がかけられている。1月訪問時、当駅に合格祈願に来ている人が多く見られた
時刻表。2022年9月に発生した台風15号による土砂災害の影響で、「川根温泉笹間渡」〜「千頭」が不通になっている。不通の影響か、あまりにも本数が少ないので金谷駅から歩いてきた
五和音頭。旧五和村住民に親しまれていたものらしい
「合格駅」は、以前「五和駅」と言いました。駅名から「五和」の文字は消えましたが、私たちは「和」の意思を受け継ぎまわりのみなさまと仲良く地域の賑わいを創ってまいります。
駅前。近くに国道473号。特に目立つ場所は見当たらない。隣の門出駅まで徒歩約7分
開運 鉄丸石。大井川の平成の大改修、牛尾山開削工事現場で発掘されたもの。2000万年前、深海で堆積した泥岩層からもたらされた転石でバクテリア等により成長し、地殻変動により地表に現れたものと思われる。気の遠くなる歳月を経てもたらされた深海からの貴重な贈り物
科学の礎石。湯川石と朝永(ともなが)石。太平洋戦争の新兵器開発拠点「旧日本軍第二海軍技術廠(しょう)牛尾実験所」の一部。成果は新兵器までに至らなかったが、技術はマグネトロンや高周波ミシン、電子レンジなどに応用され、豊かな生活と日本再建の礎になったものと思われる
大井川鉄道でゆく金谷お地蔵様めぐり。すべらず地蔵尊まで金谷駅から徒歩約15分、日限地蔵尊まで日切駅から徒歩約5分
駅出入口。受験御利益の合格駅
トイレ
ようこそ合格駅へ
駅の看板